へそ祭りから歴史的な祭りまで!群馬県・渋川市でおすすめのお祭り4選!

画像出典:corosukechan3

へそ祭りから歴史的な祭りまで!群馬県・渋川市でおすすめのお祭り4選!

伊香保温泉等に代表される、いで湯のまち渋川市は、群馬県の中央に位置する年です。宿場町として栄えた過去があり、現在も交通のハブとして重要視されている地域です。

山の緑と、利根川、吾妻川など自然も豊かな渋川には古くから伝わる文化や現代にも残っています。それらの中から3祭りご紹介します。

目次

へそ祭りから歴史的な祭りまで!群馬県・渋川市でおすすめのお祭り4選!

1.渋川へそ祭り

へそ踊りと聞いて、すぐに思い出すのは北海道富良野のお祭りですが、そこに負けず劣らずの人気があるのが群馬県渋川市の祭り「渋川へそ祭り」です。日本の真ん中ということでこのへそ踊りが祭りとして開かれているようです。

このへそ祭りは、富良野のへそ踊りとおなじく、おなかに目や鼻、口をかいて顔にしていきます。同じくらいの体格でも、おなかのサイズが違うと顔も違ったりします。お腹を膨らませたり凹ませたりして、お腹に書かれた顔の表情を変化させながら踊ります。かなり面白い顔に出会えます。

このへそ祭りは、1983年に寄居町へそ祭りとしてスタートしました。その後、宿場町であったこのエリアでは、いったん廃れかけます。紆余曲折があり、北海道富良野の北海へそ踊りを視察へ行ったこともあるそうです。

現在は年中行事として定着した渋川のへそ祭り。今では、7月に開催される渋川市の夏の風物詩です。このお祭りでは浴衣を貸してもらえますから、見ているだけでなく、ぜひ積極的に参加してみましょう。

へそ踊りのほかにも、ストリートダンスに、ヒップホップ。和太鼓演奏など盛り沢山です。特産品などが販売されるブースもあるので、ご家族で楽しめるお祭りです。

2.渋川山車まつり

群馬県渋川市の夏祭りとしてしられるのが渋川山車祭りです。お盆の時期にあるこのお祭りは、「北関東一のあばれ山車」と異名をとるほど活気あふれる祭り。歴史は1613年にさかのぼるほど古いもので、当時は、六斎市と呼ばれていました。

各町内が持っている山車は、豪華絢爛なもの。お祭りは金曜日の夜から3日間、週末なので、多くの人が参加しやすくなっています。

とても魅力的な山車が全部で19基あり、2本の引き網をつかい上手に山車を回します。また、神輿を担ぐときに使われる笛やお囃子などは、江戸系のものといわれて、近隣の都市でも利用されています。そのため近隣の市町村からこちらのお祭りを見に来ても、なじみある音楽を耳にするかもしれません。

このお祭りでは、写真のコンテストも開催されているので、写真を撮るのが好きな人は、ぜひ、チャレンジされてみてはいかがでしょう。

3.宮田不動尊大祭

群馬県渋川市にある宮田不動尊は、毎年1月28日に御開帳があります。その時期にあわせて、大祭が開催されます。こちらに鎮座している不動尊は、国指定の重要文化財です。

宮田不動尊は、神社の本殿とかに祀られているのではなく、絶壁の洞窟に不動明王が安置されています。石造りの不動明王像で、高さ166センチメートル。1251年に仏師によって彫られたものといわれています。暗がりの洞窟に鎮座する不動明王は、蝋燭の灯によってその全体をを観ることができます。灯火に浮かびあがる不動明王には、威厳と神々しさを感じるでしょう。

ちょうど不動尊の周辺には、利根川、温泉もありますので、御開帳日にあわせて宿泊し、渋川市を観光されてみてはいかがでしょう。

4.猿田彦神社の大和神楽

渋川市にある猿田彦神社は、養蚕の神様として知られる猿田彦を祭神としている神社です。いつ頃に、こちらの神社ができたのかは定かではありません。

こちらの神社では、毎年元旦から数えて2回目の庚申の日にか神楽が奉納されてきました。神楽は、有名な天の岩戸のシーンなど神代舞あわせて36座ほど演じられます。

神楽の舞台から餅やみかんなどが振る舞われます。これらの食べ物を食べると、その年は風邪を引かないなどのご利益があるとされています。こちらの神楽の舞は伊勢神宮の流れを汲んでいると言われます。

◎まとめ

渋川に伝わる伝統芸能や文化の中には、一年に一度しかみることができない貴重なものも多く残っています。お祭りはそれらに見たり、体感できる機会です。ぜひ、時間を作って渋川へ観光に訪れてください。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

渋川でおすすめの記事

渋川のアクセスランキング