伊賀忍者の里!自然豊かな三重県伊賀市で地元のお祭りを楽しもう

画像出典:Nankou Oronain (as365n2) (CC BY-SA 3.0)

伊賀忍者の里!自然豊かな三重県伊賀市で地元のお祭りを楽しもう

三重県伊賀市は伊賀忍者発祥の地として、また松尾芭蕉が生誕した地として全国的にも知られています。伊賀市街は戦災の被害も少なく、今も昔ながらの風情が残り小京都として観光客に大人気。レジャー施設や温泉なども充実しているんですよ。また伊賀市の人びとは古くから伝わる伝統を大切にしていて、地域に根付いたお祭りも盛んなんです。そんな伊賀市を訪れるなら、やっぱり文化を体感できる地元のお祭りがオススメ。地元の人と一緒に盛り上がれるような素敵なお祭りをご紹介します。

目次

伊賀忍者の里!自然豊かな三重県伊賀市で地元のお祭りを楽しもう

1. 上野天神祭

伝統を大切にする伊賀市の中でも古くから伝わるお祭り「上野天神祭」。その歴史は400年以上にもなるといわれています。東の御旅所から西の御旅所まで、上野天神宮に祀られた神々が神輿と共に伊賀市街を巡ります。

神輿の後に続くのは、重さ120キロにもなる大御幣(だいごへい)。高さが5メートルほどもあり、バランスを取りながら担いで歩く5人の男衆の姿はとても勇ましいです。毎年10月に3日間にわたって開催されるこのお祭りは、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。伊賀市がもつ日本の大切な文化として後世に受け継いでいきたいお祭りのひとつです。ぜひ一度、実際に間近で体験してみてくださいね。

2. 陽夫多(やぶた)神社祇園祭

三重県の無形民俗文化財に指定されている「願之山(がんのやま)行事」が行われる陽夫多((やぶた)神社祇園祭は、毎年8月に行われる伊賀市の伝統的なお祭りです。陽夫多神社へ寄せられた家内安全や無病息災などの願掛けを解くため、青年による舞い「大踊り」と児童による舞い「小踊り」の2種類の踊りが奉納されます。

境内では大太鼓や旗が立てられた曳山がおよそ30人もの人によって引き回され、間近で見るその光景は迫力満点!奉納された花傘や団扇を奪い合う花揚げも行われ、古き良き日本の風情を味わうことができます。祇園祭りの前日には花火大会も開催され、こちらも地元の人にとっては大切な夏祭りのひとつ。陽夫多神社祇園祭と併せて、伊賀市の夏の夜を彩る美しい花火は必見ですよ!

3. 手力神社例祭奉納花火大会

毎年10月に伊賀市東湯舟にある手力神社で行われる、例祭奉納花火大会。別名「手力さんの十七夜」と呼ばれ、地元伊賀市で親しまれている秋祭りです。伊賀周辺の地域では最も遅い時期の奉納煙火として行われることでも知られています。

この祭りの歴史は古く、起源は江戸時代ともいわれています。現在では花火師による花火の打ち上げですが、大正末期頃までは村の若者による手作りだったそうです。手力神社の本殿には江戸時代に供えられたおよそ2トンの鈴の緒があるので、チャンスがあればぜひチェックしてみてください!多くの人の思いが込められた歴史ある花火大会は、伊賀の秋の夜空に花を咲かせるおすすめのお祭りです。

4. 伊賀焼陶器まつり

地元の人だけでなく伊賀市に訪れる観光客にも大人気の伊賀焼陶器まつり。伊賀市の窯元が大集結する一大イベントで、価格も手頃なのが魅力です。広い会場では、伊賀焼の販売はもちろん、伝統工芸士の作品展やロクロの体験コーナーなど、楽しいイベントが盛りだくさんのお祭り。

お茶席コーナーでは伊賀焼の作品でお茶を楽しめたり、福引で伊賀市の特産品がもらえたりと1日中楽しめる賑やかなお祭りです。もちろん伊賀の美味しいものが集まったフードコーナーも充実。実際に地元の陶芸作家と話ができる滅多にないチャンスです!見ているだけでも楽しめる伊賀焼陶器まつりは、おもいっきり伊賀を満喫できる観光客にもおすすめのお祭りです。

◎まとめ

歴史や文化だけでなく、豊かな自然や名産品にも恵まれた三重県の伊賀市。見どころもたくさんあるので、観光客に人気なのも納得です。伝統的なお祭りも多く残されていて、地元の人の思いが伝わってくるのも魅力ですね。気軽に参加できるお祭りから、神聖な雰囲気を感じることができる古くから伝わるお祭りまで種類も様々。伊賀市の良さを知るには、お祭りは最適です!ぜひお祭りに参加して、伊賀市の伝統を味わってくださいね。

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