名称:増毛駅
住所:北海道増毛郡増毛町弁天町1
公式・関連サイトURL:hhttps://bit.ly/2Sb1YNl
増毛町(ましけちょう)は北海道の北西部、留萌市の南に位置する町です。かつてはニシンの水揚げ量日本一を誇る港町として栄え、現在もボタンエビの漁獲高で全国一位を記録しています。今も昔も変わらない日本海や暑寒別岳などの雄大な自然と、旧商家丸一本間家や旧増毛小学校など歴史のある建物、そして何といっても海の幸が魅力の観光地です。そこで今回は、隠れた見どころの多い増毛町の観光スポット10選をたっぷりご紹介します!
目次
増毛のオススメ観光スポット10選!知るほど行きたくなる北海道の秘境!?
目次を閉じる
1. 増毛駅
増毛駅は、2016年まで留萌本線の終着駅でした。高倉健さん主演の映画『駅 STATION』の舞台となったことでも知られ、留萌~増毛間が廃止になった今でも観光スポットとして多くの人が訪れます。
廃線時の駅舎は、映画公開後の1984年に増毛駅が無人化された際に、それまでの半分ほどの大きさに縮小されていました。増毛町は廃線を期に、大正10年(1921)の開業当時の旧駅舎の姿を外観復元。2018年に新たな観光スポットとしてオープンさせました。大正レトロ漂う新生駅舎内には、かつての鉄道や駅の姿を写したパネル展示などがあり、増毛町の近代化の歴史をたどることができます。
また、増毛駅のすぐ近くには映画に登場する「風待食堂」の建物(旧多田商店)を利用した観光案内所があり、こちらも観光スポットの1つとなっています。内部には同じく映画の重要な舞台となる「居酒屋 桐子」のセットが再現され、どこか旅愁を誘います。かつては増毛町観光の玄関口だった増毛駅を、まずは訪ねてみてください。
2. 旧商家丸一本間家
明治時代から増毛で活躍してきた豪商本間家の建物です。「丸一本間」の屋号をもつ本間家は、呉服商に始まり鰊漁の網元や海運業、酒造業など、さまざまな事業を展開してきました。それにつれて家屋や店舗も増築されていき、現在に残る豪壮な建築となったのです。
建物の大きさだけでなく、屋根瓦の1枚1枚に家紋が彫り込まれ壁面や門柱には洋風の装飾が施されるなど、ふんだんにあしらわれた装飾品の数々が目につきます。その豪華さからは、かつての増毛の賑わいが感じ取れるでしょう。平成15年12月に重要文化財に登録された伝統建築は、増毛の歴史に触れるのにおすすめの観光スポットですよ。
名称:旧商家丸一本間家
住所:北海道増毛郡増毛町弁天町1-27
公式・関連サイトURL:http://honmake.blogspot.jp/
3. 國稀酒造
「國稀(くにまれ)」は、最北の日本酒の酒蔵として知られています。明治15年(1882)に丸一本間家が創業し、石造の「國稀千石蔵」は平成15年に重要文化財に指定されました。会社と同名の主力銘柄「國稀」は、暑寒別岳の伏流水や昔ながらの製法にこだわった逸品です。
蔵元では利き酒ができるだけでなく、資料館で酒造りの道具や酒器などを展示しています。容器を用意すれば仕込み水をいただくこともできるので、お酒が飲めない人でも増毛の自然の恵みを味わうことができますよ。
酒蔵が予約なしでも見学可能なので、増毛を訪れたらぜひ日本最北の造り酒屋にも足を運んでみてください。
名称:國稀酒造
住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17
公式・関連サイトURL:http://www.kunimare.co.jp/
4. 旧増毛小学校
昭和11年築の、道内最古にして最大の木造校舎です。平成24年3月まで現役の小学校として利用されていました。現在は北海道が認定する「北海道遺産」に指定され、増毛の重要な観光スポットとして管理されています。
木造ではあるものの、北海道の積雪にも耐えられるよう、控え壁やトラス構造などの工夫が凝らされているのが大きな特徴。内部は通常非公開ですが、外観だけでも想像以上の大きさに驚きますよ。
