「鯉のいる街、蔵の街」栃木県栃木市のおまつり特集!

画像出典:katorisi (CC BY-SA 3.0)

「鯉のいる街、蔵の街」栃木県栃木市のおまつり特集!

栃木市は、栃木県の南部にある人口16万人の市で、栃木県内人口は第3位の街でもあります。市街地には蔵造りの家屋が並ぶ街並みが保存されていることから小江戸、小京都、関東の蔵屋敷などと呼ばれ、観光地としての人気も高いです。また、市南部には見世蔵や土蔵が軒を連ね、今なお商人町の姿を残しています。歴史のある栃木市はお祭りも盛んな町。そんな栃木市からお祭り事情をご紹介していきたいと思います。

目次

「鯉のいる街、蔵の街」栃木県栃木市のおまつり特集!

1.春、桜満開のとちぎ花祭り!

桜の名所として有名な太平山や錦着山、セツブン草やカタクリ等で脚光を浴びている星野が会場です。例年4月上旬に見頃を迎える太平山は、たくさんの花見客で賑わいます。太平山ふもとの大山寺では、樹齢350年のしだれ桜を鑑賞することができ、夜には美しくライトアップされたしだれ桜に魅了されます。

四季の森星野のセツブン草は例年2月中旬に、星野自然村のカタクリは例年3月下旬に見頃を迎えます。このほかにも星野は、ロウバイ、福寿草など咲きみだれます。四季の中で最も見どころは、満開の桜並木です。

2.夏、蔵の街サマーフェスタの名物は「百八灯流し」

「蔵の街サマーフェスタ」は、毎年8月上旬に行われます。栃木市中心部の"蔵の街エリア”が会場、イベント盛だくさんの楽しい夏祭りです。スーパーカーのパレードから始まり、よさこい踊りやフラダンスなどの踊り、「蔵踊り」など。オリジナル曲”蔵の街音頭”も流れます。その他、はしご車体験や各種アトラクションなど、子供も大人も楽しめるお祭りですね。

巴波川では、舟の上での和太鼓披露や、かがり火が焚かれる中での舟行など、いつもと違う蔵の街遊覧船を楽しむことができます。また百八灯流しでは、港町自治会の皆様による伝統行事を一目見ようと市内外からたくさんの見物客が来場しに来ます。

3.秋、盛大な山車巡業に圧倒される!秋まつり

明治7年(1874)、県庁構内でおこなわれた神武祭典のときに栃木に山車が誕生しました。倭町三丁目が東京日本橋の町内が所有する山王祭出御の静御前の山車を購入したりと、祭りを盛り上げる動きができてきました。

明治26年(1893)の栃木県最初の商業会議所開設認可に係る祝典では、三丁目が志の人形を東万町一、二、三国京日本橋本石町に住む人形師・三代目原舟月に、倭町二丁目は神武天皇の人形を乗せた山車を新調して参加しました。新旧6台が競演することとなり町をあげての歓喜に沸きました。明治39年(1906)の神明宮・招魂社祭典では、室町が桃太郎の山車で参加することにより、現在のスタイルへ。

こうして昭和12年(1937)の市制施行祝賀を境にしてからは、おおよそ5年毎に開かれることとなり、現在では隔年開催となっています。

◎まとめ

古くから伝わる”蔵の街”栃木市のお祭りはいかがでしたか。栃木の山車は、江戸型山車と呼ばれており、山車を覆う幕は、金糸銀糸で刺繍された花や鳥、龍や鳳凰など山車ごとに特徴のある刺繍が施されてます。見どころ満載の山車巡業は、見物客でおおいに祭りを賑やかにさせます。栃木市の盛大なお祭りに是非足を運んでみませんか。

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