川面に映る炎の乱舞は圧巻!京都府舞鶴市の荘厳なお祭りをご紹介!

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川面に映る炎の乱舞は圧巻!京都府舞鶴市の荘厳なお祭りをご紹介!

京都府の舞鶴市は、深い歴史と豊かな自然により培われた海の町。京都府の北部にあり、赤レンガ倉庫群や軍港都市の名残ある舞鶴湾が有名です。また若狭湾にも面した舞鶴市には、海にちなんだお祭りもたくさんあり魅力的!炎と水が煌めく勇壮なお祭りや、関ヶ原にちなんだ歴史あるイベント、もちろん夏には定番のお祭りもあります。

京都は見所満載なため、舞鶴のみというのはあまりないかもしれませんが、一都市として古代から近代に至るまで歴史には欠かせない要所です。そんな舞鶴市の魅力的なお祭りをご紹介しますね。

目次

川面に映る炎の乱舞は圧巻!京都府舞鶴市の荘厳なお祭りをご紹介!

1.吉原の万灯籠

京都府登録無形民俗文化財に指定されている、京都府舞鶴市に伝わる勇壮な伝統祭「吉原の万灯籠(よしわらのまんどろ)」。伊佐津川下流にて、くらげ退治と海難防止、豊漁を祈願して約300年前に始められました。魚型の万灯籠に神火を点火、川に突き立てグルグルと回転させます。神の怒りを鎮めるために始まったこのお祭り、この炎の乱舞は何かしら人の心に訴えて来るものがあります。

松明を持った少年たちが川に入水するところから始まり、号令とともに万灯籠に火を灯します。オレンジ色に煌めく万灯籠が回転する様はダイナミック!回転中、沿道の見物人により「わっしょい、わっしょい」と掛け声がかかり、火の粉が舞うなかを見物客の歓声が響き渡ります。回す回数や時間は決まっていませんが、より多く、より長く回るほうが良いとされています。その他吉原音頭や舞鶴音頭にあわせて踊りも行われます。暗闇の川面に映る炎の舞いは圧巻ですよ。

2.舞鶴ちゃったまつり

舞鶴地方の方言でもある「ちゃった(された)」から名づけられた毎年7月に2日間開催されるお祭り。約4万人が訪れ、土曜日は前夜祭として民謡流しなどが行われます。翌日は前島埠頭や対岸で、フリーマーケットや夜店が軒を連ねて大賑わい。毎年、舞鶴市は軍都の名残から海上自衛隊やロシア船の船員らも参加し、舞鶴市最大のお祭りを大いに盛り上げます。

最終日の夜にはメインイベントである花火大会を開催。海上に浮かぶイルミネーションに彩られた船と共に、水面に映る花火は幻想的です。スターマインや市民の募金で作られた「マイ花火」など約5000発の花火が舞鶴市の漆黒の夜空を彩りますよ。その他、レガッタ大会や舞鶴音頭、演奏会など多様なイベントが開催され舞鶴市は華やかになるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

3.まいづる田辺城祭り

田辺藩初代城主の細川幽斎が関ヶ原合戦前夜に田辺城にて兵500にて籠城、敵を釘付けにし東軍を有利に導いた史実を基にしたお祭りです。毎年5月下旬頃に開催され、会場となる舞鶴公園広場では琴と尺八演奏などのイベントが行われます。他にも総勢1000名余りの武者行列や太鼓、各町内や伝統の芸屋台も城前に集合するなど催しも盛りだくさん。

舞鶴市民や子供たちによる演目も多数あることから、大勢の観客が子供連れでお祭りを楽しみます。保育園児のチアリーディングからソーラン節、子供も乗馬可能な平安騎馬隊など、主催者による郷土を子供に託そうとする思いが伝わってきます。城前では山車や見物人で人が埋め尽くされますよ。舞鶴公園は桜の名所でもあるので、桜と城とのコントラストが魅力的です。

◎まとめ

京都府舞鶴市のお祭りをご紹介しました。舞鶴市らしい伝統的なお祭りが多く、海に面しているので景色も圧巻です。実際に参加してみるとさらに文化や歴史を感じられますよ。京都府舞鶴市にお越しの祭は、一度お祭りに浸ってみてはいかがでしょうか。

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