名称:八重泉酒造
住所:石垣市字石垣1834
公式・関連サイトURL:http://www.yaesen.com/black.html
沖縄本島より約400kmほど南、八重山諸島に属する石垣島は、沖縄県内で3番目に大きな島です。5万人弱が暮らす石垣島には数々の美しい自然があり、観光スポットなど見どころも満載。石垣牛や八重山そば、イラブチャーのようにカラフルで本土では食べられない魚など、グルメも大きな楽しみです。それとともにぜひ味わってもらいたいのが、石垣島で醸造された泡盛!ひとくちに泡盛といっても、石垣島では全国的に人気の高い銘柄からレアなものまで多種多彩。今回は、石垣島のオススメ泡盛を10銘柄に厳選してご紹介します。
目次
石垣島の泡盛が飲みたい人は必見!レア商品もある石垣島の泡盛10選
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1. 於茂登岳の水でつくられた「八重泉 黒真珠」
創業60年以上の八重泉酒造は、八重山諸島でも最大規模を誇る泡盛の醸造元です。こちらの蔵では、八重山に古くから伝わる直火式地釜で蒸留して、泡盛を造っています。
沖縄県の最高峰、標高525mの於茂登岳(おもとだけ)の中腹から湧き出ている、ナンガーラの水で仕込んでいるのが大きな特徴。代表的な銘柄は「八重泉」ですが、ここでオススメするのはその中の1つ「黒真珠」。老麹を仕込んだもろみを伝統的な製法で蒸留し、5年間熟成させた泡盛の古酒です。
度数は43度と高めですが、そのぶんコクが深くて芳醇!泡盛本来の味を残しつつも、高尚な味わいに仕上がっています。沖縄国税事務所の泡盛鑑評会で、優等賞とトップの県知事賞、さらに沖縄県知事優秀賞を獲得した実績もある、県も認める高品質な泡盛です。
2. 八重山最古の泡盛「玉の露 5年古酒 金」
玉那覇酒造所は、明治の末から90年以上泡盛を作り続けている、八重山でもっとも歴史の古い蔵元です。伝統の地釜を使った直釜式蒸留と、昔ながら製法で泡盛を醸造。麹づくりから、瓶詰やラベル張りまで、すべて人の手で行っています。
そんな玉那覇酒造所の主力銘柄は「玉の露」。そのなかでもとくにオススメしたいのが、「5年古酒 金」です。直釜式で蒸留して約5年間熟成させた古酒(くーす)で、個性的な麹香とまろやかなかな甘みが特徴です。
こちらも43度とアルコール度数が高いお酒なので、酔いやすい人は水割りやカクテルがおすすめ。石垣島でしか販売されていないので、ぜひ現地で味わってみてください。
名称:玉那覇酒造所
住所:石垣市字石垣47
公式・関連サイトURL:http://www.tamanotuyu.com/index.shtml
3. フルーティで女性にも人気の「請福 ゆずリキュール」
1949年の創業から65年以上にわたって泡盛を造り続ける請福酒造は、八重山地域でトップクラスのシェアを誇る蔵元です。泡盛自体もとても美味しく人気がありますが、請福酒造では泡盛リキュールを多数商品化していて、地元民や観光客の間でもヒット商品となっています。いろいろある泡盛リキュールのなかでもオススメなのが「ゆずリキュール」!ゆず・シークヮーサー・請福の泡盛を原料に作られたこのお酒は、製法だけではなく素材にもこだわっています。
封を開けるとすっきりとした柚子の香りが広がります。甘すぎず、少し酸味を感じる味わいが特徴。ロックや水割りもいいですが、牛乳で割ったり、凍らせて泡盛シャーベットにするのもアリですよ。強いお酒が苦手な人でも飲みやすいので、女性からも高い人気を得ています。
名称:請福酒造
住所:石垣市宮良959
公式・関連サイトURL:http://www.seifuku.co.jp/
4. 泡盛鑑評会の最高賞を2度も受賞した「おもとゴールド 6年古酒」
「於茂登」などの銘柄で知られる高嶺酒造所は、創業から65年以上にわたって全工程を手作業で行っている、県内でも数少ない手造りにこだわった蔵元です。於茂登連山の天然水を仕込み水として、泡盛が醸造しています。
於茂登よりも少しランクが高い「おもとゴールド 6年古酒」は、バニラに近い香りと旨みのあるコクが口いっぱいに広がる古酒。アルコールは43度ですが、ロックでもスッキリとした飲み心地が人気で、過去の泡盛鑑評会では最高賞である県知事賞を2度も受賞しています。
テレビやメディアで大々的に紹介されたことをきっかけに、全国的にも知名度が高まりました。まさに石垣島を代表する古酒のひとつといえるでしょう。ちょっと贅沢な泡盛を飲みたいと思ったときにおすすめです。
名称:高嶺酒造所
住所:石垣市字川平930-2
公式・関連サイトURL:http://omoto-takamine.com/
5. ブランデーのような風味が特徴の「樽酒 グリーンボトル43度」
最初にご紹介した八重泉酒造で、黒真珠の他にもうひとつオススメしたい泡盛があります。それが「樽酒 グリーンボトル」。名前のとおり、泡盛では珍しい深緑色の瓶や箱が目印。八重泉酒造の泡盛を厳選し、フランス製のオーク樽で原酒を熟成させ、さらに人気泡盛の「黒真珠」をブレンドした逸品です。その特徴は、ブランデーのような樽貯蔵の心地よい香りにあります。
口に含めば、ブレンドされた黒真珠の深いコクとほんのりとした甘さを感じることができるでしょう。それでいて黒真珠とは異なる洋酒の風味を豊かに内包していて、好きな人にはたまらない上品さがある泡盛です。地元でもファンが多く、4合瓶と100ミリリットルの2種類が販売されています。まずは100ミリリットルで試してみて、気に入ったらお土産にボトルを買って帰ってみてはいかがでしょう。
