名称:刈谷万燈祭
住所:愛知県刈谷市銀座2-101
公式・関連サイトURL:http://www.katch.ne.jp/~mando/
刈谷市は、愛知県のほぼ中央の西三河地区の西端に位置する市です。江戸時代には土井氏二万三千石の城下町であったこの町は、現在はトヨタグループ主要企業の本社や工場が集まる、日本でも有数の自動車工業都市です。市の最北部にある小堤西池では、刈谷市の花として親しまれているカキツバタの群落を楽しむことができます。今回は、そんな美しい自然を残しながらも工業都市として発展している刈谷市で、今も地元の人たちに愛され続けているお祭りをご紹介します。
目次
美しい自然を残す工業都市、愛知県刈谷市のお祭りに出かけよう!
1.刈谷の夏祭り 天下の奇祭 万燈
愛知県の無形民俗文化財に指定されている「刈谷万燈祭(かりやまんどまつり)」は、刈谷市銀座にある秋葉社の祭礼で、その歴史は古く、江戸時代中期から230年以上も続いている火難防除、町内安全を祈願する祭りです。「天下の奇祭」とも呼ばれ、刈谷を代表するこの夏祭りは、7月最終土曜と日曜の2日間開催され、10万人以上の観客が来場します。
万燈とは、竹と和紙で作られた張子人形を彩色したもので、若者が一人ずつ交代で、高さ5m、幅3m、重さ60キロの万燈を担ぎ、笛や太鼓の音色に合わせて舞い踊ります。日が暮れ始めるころ、色鮮やかで巨大な万燈に火が灯され、真夏の宵闇に浮かび上がった万燈が舞い踊る様子は実に勇壮で、見る人を独特の世界に引き込みます。太鼓や笛の音も鳴り響き、一連が50人程度となり万燈の舞を一層盛り上げ、まさに「天下の奇祭」と呼ぶにふさわしいお祭りです。
2.刈谷の夏祭り 刈谷わんさか祭り
「刈谷わんさか祭り」は刈谷市総合運動公園で行われる祭りで、刈谷の代表的な夏祭りの一つです。刈谷市の市制40周年を記念して、1990年から開催されるようになりました。昼間は地元の伝統芸能やヒーローショーやモノマネ芸人のステージ、運動公園ならではの体感型アトラクションなど、様々な遊びやイベントが開催されます。またわんさか祭りで押さえておきたいのは、例年200店を超える屋台。お祭りならではの味を楽しめます。
そしてわんさか祭りのフィナーレの花火大会では、音楽に合わせて打ち上げられるスターライトシンフォニーやスターマインなど、約7000発以上の花火が夏の夜空を彩ります。一日目いっぱい楽しめるイベントで、笑顔あふれる時間をどうぞお過ごしください。
名称:刈谷わんさか祭り(花火大会)
住所:愛知県刈谷市築地町荒田1 刈谷市総合運動公園
3.野田雨乞笠おどり
【野田雨乞笠おどり】
— にゃんとこ (@nyantokonyan) August 19, 2016
2016年8月21日(日)
雨乞唄と采配に合わせて踊り手が踊りながら太鼓や太鼓の背を打ちます。大きく笠を振るのが見せ所です
野田八幡宮(愛知県刈谷市)https://t.co/AgkKzJebU5 pic.twitter.com/WOp4IWOoIq
「野田雨乞笠おどり」は、1712年から300年続く雨乞いの儀式で、歴史と伝統を誇る行事です。2人1組の踊り手が雨乞唄と采配に合わせ、太鼓を打ちながら踊ります。踊り手は太鼓を中に向かい合い、浴衣に赤いたすきを掛け、菅笠は紅白に彩られ、華やかな装いです。
雨乞笠おどりは、昭和17年を最後に途絶えましたが、昭和54年に地元から復活の機運が盛り上がり、経験者の指導の下、青年団と小学校児童の協力を得て復活しました。これを機に、昭和55年に「野田雨乞笠おどり保存会」が結成され、昭和59年には刈谷市無形民俗文化財に指定されました。古き良き時代の農民の切実な願いが込められた、素朴で趣のあるお祭りをぜひお楽しみください。
名称:野田雨乞笠おどり
住所:刈谷市野田町東屋敷62番地
公式・関連サイトURL:http://www.kariya-guide.com/
◎まとめ
愛知県刈谷市は、今や日本有数の自動車工業都市として栄えていますが、その刈谷市には、200年~300年続いている無形文化財にも指定されている万燈祭、雨乞祭が、そして地元の人や観光客で15万人もの人出になる花火大会など、魅力的な祭りがいろいろあります。刈谷市のお祭りにぜひお越しください。
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