千葉県木更津市のお祭りといえばこれ！港まつりで盛り上がろう！

木更津市（きさらづし）は千葉県の中西部、房総半島の中部にある都市。東京湾に面しており、市の中心には木更津港があります。1997年に開通した東京湾アクアラインにより、神奈川県川崎市から車で約30分とアクセスしやすく観光客も増加。海ほたるや木更津海岸、八劍八幡神社など観光スポットも充実しています。

そんな木更津市は、港を中心に発展しており、木更津港では様々な海の祭りが行われます。ここでは木更津市ならではの有名なお祭りをご紹介します。街の人と一緒に盛り上がってくださいね。

1.木更津港まつり　花火大会

「木更津港まつり」は、1948年に始まった歴史のあるお祭りです。毎年8月14、15日に開催され、木更津市最大のお祭りとして多くの人が訪れます。ハイライトは、港まつりの初日に行われる「やっさいもっさい」踊り。「やっさいもっさい」とは、木更津甚句の中にある囃子（はやし）言葉で、「おさ、おさ、おっさ」と声を掛け合いながら踊ります。

これは「おお、そうだよ」という意味の方言で、「みんなお互いに理解しあおうよ」という意味。多くの人が踊りに加わり、盛り上がりを見せるとても楽しいお祭りです。夜には木更津港内港で花火大会が行われ、約10,000発の花火が打ち上げられます。港から打ち上げられるので、水面に映る美しい花火が楽しめますよ。

2.みなと木更津うみ祭り

木更津内港公園（出島）を会場に、毎年9月に開かれている「みなと木更津うみ祭り」。プレジャーボートやキッズボート、ヨットやカッターボートなどの普段乗ることのできない海の乗り物に体験乗船することができますよ。またハゼ釣り大会をはじめ、クルージング体験や稚魚放流なども行われ、海で一日楽しく遊ぶことができます。

他にも屋形船の体験乗船会やステージイベント、木更津産の農水産物や雑貨の販売会なども行われますよ。イベントは予約が必要なものもあるのでチェックしてくださいね。出島は木更津駅西口から徒歩で15分ほど。お祭り当日は駅から会場まで、無料シャトルバスが運行されますよ。

3.木更津恋物語・冬花火

木更津では夏だけではなく、冬も花火が打ち上げられます。「恋人の聖地」として知られる中の島大橋では、12月中旬頃から2月上旬頃まで、年末年始を除く毎週土曜日の夜に花火が打ちあがります。

中の島大橋は高さ27m、長さ236mと日本一の高さを誇る歩道橋で、有名ドラマのロケ地にもなり恋が叶う伝説の橋とも言われています。流れるような美しい曲線のフォルムと鮮やかな朱色の橋はとても印象的で、撮影スポットとしても人気。橋の袂には可愛いタヌキのカップル像があり、さらにその脇には南京錠を付けると永遠の愛が約束されるといわれるラブフェンスもありますよ。冬の花火はぜひカップルで行ってみてくださいね。

4.八剱八幡神社例大祭

木更津駅西口・富士見に鎮座する八剱八幡神社の例大祭は、毎年7月第2土日曜日に行われます。この神社は地元では「八幡さま」と呼ばれ親しまれており、例大祭は夏の風物詩として知られています。

このお祭りの最大の見どころは、重さ約1.5トンという重量級の神輿の渡御。1850年に造られたもので、関東3大神輿のひとつに数えられています。1989年には大改修されて豪華な姿となりました。自分の肩よりも高く棒を上げる木更津担ぎは、各町の屈強な若者たちならではです。威勢のいいお祭りをお楽しみください。

◎まとめ

房総半島にある木更津市は、都心からもアクセスがよく、海水浴や潮干狩りでも人気。初夏から夏にかけて多くの観光客が訪れます。そんな木更津市では、多くのお祭りが行われていて、地元の人と一緒に楽しむことができますよ。海水浴で訪れた時には、ぜひお祭りや花火大会にも参加して、夏を楽しんでくださいね！

千葉県木更津市のお祭りといえばこれ！港まつりで盛り上がろう！