「食」をテーマにしたお祭りならお任せ！築地で人気のお祭り4選

世界最大規模の水産卸売市場である築地市場（つきじいちば）は、日本中から美味しいものが集まる場所として外国人観光客にも人気のエリアです。銀座や浜離宮、皇居などの観光スポットが近いこともあり、朝から晩までたくさんの人が訪れ賑わっています。
あまり知られていませんが、築地では一年を通じて様々なお祭りが開催されているんですよ！
今回は、その中から特に人気のお祭りを4つご紹介しましょう。

1.築地の秋祭り

毎年10月の2日間にかけて開催される「築地秋まつり」は、築地ならではの飲み物や食べ物が並ぶグルメがテーマのお祭りです。5万人以上もの人で賑わうというこの「築地秋まつり」のメイン会場は、築地市場のある区画ではなく市場橋公園（しじょうはしこうえん）特設会場となります。
なお、入場にはチケットが必要となるので要注意です。

出店するのは、メディアにも度々登場する築地の名店から歴史ある老舗店までさまざま。お寿司や鶏肉料理、ハンバーガー、ラーメンとメニューもバラエティーに富んでいます。グルメにはたまらないお祭りとして長年人気を呼んできた「築地秋まつり」でしたが、移転問題もあり今後の開催は不透明とのこと。
最新情報は、築地場外市場のホームページをチェックしてみてくださいね！

2.築地市場まつり

「築地市場まつり」は市場関係者が主催するお祭りで、第一回目の1997年から例年秋に行われてきました。「築地秋まつり」とは異なり、この「築地市場まつり」ではグルメのほかにトークショーやスタンプラリー、クイズ大会、写真展など子供から大人まで楽しめるイベントが開催されます。

「ありがとう、築地」をスローガンに開催された移転前最後の祭りには、なんと15万人以上もの人が訪れたのだとか。しかし秋まつり同様、こちらも移転問題の関係で今後の開催については不明とのことです。

3.つきじ獅子祭

「つきじ獅子祭」は夏の訪れを告げる築地のお祭り。東京・築地市場近くの波除（なみよけ）稲荷神社で行われる祭事で、重さ約700kgの獅子の頭を担いで街を練り歩く渡御（とぎょ）祭で有名です。
毎年6月初旬に行われていることから「夏越しの大祭」とも呼ばれています。

「つきじ獅子祭」は、波風をおさめた「波除」のご神徳を受けた人々が、龍や獅子、虎の頭を模した神輿を奉納したことが始まり。三年に一度本祭が行われ、この時は雌の大獅子「お歯黒獅子」と黒檜一木造り（くろべいちぼくづくり）の雄の「天井大獅子」のお神輿が一緒に街を練り歩きます。

一部区間は、女性のみで「お歯黒獅子」が担がれることも！迫力ある神輿の姿をぜひ間近で見てみましょう。ちなみに、次の本祭は2018年6月です。

4.築地本願寺　はなまつり

中央区築地にある築地本願寺では、毎年4月にお釈迦様の誕生日を祝う祭事「はなまつり」が開催されます。祭りでは稚児行列のパレードや法要が行われるほか、子供向けのヒーローショーや移動動物園が設置され、地元・築地の子供たちで大賑わい！食事コーナーでは地元の名店がずらりと並びます。

遊びからグルメまで、家族みんなが楽しめる要素がぎゅっと詰まった「はなまつり」は、家族でのお出かけにぴったりですよ。築地本願寺では「はなまつり」の他にも、地域の人向けのイベントが多数開催されます。毎月最終金曜日に本堂で行われるランチタイムコンサートでは、クラシックや仏教讃歌などの演奏を楽しむこともができるのだとか。機会があったらぜひ訪れてみてくださいね！

◎まとめ

「食の台所」ならでは！築地では「食」をテーマにしたお祭りが有名で、毎年このお祭りを楽しみにしている人が各地から訪れます。そんな活気あふれる人気のお祭りですが、残念ながら今後の開催が未定のものも。詳細はホームページなどで確認してくださいね。
一方、お寺や神社で行われる祭事は今後も定期的に行われる予定ですので、築地市場だけではなくこちらも要チェックですよ！

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