お茶の町として知られる埼玉県狭山市で自然+伝統が堪能できる祭り4選

お茶の町として知られる埼玉県狭山市で自然+伝統が堪能できる祭り4選

お茶の香りが漂う埼玉県狭山市は、狭山茶の生産の街として知られます。市内には、一級河川である入間川がながれ、市の郊外には茶畑が並ぶ自然豊かな場所です。そんな狭山市内から、伝統的な行事とともに狭山のお茶と和文化を堪能できるお祭りを、4つ紹介します。

目次

お茶の町として知られる埼玉県狭山市で自然+伝統が堪能できる祭り4選

1.あじさい祭り・国際交流の集い

新狭山中原公園で六月に開催されるのが「あじさい祭り・国際交流の集い」です。この祭りは、狭山市地域の学び推奨事業の対象となっていて、子供たちが特に楽しく過ごすことができるお祭りと、なっています。

お祭りの期間中には、紫陽花スタンプが、本部のテントにポイントカードと一緒に置いてあります。ダンス、音楽パフォーマンスなどが開催される楽しいイベントで。国際協力会、地域の自治会のちからもかりて、毎年開催されています。

公園ではミニSLを運行させるので、あじさいの鑑賞そっちのけで、子供たちには、ミニSLが人気です。親子ででかけて、楽しめるイベントとなっていますので、ご家族で揃って訪れてみてはいかがでしょう。

2.狭山新茶と花いっぱいまつり

狭山市といえばお茶の名所として知られます。その名前にふさわしい、新茶の時期に開催される「狭山新茶と花いっぱいまつり」。地域の人には春の風物詩として長く愛されているお祭りの一つです。

市役所が会場となって開催されるこのお祭り。なんといっても、毎回お茶摘み体験のコーナーが、お祭りでは大人気です。小さな子供連れのファミリーも楽しくお茶摘みに励みます。このお祭りでは、うれしいことに、地域の農産物の販売や、お花の無料プレゼントなどもあります。

また、期間中にお茶を購入した人の中から抽選でちょっとしたプレゼントも当たります。その他、会場内では琴の演奏、煎茶お茶席、手もみ茶の実演などがあり、日本茶道の風流さも体験できます。

3.入間川七夕まつり

夏恒例の狭山市のお祭りとしてしられているのが「入間川七夕まつり」です。こちらのお祭りは、江戸時代から続く歴史の長い祭りです。毎年八月第一土曜日と日曜日の両日に開催されているお祭りで、関東三大祭りの一つといわれています。

狭山市には、駅前から七夕通りと呼ばれる約2キロほど続く通りがあり、そこを会場としてこのお祭りは開催されます。この通りに七夕の飾りが飾られ、およそ130本をこえる竹飾りでとおりは埋め尽くされます。

お祭りの開催時期は、夜には花火があがるほかに、子供たちによる鼓笛隊のパレード、阿波踊りコンテストなども行われます。子供たちには人気の七夕通り沿いの天満天神のお化け屋敷もこのおまつりに欠かせない風物詩の一つです。

4.さやま大茶会

お茶の産地狭山らしいお祭りの一つがこちら、さやま大茶会です。このお祭りは、毎年11月に開催されるお祭りで、県営狭山稲荷公園で開催されます。お祭り見所は、狭山でとれたお茶抹茶「明松みょうしょう」と玉露「伊利麻路いりまじ」を名水と呼ばれている新潟県の竜ケ窪りゅうがくぼの水使ってお点前でのおもてなしです。

夏とは違う日差しのなか、公園の外気を吸いながら楽しむ野点。風流なひと時をすごすことができるお祭りです。お祭りではお茶のほかに、俳句、生け花などの展示もされていて、和文化をたっぷりと楽しむことができるようになっています。

◎まとめ

お茶で有名な狭山らしく、普段なかなか体験することができないお茶摘み体験が市役所前で気軽にできるお祭りがあったりと、お茶の街らしい狭山。自然が豊かな市で、市内には観光農園のほかに公園も多くあります。ぜひ狭山に来られた際は、お祭りや、イベントの時期以外でも、市民の憩いの場となっている公園に、立ち寄って自然を楽しまれてはいかがでしょう。

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