名古屋から快速で30分の「水の都」大垣市でおすすめのお祭り5選

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名古屋から快速で30分の「水の都」大垣市でおすすめのお祭り5選

岐阜県大垣市は、「水の都」や「松尾芭蕉の奥の細道の結びの地」として有名です。今回は、そんな大垣市でおすすめのお祭りをご紹介したいと思います。大垣市には、2016年12月1日にユネスコ無形文化遺産に登録された『大垣まつり』をはじめ、たくさんのお祭りがあります。その中から5スポットを厳選してご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

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名古屋から快速で30分の「水の都」大垣市でおすすめのお祭り5選

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1.大垣まつり

大垣まつりは360年余の伝統を誇り、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されたこの地方最大のお祭りです。毎年5月15日直前の土、日曜日に、2日間にわたって行われています。大垣の城下町として栄えた岐阜県の美濃地方を代表する祭礼行事で、駅通りが歩行者天国になり毎年約600店もの露店が所狭しと並んでいます。

見どころは、大垣城下の総氏神の八幡神社から城下町を練り歩く13輌の軕。土曜日に行われる試楽(しがく)では行列の後に掛芸披露をし、日曜日に行われる本楽(ほんがく)は、奉芸の後、神楽軕を先頭に城下を約8.8km練り歩きます。両日とも夜宮が行われ、提灯に火を灯し幻想的に照らされた軕を、男衆が勇壮に回転させる迫力の軕廻を見られます。

2.水都まつり

大垣市は古くから、良質で豊かな地下水に恵まれた地で、「水の都」と呼ばれています。そんな大垣市が感謝の気持ちを込めて、毎年8月上旬に「水都まつり」を開催しています。芸能人のライブステージやビンゴゲーム大会、音楽フェスやストリートダンス、駅通りでは輪になっての盆踊りが開催されています。

七夕まつりでは、本町通を中心に華やかな七夕飾りが街を華やかに染め上げます。特に魅力的なのが、万灯流しです。水門川のほとりに万灯を並べてライトアップする光景は、風情たっぷりで、改めて水の恵みに感謝の気持ちを感じられます。

3.岐阜新聞大垣花火大会

毎年7月の第4土曜日に開催する、大垣にある揖斐川湖畔の上空を華やかに染め上げる岐阜新聞大垣花火大会。1957年に、岐阜新聞と岐阜放送が行っています。元々は水都祭りの中の花火大会でしたが、独立した花火大会となりました。尺玉やミュージック・スターマインや新型創作花火など、約3000発の花火が打ち上げられる迫力満点の花火を楽しめます。

特にクライマックスに打ち上げられる、岐阜県最大級の直径約400mにもなる2尺玉の打ち上げは、大会の目玉としても話題を集め、大垣花火大会を見に10万人を超える人々が訪れています。1尺玉の10連発も圧巻のパフォーマンスなので、見る価値ありです。

4.すのまた秀吉出世まつり

大垣市の秋のお祭りといえば、墨俣一夜城址公園一帯で行われる「すのまた秀吉出世まつり」。豊臣秀吉が出世する最高の舞台、大垣に築いた一夜城跡では、秀吉の武勇を偲ぶ勇壮から幽玄な秋のお祭りが繰り広げられます。

墨俣太鼓や郷土芸能の発表をはじめ、歌謡ショー ・ 箏と和楽器コンサートなどのパフォーマンスは、戦国ムードを感じさせてくれます。また、祭りの初めに行われる、武者行列も見る価値ありです。このお祭りの一番の見どころは、夕暮れの頃に一夜城の舞台で行われる「一夜城薪能」。神秘的かつ幻想的な幽玄の世界感を体いっぱいに感じられます。

5.奥の細道むすびの地 大垣「春の芭蕉祭」

春の芭蕉祭は、大垣市にある奥の細道むすびの地記念館を中心に、4月の上旬に開催する春のお祭りです。大垣市はもともと、松尾芭蕉が奥の細道の旅で最後の句を詠んだ場所として知られています。その芭蕉に因んで俳句まつりを開催したり、木枡スタンプラリーやお茶会が開かれたりと多彩な催しが繰り広げられ、大勢の人で賑わっています。

催しのメインは、桜の花を見ながら大垣の春を感じる、水門川舟下り・寄席船です。水門側の1.1kmを船に乗ってゆっくり進む小さな旅を楽しめます。また、木枡スタンプラリーに参加し、ポイントを全て獲得すると無料で乗船できます。

◎まとめ

大垣市でおすすめのお祭りのご紹介はいかがでしたでしょうか?大垣市は日本列島の中心地であり、交通の要塞として栄えた岐阜市に続く、岐阜県第2の都市です。古い歴史を持つ街だけあり、個性豊かなお祭りが多いのも特徴です。ユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の追加申請されて登録となった、大垣まつりもあります。ぜひ、水の都・大垣市のお祭りを存分に楽しんでくださいね。

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