四季折々のお祭りを楽しもう！香川県東かがわ市でおすすめのお祭り4選

東かがわ市は、その名の通り香川県の最東端に位置するまち。一般的にお祭りといえば夏の風物詩に挙げられますが、ここ東かがわ市では1年を通してさまざまなお祭りが開催されています。お祭りで季節を感じているといっても過言ではないでしょう。

今回は、そんなお祭り好きの人たちが暮らす東かがわ市で、とくにおすすめのものをピックアップしてご紹介します。

1. 白鳥神社春季大祭

「白鳥神社春季大祭」は、毎年5月4・5日に行われる東かがわ市の春のお祭り。子どもから大人まで参加する演舞大会は、柔道に剣道、弓道など演目もさまざま。1000人余りが参加します。

このお祭りのメインイベントは、何といっても「だんじり子供歌舞伎」でしょう。戦後一度は途絶えたものの、平成4年に地元の子供たちによって復活した、東かがわ市の無形民俗文化財に指定された伝統芸能です。この日のために一生懸命練習を重ねてきた子供たちの大人顔負けの演技に、県内外から訪れた見物客も目が離せません。見事に「見栄」が決まった時には、大歓声とおひねりが！まるで本物の歌舞伎を観ているようですよ。

2. 風の港まつり

東かがわ市の夏祭りといえば、「風の港まつり」です。東かがわ東部の引田（ひけた）漁港を中心に、毎年海の日あたりに開かれるお祭りです。15時半の開会式に続けて、まずは海の恵みに感謝する「放生会（ほうじょうえ）」でお祭りがスタート。豊かな海になるようにと、みんなで稚魚を放流します。それが終われば、町はますすお祭りムード！地元の子どもたちや婦人会なども参加して、いろいろな催しが行われます。

この日ばかりは、子どもたちも夜更かしOK！近所のおじいちゃんやおばあちゃんまで、みんながお祭りの盛り上げ役です。阿波踊り、よさこい踊りで盛り上がったあとは、待ちに待った花火大会。20時から1時間にわたって、約1500発の花火が引田の夜空を飾ります。

3. 白鳥神社秋季大祭

地元で秋祭りと呼ばれる「白鳥神社秋季大祭」は、毎年心地のよい風が吹き始める11月の頭に行われます。秋祭り1番の目玉は虎獅子！一般的に獅子舞というと獅子（ライオン）がモチーフですが、東かがわ市の白鳥神社に現れるのは虎です。その歴史は350年ほど遡るといわれ、今も変わることなく大切に伝統が守られています。とても珍しい虎獅子は、ここ東かがわ市でしか観ることができないので、お祭りには全国から見物客が集まります。

そんな虎獅子、お祭りではストーリーに基づいて何とも軽やかに跳ね回り、その度に大きな歓声が上がります。他にも大獅子、湊獅子など様々な獅子舞が奉納され、フィナーレには獅子たちが見物客を前に大暴れ！子どもたちは大泣き必須のお祭りです。

4. 五名ふるさとの家「いのしし祭り」

東かがわ市西部山間の五名地区の特産物といえば、イノシシ肉と自然薯。四方を山で囲まれた、山深い五名地区ならではの山の恵みです。東かがわ市五名の観光名所「五名ふるさとの家」では、毎年12月の第1日曜日に「いのしし祭り」が開催されます。寒い冬にピッタリの、イノシシ肉を使った温かい料理がたくさん振る舞われ、大勢の人が列を作ります。

最近はテレビ取材の影響で、観光客も増加傾向に。大人気の猪汁をはじめ、それぞれの料理の数には限りがあるのでお早めに！ほかにも自然薯の紹介やバザー、野菜の直売が催され、広場では和太鼓などが披露されるイベントもありますよ。

◎まとめ

今回は、香川県東かがわ市で開催されるお祭りをご紹介しました。春夏秋冬・四季折々のお祭りが楽しめる東かがわ市には、観光客だけでなくお祭りの見物客もたくさん訪れます。

どの季節に行ってもお祭りに参加することができる東かがわ市、みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。とってもアットホームな人たちが、暖かい笑顔で受け入れてくれるはずですよ。

四季折々のお祭りを楽しもう！香川県東かがわ市でおすすめのお祭り4選