極寒積雪のなか無病息災を願う裸祭り!岩手県奥州市のお祭りおすすめ4選

画像出典:Task taste (CC BY-SA 4.0)

極寒積雪のなか無病息災を願う裸祭り!岩手県奥州市のお祭りおすすめ4選

奥州市は岩手県の南部に位置し、東京都の約半分ほどもの面積があります。古代から力を持っていた豪族などが住んでおり、国の重要な拠点となることが多かった土地。そうしたことから、歴史ある名所やお祭りが多数あるんですよ。他にも焼石連峰や北上山地につづく田園地帯などに囲まれ、自然豊かな土地でもあります。今回はそんな奥州市の数あるお祭りから、いくつかご紹介しましょう。

目次

極寒積雪のなか無病息災を願う裸祭り!岩手県奥州市のお祭りおすすめ4選

1.江刺甚句まつり

岩手県奥州市の江刺甚句まつりは毎年5月3~4日に開催されている、江戸時代から現在まで続く伝統あるお祭りです。お祭り開催場所の奥州市江刺区は江戸時代、よく火災が起きる地域でありました。そんな奥州市江刺区の火災を減らすことを目的に、このお祭りは開始されたのです。

江刺甚句まつりでは江刺甚句踊りというダンスを踊ります。この踊りは、老若男女みんなで一つの踊りを作り上げるダンスなんですよ。さらに江刺甚句まつりで最大の盛り上がりを見せるのが、江刺甚句大パレードです。このパレードでは数千人にも及ぶ参加者全員が、江刺甚句まつりを踊ります。江刺甚句大パレードの開始時刻は夕方頃。毎年豪華なゲストが訪れ、非常に盛り上がりますよ。

2.江刺産業まつり

江刺産業まつりは、10月の最終週土曜と日曜の2日間岩手県奥州市で開催されるお祭りです。お祭りの開催場所は奥州市のJA江刺本店駐車場。お祭り当日は、奥州市の農産物や物産品などを販売します。地元の企業やお店なども出店し、その他にも能まつりや縄跳び大会など、さまざまなイベントも行なわれていますよ。毎年多くの人が訪れるので、早めに行くことをおすすめします。お祭り会場は奥州市の東北新幹線、水沢江刺駅から車で10分。もちろんお祭り当日は混雑することが予想されますので、ご注意くださいね。

3.黒石寺蘇民祭

黒石寺蘇民祭は旧正月の7日に岩手県奥州市で行われるお祭りです。お祭りの開催場所は奥州市水沢区に位置する妙見山黒石寺。1000年以上の歴史を誇り、五穀豊穣や無病息災を祈って毎年開催されています。黒石寺蘇民祭では裸参りや柴燈木登、蘇民袋争奪戦などの行事を行います。最初の行事である裸参りはお祭り当日の午後10時頃から。極寒の中、五穀豊穣や災厄消除を願って妙見堂を巡ります。

最後の行事となる蘇民袋争奪戦の開始時刻は午前5時頃。最後に袋を奪った者には、五穀豊穣が約束されるといわれています。奥州市だけでなく、全国でも広く知られているほどの有名なお祭りなんですよ。ぜひ参加してみてくださいね。

4.日高火防祭り

日高火防祭りは毎年4月頃に奥州市の市街地で開催され、華やかな装飾を施されたはやし屋台が音楽に合わせて、奥州市の市街地を巡行するのが見どころ。各町から出される屋台が、競うかのようにお囃子を披露します。

元は火伏を願って始まったのがこのお祭り。今では担ぎ手不足などの苦難に合いつつ、昔ながらの姿を守っています。各町から出される屋台にはお人形さんと呼ばれる15~20人ほどの小太鼓を叩く早乙女たちが乗っていて、なんとも艶やかです。そしてお祭りの中でも最も盛り上がるといわれているのが、揃い打ち。揃い打ちは夜7時頃からすべての屋台が集結し、揃ってお囃子を披露します。この揃い打ちやその後に続く相打ちを見ようと、たくさんの人々が集まるんですよ。

このお祭りは前夜祭から多くの人で賑わいます。はやし屋台以外にも打ちばやし屋台などの見どころもたくさんあるので、おすすめのお祭りの一つです。

◎まとめ

岩手県奥州市のお祭りをご紹介しました。他にもたくさんのお祭りが奥州市にはあります。春になれば春の訪れを祝うお祭り、夏にはマラソンやよさこいなどのアクティブなお祭り。観光する場所も多い奥州市なので、ぜひ気になるお祭りに合わせてお出かけになってはいかがですか?

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

奥州市(江刺・水沢)でおすすめの記事

奥州市(江刺・水沢)のアクセスランキング