名称:八重泉酒造
住所:石垣市字石垣1834
公式・関連サイトURL:http://www.yaesen.com/green.html
6. 島産米を使用したマイルドで優しい甘さが魅力の「やいま30度」
泡盛は基本的に黒麹と相性の良いタイ米で造られますが、請福酒造の「やいま」は、八重山産の「ひとめぼれ」を原料にしているのが特徴です。もっちりとした日本米は噛むほどに甘味が増すことから、「やいま」は従来よりもマイルドで、独特のクセが少ない泡盛に仕上がっています。
泡盛にタイ米が使用されるようになったのは、意外にも近世の話。もともと泡盛は沖縄の土地で取れた原料で醸造されていました。つまり、「やいま」は沖縄本来の泡盛の姿であるともいえます。ちょうど良い甘味で飲みやすく、泡盛を飲む機会が少ない若者や女性の間でも人気です。
名称:請福酒造
住所:石垣市宮良959
公式・関連サイトURL:http://www.seifuku.co.jp/
7. 泡盛で最もクセのあり、独特な風味が楽しめる「白百合30度」
池原酒造は石垣島でも生産量が少ない小さな酒造所で、扱っている銘柄は「白百合」と「赤馬」だけ。そんな池原酒造には、洗米から蒸留過程まで全て手作業で行い、添加物なしの天然醸造というこだわりがあります。
白百合は泡盛ファンにとても人気がありますが、沖縄に数ある泡盛の中でもクセが強いのが特徴!なので好き嫌いが極端に分かれます。独特な味わいの秘密は家麹。麹造りに手編みの竹網を使って、地釜直火蒸留で醸造しています。
これらの道具は、創業した1951年から修繕を繰り返して受け継がれてきました。長く大切にしている道具が、白百合の味を生み出しているというわけです。クセの強い泡盛ですが、慣れてしまうと他の泡盛ではパンチが足りないと感じるようになってしまうんだとか。石垣島を訪れたらぜひチャレンジしてみてください。
名称:池原酒造所
住所:沖石垣市字大川175
公式・関連サイトURL:http://www.shirayuri-ikehara.com/
8. 手造りにこだわった製法でストレートがオススメの「於茂登30度」
高嶺酒造の定番銘柄「於茂登(おもと)」は、於茂登岳連山の天然水を仕込みに使用し、機械での蒸留は行わず直火式釜での蒸留法の伝統に乗っ取って造られています。そのため普通の泡盛でも、古酒を思わせる芳醇な香りが感じられます。
原酒に使われる種麹は人の手でしっかりと混ぜられ、2晩寝かせた老麹です。於茂登岳の天然水が柔らかな甘みを生み出し、手造りならではの優しいのどごしと、泡盛独特の風味やコクもしっかり味わえます。
おすすめの飲み方としては、まずは大きめのグラスにストレートで飲み干しましょう。泡盛本来の風味を堪能したあとは、氷を入れてロックで。お酒の味や香りの変化を楽しむことができます。そして、最後は水割りにして、スッキリした後味を楽しんでください。
名称:高嶺酒造所
住所:石垣市字川平930-2
公式・関連サイトURL:http://omoto-takamine.com/
9. 石垣島で幻と称される「宮之鶴30度」
石垣島南東部にある仲間酒造は、1948年の創業から「宮之鶴」の銘柄だけを作り続けている醸造元です。もともと地元の宮良村向けに作っていた泡盛で、2002年ごろに宮之鶴が美味しいと話題になり、一気にブームを迎えました。しかし、地元の酒というスタンスを崩すことなく、あえて増産せずに伝統をずっと受け継いでいます。そのため宮之鶴は入手しづらく、波照間島の「泡波」と同様に幻の泡盛といわれているのです。
そんな宮之鶴は素朴で上品な風味が特徴。濃厚な甘さの中にキレがあり、独特な味が多くの酒好きを魅了します。ブームも落ち着いてきたので、石垣島を訪れたらぜひ味わってみてくださいね。3年以上熟成してまろやかになった古酒はいっそう美味!宮之鶴をお土産に買って帰って、冷暗所で古酒に仕上げるのもおすすめですよ。
名称:仲間酒造所
住所:石垣市字宮良956
公式・関連サイトURL:http://www.okinawa-awamori.or.jp/brewer.php?id=44
10. 水割りで甘さと香りが引き立つ「直火請福30度」
請福酒造では、泡盛になじみのない若い人でも飲みやすいように、伝統の製法に加えて減圧式蒸留法や低温泡盛など試行錯誤を繰り返しています。黄色いラベルが特徴的な「直火請福」は、市街地でもよくのぼりを目にします。石垣島のほとんどの居酒屋などに置いてあるので、観光客にもリピーターが多い銘柄です。
力強いコクと、ほんのりと優しい甘さのバランスが良いのが魅力。後味がスッキリしていてとても飲みやすい泡盛なので、ロックやお湯割りでどうぞ。また、直火請福は水伸びがとても良いので、水割りにするとより甘さと香りが増すのでおすすめです。
名称:請福酒造
住所:石垣市宮良959
公式・関連サイトURL:http://www.seifuku.co.jp/
◎まとめ
石垣島でオススメの泡盛10選をご紹介しました。石垣島には全部で6つの酒造所があります。それぞれの酒造所が、独自の伝統製法を守りながら異なる風味の泡盛を醸造しているので、飲み比べてみると楽しいですよ。泡盛といっても、クセの強いものから優しく初心者にも飲みやすいものなど種類はさまざま。現地でもレアな銘柄もあるので、ぜひいろんな銘柄に挑戦してみてください。
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