日本を代表する奇祭!ごんぼ祭りの舞台、三重県津市のお祭りをご紹介

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日本を代表する奇祭!ごんぼ祭りの舞台、三重県津市のお祭りをご紹介

近年映画にもなった「ごんぼ祭り」は日本を代表する奇祭として有名です。その魅力あふれるお祭りの舞台となったのが、日本で一番短い地名を持つ三重県の津市です!とはいえ三重県津市を代表するお祭りは「ごんぼ祭り」だけにとどまりません。その他、地元の青年会議所や商店街の思いが詰まったお祭りが津市にはあります。このたびはそのような三重県津市のお祭りをご紹介します。

目次

日本を代表する奇祭!ごんぼ祭りの舞台、三重県津市のお祭りをご紹介

1.ごんぼ祭り

ごんぼ祭りは五穀豊穣、子宝繁栄を祈願した古来より受け継がれた伝統のお祭りです。三重県津市の奇祭と呼ばれているこのお祭りは、氏子たちが威勢よく担ぐ男女のシンボルのお神輿で山場を迎えます。お祭り後は味噌であえたごぼう料理が盛大に振る舞われます。この地域には古くから各家庭や地区で味噌ごぼうを作り、ボラと一緒に神前に備えるのが因習になっています。

近年、映画「WOOD JOB」の舞台としてお祭りが描かれたことでも有名です。その奇抜さから、日本の奇祭を挙げたときに上位に来ること間違いなしのお祭りですよね。でも由緒正しいお祭りなのですよ!男女のシンボルが祭られる様は生命力に大変満ち溢れています。生で見る迫力はたまりませんね!県指定無形文化財にもなっているこのお祭り、奇祭好きならずとも一見の価値ありです。

2.津まつり

毎年10月上旬に盛大に開催される370年ほどの歴史を誇る津市最大のお祭り。元々は「八幡神社祭礼」と呼ばれるお祭りで藤堂2代高次公が八幡宮の氏神様としたのが始まりです。津まつりでは3日間にわたり数多くのイベントが開催。

高虎時代絵巻では参加者が戦国時代の鎧を身に付け街を練り歩きます。その空間はまるでタイムスリップしたかのよう。津まつりを代表とする「唐人踊り」も見応え充分。艶やかな衣装をまとい、おどけた面をした人々がなんとも独特な踊りを披露します。三重県の無形文化財に指定されています。

さらには年々その人気を博しているのが「安濃津よさこい」。札幌のYOSAKOIソーラン節や高知市のよさこい祭りを参考に、年齢性別関係なく誰でも参加できることを理念としたイベントです。その熱い演舞に見物人も思わず惹きこまれてしまいますよ。その他個性あるイベント満載ですので、是非ともご堪能ください!

3.つ七夕まつり

子供たちが各々手作りの笹飾りを岩田川に流すことで有名な七夕笹流し。子供たちは観音橋に集まり、思い思いの願いを込めて笹飾りを流していきます。毎年恒例、津市の夏の夜を彩る風物詩です。古風なデザインの欄干には大きな笹が飾られ、夜間幻想的にライトアップされます。津観音から大門商店街、丸之内商店街、分部街の夜店も夏の風情満載。広域にわたり各イベントが賑わいます。

商店街のアーケードの下もたくさんの笹飾りで一杯!子供から大人まで津市民各々の願いが風に揺れています。その他商店街ではお化け屋敷やスタンプラリーなども開催、ファミリーでお越しの方には特におすすめです。津青年会議所が地元の子供たちや市民に郷土意識と未来への夢を持ってもらおうと始まったこのお祭り。その思いがグッと詰まった地元愛溢れるお祭りですよ!

◎まとめ

三重県津市のお祭りはいかがだったでしょうか。奇祭、「ごんぼ祭り」から津市最大の伝統的なお祭り「津まつり」、子供たちの願いを乗せた笹飾りを流す「つ七夕祭り」までどれも百聞に一見に如かず、生で見るに越したことはありません。

近年は日本の奇祭が小説や映画、メディアを中心に脚光を浴びていることから三重県津市美杉町などは外国人旅行者でも認知されるお祭りスポットになりました。元来祭りは五穀豊穣や子孫繁栄を願うもの。そのうえでは「ごんぼ祭り」などは視覚的にも非常に分かりやすい典型的なお祭りなのかもしれません。三重県津市にお越しの際はこのようなお祭りを堪能してみてはいかがでしょうか。

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