名称:旧増毛小学校
住所:北海道増毛郡増毛町見晴町120
公式・関連サイトURL:http://urx.red/yPKf
5. 暑寒別岳
増毛の町の南方に悠然と控える暑寒別岳(しょかんべつだけ)は、日本二百名山や北海道百名山にも選ばれた名峰です。晴れた日には、山頂から積丹半島や大雪山、羊蹄山に利尻富士など、北海道の西半分を見渡すことができます。
さらに、暑寒別だけは高山植物の宝庫としても有名です。本州の山々だと、高山植物は標高2,500メートル程度のところまで登らないと生息していませんが、高緯度の北海道なら標高1,000メートルのあたりから見ることができます。暑寒別岳でも、標高約1,400メートルの山頂付近では6月中旬~8月中旬にかけて、100種類を超える高山植物がいっせいに花を咲かせ、多くの登山客や観光客の目を楽しませます。
暑寒別岳の増毛町側には、暑寒ルートと箸別ルートという2つの登山ルートがあります。暑寒ルートは、登山口から山頂までおよそ4.5時間の道のり。7合目あたりに滝見台、8合目あたりで扇風岩があります。扇風岩からは、暑寒別岳の西尾根に雪解けの時期には無数の滝を眺めることができます。9合目からはかなり険しい道が続くので、山頂までは登山に慣れた人向けのコースです。
箸別ルートは登山口が少し高いところにあり、暑寒ルートより緩やかな道のりになっています。山頂まではおよそ4時間。7合目まではかなり単調な道ですが、7合目からは海が見えたりお花畑が広がってきたりするので、初心者でも楽しく登れるルートですよ。お花畑は山頂まで続いていて、満開の時期にはさらに見ごたえある景色になります。
暑寒別岳を登っていると、ときどき掘り返されている花を見つけることがありますが、それは人間ではなくクマの仕業。クマに遭遇するかもしれないので、観光で登る際は熊鈴を持ち歩き、常に気をつけて歩きましょう!また、蚊やアブなどにも注意した服装を心がけてくださいね。
名称:暑寒別岳
住所:北海道増毛郡増毛町/雨竜郡雨竜町・北竜町/樺戸郡新十津川町
公式・関連サイトURL:http://urx.red/yPKg
6. 雄冬岬展望台・岩石公園
かつて「陸の孤島」と呼ばれた雄冬地区。1981年に国道が開通するまで雄冬地区以外との連絡は、陸地でありながら1日1往復の増毛-雄冬間の定期航路だけで、それも海の状態によっ運航したりしなかったりという、不安定なものでした。まさに北海道・増毛の秘境なんです。
今では崖沿いに道路(オロロンライン)も整備され、観光で訪れる人も増えました。雄冬地区で最も魅力的なのが、集落の背後にある雄冬岬。雄冬岬展望台からは、晴れていれば積丹半島や天売島、焼尻島が見えます。また夕方は日本海に沈んでいく太陽を眺めることができ、とてもロマンチックですよ。
近くには、ほとんど海に落ちているといっても過言ではない白銀の滝があります。海と崖に挟まれて見あげる滝は大迫力!こちらも雄冬まで来たらぜひ見てみてほしい観光スポットです。
名称:雄冬岬展望台・岩石公園
住所:北海道増毛郡増毛町雄冬
公式・関連サイトURL:http://urx.red/yPKi
7. 増毛厳島神社
増毛厳島神社は、文化13年(1816)に宮島の厳島神社の文霊を祀って創建されたもの。現在の社殿は明治34年に建てられたもので、北海道内では有数の古社です。神殿としては珍しく、すべてケヤキの木で作られた総欅造。
もう1つのポイントは、神殿内の素晴らしい装飾!雲龍の天井画は狩野派の狩野勝玉が、その周囲の格子天井絵は地元の画家平子聖龍が描いたものです。さらに本殿に施された繊細な彫刻は、新潟県柏崎の彫刻師篠田宗吉が2年の歳月をかけて彫り上げたとされています。
毎年夏には「厳島神社祭」という例祭が催されるので、この時期に観光の訪れれば、町の人たちと一緒にお祭りを楽しむことができますよ。
名称:増毛厳島神社
住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町3
