名称:屋台まつり
住所:大田原市国道461号金燈籠交差点周辺
公式・関連サイトURL:http://ohtawara.jp/yatai/
栃木県北の那珂川沿いに広がる大田原市は、那須地方を代表する都市の1つです。市内には屋島の戦いの扇の的で有名な那須与一の墓や、松尾芭蕉が『おくのほそ道』で訪ねた雲巌寺などの観光名所があります。
奥州街道の宿場町としても発達した城下町大田原市には、大田原市民のコミットメントが強い伝統的な行事がたくさんあります。源平合戦で活躍した那須与一に関連するお祭りを中心に、大田原市の歴史あるお祭りを3つご紹介しましょう。
1. 屋台まつり
大田原神社の例大祭で、江戸時代に大田原城下7つの町内の当番町が屋台を曳き回したのが始まりとされています。現在では大田原市街9つの地区が自前の屋台をもっています。
大田原屋台まつりは4月中旬の土日に開催され、1日目の「宵まつり」ではそれぞれの屋台がそれぞれの町内を、そして2日目の「本まつり」では大田原神社前からすべての屋台が市中を練りまわります。
両日とも、最大のみどころは金燈籠交差点で繰り広げられる「ぶっつけ」!けんか神輿のように本当に激突しあうわけではありませんが、繊細かつ豪華な彫刻が施された屋台が一堂に会するさまは壮観ですよ。
2. 与一まつり
源平合戦の一幕である屋島の戦いで、船に掲げられた平家の扇の的を弓矢で射落としたとされる那須与一資隆。与一は大田原市出身とされ、お墓も那須家の菩提寺である大田原市福原の玄性寺にあります。
その与一を称えるお祭りが、大田原市街の中心部で8月の第1金・土曜日に行われる与一まつり。みどころは勇壮な武者行列で、弓を携えた与一のほか、旅姿の女性や小学生扮する子供武者などが大通りを練り歩きます。ほかにも与一太鼓や福原の餅つきなどが催され、たくさんの観光客が見物に訪れます。
また夜の部では、お祭り会場全体を使った流し踊りが楽しめますよ。当日はお祭り参加者であれば市営路線バスが無料で利用できるので、車がなくても気軽に参加可能です。
名称:与一まつり
住所:大田原市中心市街地(荒町・上町・仲町・下町の商店街通り)
公式・関連サイトURL:http://www.ohtawara.info/spot_detail.html?id=70
3. 光丸山大縁日
光丸山祭りなーう♡♡屋台70店舗 pic.twitter.com/wQGDWiea5h
— みほ (@m_meloxx) November 3, 2014
大田原市佐良土にある光丸山法輪寺は、慈覚大師の開基と伝えられ、およそ1000年の歴史のある名刹です。西行桜や勅額門といった文化財が残るほか、お寺なのに鳥居があるというちょっと変わった観光名所でもあります。なかでも注目すべきは日本一大きいといわれる天狗の面!高さ2,14m、幅1,5m、鼻の高さは1,3mもある木製のお面で、重さはなんと1トンもあります。
そんな法輪寺は光丸山大縁日と呼ばれるお祭りが開かれます。とくに11月3日の本祭では、お神輿行列が佐良土の宿内を渡御します。行列の先頭を進むのは、天狗の面をつけ、猿田彦に扮した大田原の地元の人。無病息災を願って市内を2キロほど練り歩きます。今でも地元をはじめ大田原の人たちの信仰を広く集めているお祭りですよ。
名称:光丸山大縁日
住所:大田原市佐良土1401
公式・関連サイトURL:http://www.ohtawara.info/spot_detail.html?id=43
◎まとめ
平成の大合併によって、那須地方で大きな部分を占めるようになった大田原市。那須のあちこちに伝わるお祭りが、大田原市の伝統行事として認知されるようになっています。
近年は都会の喧騒を離れた移住先としても人気が増してきている那須高原。その一角たる大田原市のお祭りをぜひチェックして、観光に訪れてみてください。
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