渡良瀬川そばの茨城県・古河市には江戸時代から続く歴史有る祭りも!厳選の祭り4つ

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渡良瀬川そばの茨城県・古河市には江戸時代から続く歴史有る祭りも!厳選の祭り4つ

茨城県古河市は、北関東の埼玉県、千葉県と近い特徴的なエリア。他県にも行きやすいために、文化なども混ざりあった部分があります。また、廃藩置県が行われるまでは、栃木県だった場所が、茨城県になった場所などがあります。

そんなミックスしたカルチャの古河市では、江戸時代から続く関東の奇祭と呼ばれる祭りや、伝統の神楽など見どころあるおまつりが残っていますよ。

目次

渡良瀬川そばの茨城県・古河市には江戸時代から続く歴史有る祭りも!厳選の祭り4つ

1.古河提灯竿もみまつり

茨城県古河市にあるお祭りの一つ、「古河提灯竿もみまつり」は、江戸の時代から続くお祭りです。元は栃木県野木町の野木神社の神事である「七郷めぐり」に関連していたとのことです。巡る7つは、野木神社の7末社で、はじまりが11/27、かえりが12/3だったそうです。

古河の提灯竿もみまつりは、この帰りの12/3に行われる祭りで、北関東の奇祭と異名をもちます。七郷めぐりに旅立った人の帰りを迎えるのに、提灯をもって出迎えていました。最初は今のような高さのある竿にぶらさげていなかったのですが、徐々にその提灯の竿が長くなり、今のような形となったそうです。

竿をぶつけることにより、提灯もぶつかり火の粉が吹くのが見どころの祭りです。この祭りは、平成29年度で156回を迎えます。

2.鶴峯八幡神社春例祭の中田永代太々神楽

茨城県能古河市にある鶴峯八幡神社は、源頼朝創建による鶴岡八幡宮から分祀した神社です。御祭神に、八幡神と、稲荷神、香取神宮の祭神を祀っています。

日光にいく途中の宿場町の古河市にあるということで、旅の神である、猿田彦大神をはじめ5神も祀られています。

そんな神社での開催される春の例大祭でみることができる神楽が、古河市民俗無形文化財第一号なんです。この神楽、毎年4月15日に神社で行われます。演目は、有名な天照大御神が天の岩戸に隠れた話なので、子供から大人まで楽しむことができるのではないでしょうか?この神社のほかに、同じ郷土芸能の神楽を観ることが出来るのが雀神社。こちらも春の例大祭で神楽をまい、国土安穏、五穀豊穣などを祝います。

3.古河盆踊り大会

60回目を迎える古河市の古河盆踊り大会は、毎年夏の時期に開催されます。古河市の第四小学校で行われる歴史有る祭りの一つです。古河城をイメージした大きな櫓が作られ、その周囲を古河甚句に合わせて踊ります。

甚句というのは、江戸時代にできた歌詞が7、7、7、5の1コーラスで成り立っている歌です。これに合わせて、踊ります。他の地域の盆踊りとすこしちがうのは、生演奏で一部踊りがあるということです。

周辺の地域である熊谷、前橋などと並び古河も夏は猛暑地域。夕刻の日が落ち涼しくなったころから始まる盆踊りは、風流で、夏を感じることができるお祭りです。

4.古河花火大会

11回目と回数こそ少ないが、直径650mの迫力花火をみることができるのが茨城県古河市の古河花火大会です。通常の花火が開いた時320mなのでかなり大きいことがわかりますね。

古河花火大会ではおよそ20000発の花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩ります。有料観覧席も設けられているので、小さな子供連れ、高齢の方はそちらの席を利用されると便利ですよ。

◎まとめ

かつては日光街道の宿場街として、また東日本最大級の製鉄所があったほど発展して茨城県の古河市。現在は県内で人口6位という中堅どころですが、ロケーションがら他県に行くためのハブとなる重要なエリアでもあります。
そんな場所だからこそ、長期の休みが来た時は、古河市を中心に北関東で開催される様々なお祭りを周遊してみませんか?

まさに、現代版七郷めぐりができる古河市。ここで紹介したお祭りの他にも四季折々、多彩なお祭りがあなたを待っています。

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