富山県富山市のお祭り5選!歴史と伝統を感じるお祭りを紹介

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富山県富山市のお祭り5選!歴史と伝統を感じるお祭りを紹介

富山県富山市は、古くから北陸地方の中心地として、政治経済の中心的な役割をは対しています。さらに、富山城や神通峡などの観光スポットも目白押し。そして、鱒寿司をはじめとした海の幸もたくさんあります。そんな、富山市伝統のあるお祭りからも目が離せません。そこで、今回は富山市のお祭りをご紹介します!

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富山県富山市のお祭り5選!歴史と伝統を感じるお祭りを紹介

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1.越中おわら風の盆

300年以上の歴史を持つ「越中おわら風の盆」。11町内が毎晩1町内ずつ町流しや和踊りを開催しているので、観光客でも踊りの輪に入って楽しめます。

本祭りは毎年9月1日から3日までの3日間行われ、三味線、胡弓、太鼓の音に合わせた哀調を帯びた歌や踊りが坂の街をお揃いの法被や浴衣で流し歩くようすを見学することができますよ。昔の面影を残す町並みには数千のぼんぼりが立ち並びとても幻想的な雰囲気になります。

編み笠を深めに被った人たちの歌や踊りはどことなく優雅さを纏っています。八尾小学校のグランドには演舞場が作られ、保存会各支部による演舞会を開催しています。

富山市の夏を華やかにする越中おわら風の盆。ぜひ夏の富山観光で、見物してみてください。

2.山王祭

毎年5月31日から6月2日にかけて富山市山王町にある日枝神社で行われる「山王祭」。この地域では、「さんのさん」、「さんのはん」の祭りと呼ばれて親しまれています。3日間で約40万人から50万人もの人手で賑わう富山県内最大のお祭りで、1690年に、富山藩二代目藩主の前田正甫が、神輿2基を寄進したことにより城下の氏子町を巡行する慣わしとなり祭礼が始まったとされています。

日枝神社の境内を中心に600から700店もの露店が並ぶのが特徴で、周辺道路や繁華街にまで続き、連日夜遅くまで大賑わい。祭礼が行われる6月1日の朝に、酒饅頭を食べて家内安全や商売繁盛、五穀豊穣を願う習慣があります。そのため、老舗の和菓子店には早朝から饅頭を求める大勢の人が行列を作ります。

3.富山まつり

富山県最大の夏祭り「富山まつり」は城址公園や城址大通りをメイン会場とし、1,000人を超える「越中おわら踊り」の踊り手が大通りを埋め尽くします。

また、躍動感いっぱいの踊りを披露する「よさこいとやま」やロックを愛するオヤジバンドの野外ライブコンテスト「オジサマーロックフェスTOYAMA」など暑い富山の夏をより熱くするイベントが盛りだくさん。

越中おわら節全国大会も見逃せないイベント。9月の越中おわら風の盆祭りに行けない方は、ここで先取りしちゃいましょう。開催は毎年8月の第一土曜日と日曜日、前夜祭の金曜日から盛り上がりますよ。

4.岩瀬曳山車祭

「岩瀬曳山車祭」は、岩瀬諏訪神社の春季例大祭として毎年5月17日、18日に開催されます。13基の曳山車(ひきやま)が勇壮に町を練り歩き、山車本体の上部分「たてもん」とよばれる飾りのコンクールも行われます。商売繁盛や時事ネタなど、各山車が毎年趣向を凝らしているのも見どころ。

昼間は練り歩いていただけの山車も、夜には山車同士が激しくぶつかり合ってお互いの力を比べる曳き合いが行われ、祭りは最高潮の盛り上がりを見せます。この曳き合いの激しさから、けんか山車の名で親しまれ、歴史と伝統のあるお祭りです。

5.売比河鵜飼祭

奈良朝の天平時代に大伴家持が国内巡察をしたとき、売比河(現在の神通川)で鵜飼を行っていたことを裏付ける万葉集の古歌にちなんで、古式にのっとりそのようすを復活させたものです。

鵜飼の本場、犬山市から招いた鵜匠による、古代のかちわたり漁と呼ばれる鵜飼漁と、現代の川舟漁を実際に見ることができます。船からかがり火を吊り下げて川面を照らしながら行う漁はちょっと幻想的な雰囲気です。

また、地元の子供たちによる浦安の舞や花火が祭りに彩を添えてくれて、人々の人気を集めています。

◎まとめ

以上、富山県富山市のお祭りをご紹介しました。北陸地方を代表する都市、富山市。やはり、歴史のあるお祭りがたくさんありましたね。また、独特の行事があるので、観光でお祭りを見る価値もありますよ。富山ならではの風情を感じるために、富山市に訪れてみてはどうでしょうか?

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