近江商人も盛り上がる!滋賀県東近江市で開催されるお祭り4選

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近江商人も盛り上がる!滋賀県東近江市で開催されるお祭り4選

琵琶湖の東に位置する滋賀県東近江市。この町の名所で有名なのが「金堂町」です。「三方よし」で知られる近江商人発祥の町として、当時の風景を今に残しています。さらに、市内にある「永源寺」はこんにゃくやお茶が名物で、木地師発祥の地ともいわれています。そのため、東近江市は伝統工芸を体験したり、神社仏閣や史跡を巡るのが主な観光の楽しみかたでしょう。しかし、東近江市はお祭りも人気なんです。そこで、東近江市のお祭りについてご案内します!

目次

近江商人も盛り上がる!滋賀県東近江市で開催されるお祭り4選

1.伊庭の坂下し祭

毎年5月の4日に東近江市の繖峰三神社で開催されるのが、「伊庭の坂下し祭」です。近江の奇祭のひとつに数えられるお祭りとしても有名です。繖山(きぬがさやま)の山腹にある繖峰三神社(さんぽうさんじんじゃ)から麓の大鳥居まで、3基の神輿を引きずり下ろすというなんともハラハラドキドキの内容となっています。

繖峰三神社から麓の大鳥居までは約500mありますが、断崖絶壁の坂道を降りていくから、見ているだけでも手に汗握ります。途中いくつか難所があり、難所を通る時は神輿を担ぐ若衆にも緊張が走ります。とても見どころがあるお祭りとして、地元の人はもちろん県内外からも大勢の見物客が足を運びます。

2.まんどう火祭り

「まんどう火祭り」は毎年8月15日に、白鳥神社で開催されるお祭りです。このお祭りは、お盆に行われる迎え火と送り火の行事で、白鳥神社で起こされた火を「ミミズ」と呼ばれるたいまつをリレーすることで、万灯山から堂屋敷までの道を下ります。実はこのお祭り、主役は7歳から15歳というから驚きです。

ちなみに、7歳が持つたいまつを「初たいまつ」、15歳が持つたいまつを「上がりたいまつ」と呼んでいます。大きさが異なるので、上がりたいまつにあると2m近くまで炎が燃え盛ります。青年たちの勇ましい姿を見る

3.にんげん雛絵巻まつり

毎年2月中旬に開催される、「にんげん雛絵巻まつり」は、地元の学生がお雛さまに扮して来客をもてなすというお祭りです。五個荘の商家に伝わる雛人形めぐりというイベントの一環として行われます。お雛さまに扮するのは、市をPRする東近江市レインボー大使と、地元の専門学校生から選ばれた生徒です。

お内裏さまとお雛さま、三人官女が白酒やひなあられで、おもてなしをしてくれるという楽しいお祭りです。絢爛な衣装をまとったお雛さまを見るために、東近江市のこの祭りに参加してみてはいかがですか?

4.建部祭

「建部祭」は、4月の第2日曜日に行われています。建部郷十七ケ村の合同例祭として、苗村神社、建部神社、日吉神社で行われます。直径が2.5m・高さ3mもある大きな提灯、通称「お化け提灯」が、夜の街を幻想的な雰囲気に変えていきます。お化け提灯の担ぎ手やそれに続く行列は、近江商人の旅姿衣装で、行列の中の役員は山高帽を被って雰囲気を盛り上げています。その光景は、まるで明治時代にタイムスリップしたかのようです。

◎まとめ

滋賀県東近江市のお祭りをご紹介しました!伝統工芸や近江商人といった歴史が息づく街では、伝統を感じられるお祭りがたくさんありましたね!東近江市は、伊丹空港にも中部国際空港からも車でアクセスが可能なエリア。そのため、都市圏からちょっと足を延ばして観光を楽しむのにおすすめです。ぜひ、滋賀県東近江市に訪れて、古き良き日本の伝統に触れてみてくださいね。

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