摩訶不思議な奇祭は見応え抜群!国東市で見てみたいお祭り4選紹介

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摩訶不思議な奇祭は見応え抜群!国東市で見てみたいお祭り4選紹介

大分県国東市のお祭りには、ユニークなお祭りがあります。鬼がたいまつを持って暴れまわり、たいまつの柄で叩かれた観客は無病息災の恩恵に与かるといわれています。さらに奇妙なお面を被ったケベスと呼ばれる者が火を振り回し、火の粉を被るとこちらも無病息災が叶うといわれているお祭り。このように国東市のお祭りは、火に因んだお祭りが多いように見受けられますね。そんな国東市のお祭りを詳しくご紹介しましょう。

目次

摩訶不思議な奇祭は見応え抜群!国東市で見てみたいお祭り4選紹介

1.ケベス祭り

国東市で毎年10月に行われる、奇祭ともいえるケベス祭り。お祭りの起源や由来は不明ですが、地元の人々に代々伝えられてる火祭りです。

ケベスに選ばれた男性は奇妙なお面をつけられます。ケベスは棒を振り回しながら暴れ、枯草の山に火が付くと火に向かって猛突。ここでトウバと呼ばれる氏子が火を守ろうとしますが、突破されてしまいます。ケベスに突破されてしまうとトウバも一緒になって火をかき混ぜ始め、観客に向かって火を投げたり、追い回したりします。さらに、この火を被ると無病息災になるといわれているんですよ。こちら国東市のケベス祭りに参加する場合、化繊の服は危ないので避けてくださいね。

2.修正鬼会

国東市のお祭り修正鬼会(しゅじょうおにえ)は、毎年2月に行われる鬼のお祭りです。このお祭りは1000年以上前から続く、春を迎える伝統的な行事。国東市の修正鬼会は本来、仏教儀式です。しかし農耕儀式や庶民信仰も含んでおり、国の重要無形民族文化財にも指定されるお祭りとなりました。

国東市の修正鬼会は毎年岩戸寺と成仏寺で交互に開催されます。まずは本堂で一通りの儀式を終えると、災払鬼(さいばらおに)と鎮鬼(しずめおに)の2匹の鬼が現れます。鬼が持つたいまつの柄で肩や背中を叩かれると、無病息災が叶うといわれています。そして無病息災を願う参拝客の加持を終えると、鬼たちは朝まで町を回りもてなしを受けます。国東市の歴史があるこのお祭り、平成30年には成仏寺で開催されることが決まりました。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか

3.むさし夏の夜まつり

むさし夏の夜祭りは8月の中旬頃に行われる、国東市最大のお祭りなんですよ。毎年沢山の人が訪れ、特にチームで競う懸賞踊りは盛り上がります。

懸賞踊りでは衣装やメイク、踊りなど工夫を凝らし、審査員にアピールします。懸賞踊りの後には来場者も一緒になっての盆踊りです。そしてクライマックスには花火が打ち上げられ、国東市の夏の一大風物詩として盛り上がります。出店もたくさんあり、素朴なお祭りらしいお祭りですね。

4.諸田山神社御田植祭

諸田山神社御田植祭は、毎年春分の日に行われる県指定無形民俗文化財です。神社の境内を水田に見立て、田植え神事を行うお祭り。早乙女に扮した男の子たちや奇抜なメイクの役者たちの演技は、観客たちの笑いを誘います。

元は五穀豊穣や子孫繁栄を願って行われるお祭りです。太鼓や笛のお囃子に合わせ滑稽に踊り、最後には妊婦役がご飯を持ってきます。そして神前で急に産気づき、妊婦の着物から布が出るのを出産とみなし、白い布なら男の子、赤い布なら女の子がその年には多く生まれると言い伝えられています。

◎まとめ

大分県国東市は火に関するお祭りや奇祭が多いですよね。由来が分かっていないと、なんだか好奇心を掻き立てるような気がします。ぜひ奇祭の謎を探しに、国東市のお祭りに参加してみませんか?

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