二本松城だけじゃない!福島県の二本松市で開催される伝統的なお祭り4選

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二本松城だけじゃない!福島県の二本松市で開催される伝統的なお祭り4選

福島市と郡山市の間に位置する二本松市は、霞ヶ城とも呼ばれる二本松城を中心に発展した城下町。市の西部には安達太良山がそびえ、その中腹には名湯「岳(だけ)温泉」があります。また、『智恵子抄』で有名な高村光太郎の妻智恵子の故郷としても知られ、二本松市内には彼女の生家や記念館といった観光スポットもあります。

この記事では、そんな二本松市のお祭りについてご紹介します。どれも歴史ある二本松ならではの、規模が大きくてユニークなものばかり!きっと二本松へ旅してみたくなりますよ。

目次

二本松城だけじゃない!福島県の二本松市で開催される伝統的なお祭り4選

1. 二本松提灯祭り

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二本松提灯祭りは二本松市街を見下ろす二本松神社の例大祭。全国的な知名度は高いとはいえませんが、なんとかの秋田竿燈まつりと並ぶ日本三大提灯祭りの1つなのです!「良い政治を行うにはまず領民に慕われ、神を敬う心を育てることが大切」と考えた江戸時代の二本松藩主丹羽光重によって始められ、300年以上の歴史があるといわれています。

毎年10月4~6日の3日間にわたって開催され、1つあたり300以上もの提灯を掲げた7台の太鼓台が二本松市街を周ります。太鼓台は二本松市内7つの地区がそれぞれ供出するもので、7基すべてが一堂に会するのは4日の宵祭りだけ!絢爛な二本松提灯祭りを観覧するなら、この日がねらい目ですよ。

2. 木幡の幡祭り

五色に彩られた百数十本の五反幡を押し立て法螺貝を響かせ、阿武隈の谷を縫って木幡山を目指す「木幡の幡祭り(こはたのはたまつり)」。長く鮮やかなたくさんののぼり旗が華やかなこのお祭りの起源は、なんと1000年近く前の前九年の役にまでさかのぼります。

天喜3年(1055)に奥州を支配していた安倍一族を攻め滅ぼそうとした源頼義は、逆に安倍軍に敗れ、二本松市の木幡山にわずか数騎で逃げ込みます。このとき一夜にして雪が降り積もり、安倍氏の追っ手はこれを源氏の白旗が山を覆い尽くしていると見間違えて撤退したとか。最終的に源氏が勝利し、これを記念して始められたのが木幡の幡祭りなのだそうでうす。

毎年12月の第1日曜に開催されるので、運が良ければ伝説と同じ真っ白な木幡山を拝むことができるかもしれませんよ。国の重要無形民俗文化財にも指定されている由緒ある二本松のお祭りです。

3. 針道のあばれ山車

こちらの「針道のあばれ山車」は、前出の木幡山の南麓に鎮座する諏訪神社の例大祭で見られるイベントです。諏訪神社の例大祭自体は、平安時代から続くたいへん由緒あるもの。お祭り2日目の「後祭り」で引かれる山車が、昭和に入って「けんか祭り」と呼ばれるほど激しいものになりました。

さらに今では、10~30代の地元の若衆が中心となり、地区ごとにとても凝ったデザインの山車が制作されるように。おなじみのキャラクターなどが乗った山車が、笛や太鼓そして「ヨイヨイ!!」という掛け声とともに激しくぶつかり合います。その迫力たるや、実際に見た人にしかわからない高揚感に包まれます。

毎年体育の日の前日に行われる二本松市針道のあばれ山車。小さな町に受け継がれるダイナミックなお祭りは見応えがありますよ。二本松の若い男衆の勇ましい姿とパフォーマンスはもちろんのこと、手作りの山車を見ているだけでも楽しいですよ。

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