あの裸祭りはここで見られる!桃太郎ゆかりの地、岡山市のお祭り

画像出典:Kentaro Ohno

あの裸祭りはここで見られる!桃太郎ゆかりの地、岡山市のお祭り

岡山市は岡山県の南東部に位置し、人口72万人にも上る同県の県庁所在地です。温暖な気候に恵まれ、ブドウや桃の産地としても名高い都市。そして岡山と言えば、桃太郎を思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか?岡山市には桃太郎ゆかりの地がいくつもあり、その名を冠したお祭りもあるんですよ。そこで、今回はそんな岡山市のお祭りをご紹介します。

目次

あの裸祭りはここで見られる!桃太郎ゆかりの地、岡山市のお祭り

1.おかやま桃太郎まつり

桃太郎伝説が残る岡山市。その名を冠したお祭りが、おかやま桃太郎まつりです。このお祭りは夏、秋、冬とあり、まとめておかやま桃太郎まつりと呼びます。秋には岡山の食や芸能を中心としたイベント、冬はイルミネーション。そしてここでは夏のお祭りをご紹介しましょう。

夏のおかやま桃太郎まつりは、市民が楽しみにしている夏のビッグイベント。8月の第一土曜と日曜に開催されます。特に見どころなのが、岡山に伝わる鬼神「温羅」に由来する「うらじゃ」です。100以上の踊り連という名のチームが温羅化粧と呼ばれる独特の化粧をし、華やかな衣裳を身にまとって踊るうらじゃは見応えがあります。そしてフィナーレで観客も皆一体となって踊る総踊りは、まさに他では見ることのできない感動すら覚える光景です。総踊り以外でも当日に飛び込み参加したい人には、当日参加型踊り連があるので興味のある方はぜひエントリーしてみてくださいね。

うらじゃは土、日とありますが、納涼花火大会は土曜の夜のみ。市街地で打ち上げられる珍しい花火で、迫力の至近距離で見ることができます。約5000発の花火も、岡山市の夏を彩るお祭りに欠かせないものの一つですね。

2.西大寺会陽裸祭り

西大寺会陽(さいだいじえよう)裸祭りは日本三大奇祭の一つといわれ、毎年2月の第3土曜日に岡山市で開催されます。こちらのお祭りは、テレビなどのメディアで見たことがある方も多いのではないでしょうか?西大寺会陽裸祭りは、元は高僧の守護札を参詣者たちが奪い合った事が始まりとされています。

9000人もの男衆が真冬の深夜の中、まわし一丁で宝木(しんぎ)が投下されるのを今か今かと待ちわびています。そして宝木が投下されると壮絶な戦いが繰り広げられ、男衆の熱気は最高潮に達します。宝木とは、勝ち取った者が福男と呼ばれ、1年の安泰が約束される縁起物。このお祭りの19日も前から宝木の準備が始まります。さらにお祭りで使用したまわしを妊婦さんの腹帯として使うと安産になると言われ、他にも参加するだけでもご利益があるんですよ。

西大寺会陽裸祭りは500年以上前から続く伝統があり、毎年多くの人が訪れ岡山の冬を熱くするお祭りです。国の重要無形民俗文化財にも指定されている歴史ある由緒正しいお祭りに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

岡山市で桃太郎ゆかりの地を観光するのも良いですが、ぜひお祭りにも参加してみてください。うらじゃに参加するもよし、宝木を奪いに行くも良し。さすが桃太郎伝説が残る都市、活気がありますよね。もちろん秋や冬のおかやま桃太郎まつりもおすすめですよ。見応えのあるお祭りばかりです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

岡山市でおすすめの記事

岡山市のアクセスランキング