南総里見八犬伝の里・館山で注目のお祭り4選をご紹介!

画像出典:つくし/PIXTA(ピクスタ)

南総里見八犬伝の里・館山で注目のお祭り4選をご紹介!

房総半島南部に位置する館山市。館山市の房総フラワーラインは「日本の道100選」にも選ばれており、春には菜の花、夏にはマリーゴールドと季節の花でいっぱいになります。北条海岸や城山公園、洲埼灯台など観光スポットも多く年間を通してたくさんの人が訪れているんですよ。
ここでは、そんな館山のおすすめのお祭りを4つご紹介いたします。
館山ならでは海沿いで行われるお祭りにも注目です!

目次

南総里見八犬伝の里・館山で注目のお祭り4選をご紹介!

1.南総里見まつり

有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴(きょくていばきん)が書いた長編小説『南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)』は、千葉県館山市が舞台。この地を治めた里見氏やその娘・伏姫(ふせひめ)と、8つの霊玉をもつ八犬士の活躍の物語です。この壮大な『里見八犬伝』をテーマにした「南総里見まつり」は、毎年10月中旬に盛大に行われ館山の秋の風物詩となっています。

戦国武者行列にはお船や山車、屋台、神輿など総勢27台が参加。さらに、全国から募集した伏姫や八犬士、手づくり甲冑隊、鉄砲隊、槍隊など総勢約200名が街を練り歩きます。北条海岸の特設会場では、戦国合戦絵巻が行われ、八犬士の演武や戦いのシーン、火縄銃の演武などを楽しむこともできますよ。

お祭りグルメも忘れちゃいけません。房総名物の焼きハマグリや海鮮ピザ、たこせんべいのほか、富士宮焼きそばや揚げもんじゃといったB級グルメも揃ってます。フィナーレの花火も必見!
「南総里見まつり」は館山市で最も盛り上がるお祭りです。ぜひこの機会に参加してみてくださいね。

2.館山湾花火大会

毎年8月上旬に行われる「館山湾花火大会」は、とにかく見どころ満載!100発の花火を連続で打ち上げる特大スターマインや、関東最大規模を誇る8号玉の花火、まるで海の中から打ちあがったように見える水中花火にメッセージ花火と、迫力と美しさを兼ね備えた花火たちが夏の夜空を彩ります。

ステージでは、花火をバッグに全国学生フラメンコ連盟による情熱的なフラメンコが披露され、こちらも大盛り上がり!花火とダンスの競演を楽しみにぜひ足を運んでみてください。ただし、会場には有料席が用意されていないので、ベストポジションで花火を鑑賞したい方は場所取り必須です。少し離れた場所からでもOK!という方には、船形漁港や城山公園展望公園から見るのがおすすめですよ。

3.船形祭礼

「船形祭礼」は館山市内最大の港町・船形(ふなかた)にある諏訪神社の例大祭で、毎年7月下旬に行われます。周辺の6地区から出る屋台は、港町らしくとても大きいのが特徴。上には神武天皇や仁徳天皇などの屋台人形が乗っています。ちなみに、屋台とは山車の一種で屋根が付いた台座を指すのだとか。

お祭り1日目は各町内を引き回し、2日目は合同引き回しが行われます。特に2日目は会場が歩行者天国になりお囃子や太鼓の競演も!館山市内外からたくさんの人が集まって来るので、この二日間は周辺道路に交通規制がかかります。お越しの際は公共交通機関が便利ですよ。

4.那古観音祭礼

神社を中心としたお祭りはたくさんありますが、この「那古観音祭礼」はお寺で行われる珍しいお祭りです。那古(なご)観音は那古山の中腹に立つ坂東三十三番観音霊場の結願所で、717年に創建されました。
実は、源頼朝をはじめ足利尊氏や里見義実、徳川氏らの武家の信仰を集めた由緒あるお寺なんですよ。

本尊の「木造千手観音立像」は館山市の有形文化財、鎌倉末期作の「銅造千手観音立像」は国の重要文化財に指定されているなど、たくさんの宝物が眠っているこの「那古寺」。毎年7月に行われる祭礼では、山車5台と屋台1台が街中を練り歩きます。ちなみに、この5台の山車の内1台も館山市の有形文化財です。
これは見逃せませんね!

◎まとめ

館山は温暖な気候のため、草花に彩られた観光スポットが多く一年を通じてたくさんの観光客が訪れます。東京からのアクセスも良いのもうれしいポイント。ビーチや公園などファミリーで楽しめる観光スポットも目白押しです。
この記事では古くから地元に伝わるお祭りを紹介しましたが、各観光スポットでは様々なイベントも開催されています。ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね!

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