ニラそばに少し早い花火大会まで！栃木県鹿沼市のお祭り情報

栃木県中部にある鹿沼市はサツキや鹿沼ニラそばが有名です。2006年の市町村合併で県6位の人口となる大きな街となりました。宇都宮に近いことから交通の便も良く、空港バスの停留所もあるのでアクセスしやすいです。今回は鹿沼市のお祭り事情についてピックアップしました。文化遺産や文化財に指定された伝統あるお祭りにも注目です。

1. そば天国鹿沼そば味比べ！

鹿沼市は関東有数の蕎麦の名産地。そしてニラの名産地でもあります。この二つが合体した「鹿沼ニラそば」は鹿沼市の名物です。毎年11月に鹿沼市花木センターでは、鹿沼そばを味わえるイベントを実施しています。自慢の鹿沼そば・鹿沼ニラそばを提供するお店が軒を重ね、終日大賑わいです。

提供するお店入力それぞれ特徴があるのでぜひ味比べしてみましょう。栃木県名産のいちごを使った蕎麦汁もあるとか。抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンや蕎麦打ち体験、鹿沼市物産展なども行っています。お得な前売り券の販売もあるので要チェックです。売り切れ次第終了になるため、早めに訪れることをおすすめします。

2.鹿沼さつき祭り

鹿沼市は国内有数のサツキの名産地です。毎年5月後半から6月前半にかけてさつき祭りが開催されています。全国各地で育てられた約300点ものサツキを展示する会や約1万本のサツキ即売会、観光物産展などを行っています。全国のサツキ愛好家をはじめ市民も大盛況です。

開催初日には花火大会が行われています。時期的にも珍しいので、毎年10万人以上の人々が足を運ぶ人気の花火大会です。約1万2000発の花火が打ち上がり、スターマインやナイアガラも見れます。そしてお祭りの醍醐味でもある露店もズラリ。全国最大級のサツキのお祭りにぜひ訪れてみてください。

3. 鹿沼秋まつり

江戸時代の絆を受け継いだ、見事な彫刻の屋台を引き回わす今宮神社の例大祭です。国の重要無形民俗文化財に指定されました。初日には午後から彫刻屋台が今宮神社の境内への「繰り込み」を行い、夕方になると提灯に灯をともし自分の町内へと戻る「繰り出し」を行われています。

二日目は彫刻屋台が市街地を練り歩く「屋台揃い曳き」が行われます。交差点などで3～7台の屋台が向かい合って行う「ぶっつけ」と呼ばれているお囃子の競演は見ごたえ抜群です。両日とも行われ熱気も最高潮に盛り上がります。毎年10月前半の土日に開催しているので、ぜひ迫力ある競演を確かめてみましょう。

◎まとめ

鹿沼市は年間を通じて様々なお祭りが開催されていますが、文化遺産に登録された伝統あるお祭りや、名産品を取り入れたお祭りは他県からもたくさんの観光客が訪れています。中でも「鹿沼秋まつり」は毎年25万人を超える人々で大盛り上がりです。紅葉が始まる頃ドライブも兼ねてぜひ足を運んでみてください。

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