公式・関連サイトURL:http://urx.red/yPKj
8. 増毛町営暑寒別岳スキー場
増毛町は小さな町ですが、立派なスキー場も備えています。それがこの「増毛町営暑寒別岳スキー場」です。増毛市街からも近いという絶好のロケーションにあり、ゲレンデからは海を望むこともできます。2基のペアリフトに6つのコースがあり、ダイナミックコースやスノーボード専用コースなどもありますよ。ウィンターシーズンには、地元のスキー客でにぎわいます。
2月には「暑寒別岳スキー場まつり」というイベントも開催。過去にはジャンボ滑り台や仮装スキーパフォーマンス大会など、とてもユニークな企画が行われていました。
1月と2月には、増毛町内と留萌市内から無料送迎バスが出ています。冬季に増毛だけでなく、留萌を訪れた人も暑寒別岳スキー場で1日遊んでみてはいかがでしょう。
名称:増毛町営暑寒別岳スキー場
住所:北海道増毛郡増毛町暑寒沢698-1
公式・関連サイトURL:http://www.town.mashike.hokkaido.jp/menu/kanko/ski/syoski.html
9. リバーサイドパーク
増毛市街の西を流れる暑寒別川のほとりにあるのが、「増毛町リバーサイドパーク」です。広さ約10ヘクタールの総天然芝の公園で、テニスコートや多目的コート、パークゴルフ場、オートキャンプ場、バーベキュー施設などを備えています。
オートキャンプ場にはテントサイトやキャンピングカー、コテージなどさまざまな区画があり、北海道の大自然に囲まれて快適な一夜を過ごせます。バーベキューも100名程度まで収容可能なので、大人数で訪れても心配はありません。キャンプ場は4月頃から10月頃まで営業しています。
増毛の市街地と公園は赤い吊り橋で結ばれていて、橋の上からは暑寒別川の清々しい景色を眺めることもできますよ。センターハウスではレストラン営業も行っているので、増毛でちょっとのんびりしたくなった時にもオススメの観光スポットです。
名称:リバーサイドパーク
住所:北海道増毛郡増毛町別苅459
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2lxWGMK
10. ノールマリーナ増毛
漁港はいっぱい見たけど、ヨットハーバー併設してる所は初めて見た。 (@ 増毛港 in Mashike-chō, Hokkaidō) https://t.co/wrt50pD0Bi pic.twitter.com/S6c6z1E9Rg
— MetalBlossom (@MetalBlossom) June 2, 2016
「ノールマリーナ増毛」は、増毛港に建設された道内初の本格公共マリーナです。プレジャーボートをイメージしたオシャレなクラブハウスからは、海と港の風景を眺めるができます。とくに日本海の水平線に沈む夕日は、一見の価値がありますよ!
管理棟には「展望レストラン」もあります。昼間に増毛町を観光して、夕方は「ノールマリーナ」で景色と楽しみながら食事という観光プランもいかがでしょう。
名称:ノールマリーナ
住所:北海道増毛郡増毛町中歌35-4
公式・関連サイトURL:http://urx.red/yPKo
◎まとめ
増毛のオススメ観光スポット11選を紹介しました。歴史ある建物や廃線を利用した新名所、そして北海道らしい景色が堪能できるスポットなど、増毛にはたくさんの観光の見どころがあります。また増毛には、観光スポット以外にも北海道のおいしい海の幸や山の幸や、町の趣、人々のあたたかさといった魅力もいっぱい!「ぞうもう」とも読めることから髪の悩みをもつ人もよく訪れるという増毛町に、ぜひ気軽に足を延ばしてみてください。
国内のエリア一覧
海外のエリア一覧
カテゴリー一覧
skyticketで最安値を確認!
-
航空券
-
レンタカー
-
ホテル
skyticketならこんなにおトク!