豊川市でお稲荷さんを食べながら楽しみたい！オススメのお祭り4選

愛知県南東部に位置する豊川市は北に本宮山、南には三河湾に面した温暖な地域です。自然豊かな町では春には桜、秋には紅葉など四季折々の変化を身近に感じることができるスポットが沢山。また古来より交通の要所として栄えていた町で、町中には神社、寺社を含む名所や旧跡などが多く残っています。そんな豊川市では昔からの歴史あるお祭りや、市民参加型の楽しいお祭りなどが年間を通し沢山あるんです。今回はそんな豊川市で訪れたいオススメのお祭りをご紹介いたします。

1. 風まつり

春の訪れを告げるべく毎年桜の時期に行われる愛知県豊川市のお祭りが「風まつり」です。いにしえの時代からいくつもの風にまつわる逸話を残す菟足（うたり）神社で風の神様を祀るお祭りで、毎年4月の2週目の土日に行われます。一般的な神事と花火などの余興で構成され、訪れた人は厳かな神事と迫力ある花火の両方を楽しむことができるんです。

古来より歌い継がれる山車曳き唄とともに大きな山車が町を曳かれる様子や、神社の境内では巫女により神楽舞や伝統の笹踊りが印象的です。しかし一番の見所はやっぱり花火！毎年異なる絵が浮かび上がる仕掛け花火に、愛知県名物の手に花火の筒を持って行う手筒花火は迫力満点です。夜の闇に浮かび上がる美しい桜と花火の火の粉が舞う姿は幻想的で、心に印象深く残るのではないでしょうか。

2. 国府（コウ）夏まつり

400年もの歴史を持つ豊川市名物のお祭りで、東三河地方の3大夏祭りのひとつ「国府（コウ）夏まつり」。愛知県豊川市国府町の国府大社神社で7月の最終金曜日から日曜日まで3日間に渡って行われる盛大なお祭りです。

そんなお祭りのハイライトは「歌舞伎行列」です。山車を伴い弁慶や石川五右衛門、忠臣蔵などに扮した町の青年たちが豪華絢爛な衣装で練り歩く姿はまさに圧巻！中でも人々の目を釘づけにするのが、花魁に扮した女性が高下駄で悠々と歩く花魁道中です。猛暑の中でも着物を何枚も着こなしながら涼しい顔で歩く姿には感服せずにはいられませんね。最終日には美しい花火も上がり、夏のいい思い出になるお祭りですよ。

3. 豊川おいでん祭

愛知県豊川市で大人から子供までみんなで楽しめるお祭りといえば、5月に開催される「豊川市おいでん祭」。市民参加型のお祭りで開催の中心地である豊川市民公園には毎年多くの人々が訪れます。

メイン会場である豊川市民球場では「おどら舞コンテスト＆ダンスフェスティバル」が行われ、出演者の一糸乱れぬダンスは必見ですよ。この他にも大規模なフリーマーケットやキャラクターショーに物販品販売まで、内容満載のお祭りで一日中楽しめること間違いなしです。屋台なども沢山あるので、豊川市名物おいなりさんも食べれますよ。市民みんなで協力して作り上げる、とても活気のあるお祭りにぜひ行ってみませんか？

4. 豊川稲荷秋季大祭（鎮座祭）

愛知県豊川市には全国的にも有名な豊川稲荷神社があります。そこで豊年を祈願して行われる壮大なお祭りが「豊川稲荷秋季大祭」です。

毎年11月22日と23日の2日間に渡って行われるお祭り、最大の見所は「渡御行列」。白い狐のお面を付けた若衆、稚児行列に雅楽の一団、神輿などが本殿から鎮守堂までを歩く姿は必見です。また夜になると印象的な高さ10メートル、幅5メートルもの日本でも屈指の大提灯、小さな提灯が集まっている花車などが、夕闇に浮かび上がり幻想的な雰囲気を醸し出します。同じ日には商店街でもストリートパフォーマンスが行われ、秋の休日を思い切り楽しめるお祭りですよ。

◎まとめ

豊川市のオススメのお祭りをご紹介しました。神社仏閣が多い豊川市では季節を問わず年間を通して多くのお祭りが開催されています。何百年も受け継がれてきた歴史あるお祭りから、市民みんなで協力して作る楽しいお祭りまで沢山。この他にも春には桜を楽しむお祭りなど季節を感じるお祭りなどが豊川市にはいっぱいです。豊川市で多彩なお祭りを楽しんでくださいね。

豊川市でお稲荷さんを食べながら楽しみたい！オススメのお祭り4選