幅広い年代が楽しめる!多摩市のとっておき観光スポット20選

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幅広い年代が楽しめる!多摩市のとっておき観光スポット20選

京王線と小田急線が乗り入れる東京西部のベッドタウン多摩市。南部は緑と団地が共存する多摩ニュータウン、北部はジブリアニメ『耳をすませば』の舞台ともなった閑静な住宅地エリアとなっています。

新興の宅地ばかりというイメージもあるかもしれませんが、多摩市には意外と自然に溢れた観光スポットも多いんですよ!そんな多摩市の魅力的な観光名所20選を取り上げます。

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幅広い年代が楽しめる!多摩市のとっておき観光スポット20選

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1.パルテノン多摩

出典: ja.wikipedia.org

多摩市を代表する近代建築といえば、このパルテノン多摩!その名のとおり、ギリシャのパルテノン神殿をモチーフとした多摩市の複合文化観光施設です。多摩ニュータウンの中心ともいえる多摩センター駅北口から真っすぐに歩き詰めると、巨大な階段を備えた明灰色の巨大な建物が目の前に現れます。

階段の上まで登って振り返れば、眼下に多摩センターの十字路と駅を一望!絶景を眺めながら階段に座っておしゃべりするだけで、多摩市内でも一押しのデートスポットに早変わりです。

大小2つのホールがある建物内では、随時さまざまな音楽や劇の公演が。観光だけでなく催し物好きの方も要チェックですよ。そのほか、多摩丘陵開発の歴史について学べるミュージアムも併設されています。

2.多摩中央公園

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多摩市民の憩いの場といえばココ、多摩中央公園!パルテノン多摩の大階段を抜けると、そこにはベッドタウンの中心街とは思えない清々しい風景が広がります。

シンボルの大池の周囲は広大な芝生となっていて、小さなお子様がどんなに走り回っても安心です。芝生広場から池越しに見る多摩センターのビル街は、計画都市ならではの景色!とくに夜景が素晴らしく、夜には芝生やベンチで語らうカップルの姿が見られるようになります。

また、公園の南端にある旧富澤家古民家住宅も隠れた観光スポット。多摩市域の名士であった富澤家の旧家を移築したもので、明治天皇が休憩に使用したこともある歴史的建造物なんですよ。

3.サンリオピューロランド

サンリオピューロランド

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いまや外国人にも大人気の、日本発祥キャラクター「ハローキティ」。日本が世界に誇るキティちゃんの世界を楽しめるテーマパークが、多摩センター駅から歩いて5分の場所にあります。

サンリオのキャラクターたちと記念撮影をしたり、可愛いアトラクションを楽しんだり。ライブやショーなどのイベントも盛りだくさんなので、小さなお子様だけでなくカップルやお父さん・お母さんまでしっかり満足できますよ!

サンリオピューロランド限定のキティちゃんグッズも館内で販売されているので、キティラーの人もそうでない人も観光に訪れない手はないですね。

4.いろは坂

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多摩市の北部は、ジブリアニメ『耳をすませば』の舞台として有名!作中のモデルとなった場所をたどる、いわゆる「聖地めぐり」がアニメファンや観光客の間でひそかに人気となっています。聖蹟桜ヶ丘駅西口の交番の横には、「モデル地案内マップ」も設置されているんですよ。

駅から南に歩くと目の前に見えてくる「いろは坂」は、そんなロケ地観光ポイントの1つ。作中では、つづら折れのヘアピンカーブの途中に、主人公「月島雫」の通った図書館があります。実際には該当する建物はありませんが、あたりからの眺めはなかなかのもの!劇中世界のような爽やかな気分になれるでしょう。

5.金比羅宮

出典: ja.wikipedia.org

次なる聖地観光スポットは、いろは坂を上り詰めたところにある金比羅宮(こんぴらぐう)。ここは、雫が同級生の杉村に告白された神社のモデル!杉村君は残念ながら玉砕してしまいましたが、そんな甘酸っぱい場面をトレースできる多摩市の隠れた観光名所です。

ここまで登ってきたら、振り返って景色を堪能しましょう!周辺の雰囲気の良い住宅街と相まって、都心周辺ではなかなか見られない景色ですよ。

6.桜ヶ丘ロータリー

金比羅宮から南へおよそ300m。『耳をすませば』聖地めぐり観光コースの締めくくりは、この桜ヶ丘ロータリーです。いわゆるラウンドアバウトと呼ばれる信号のない円形の交差点で、劇中ではその一角にヴァイオリン青年天沢聖司のおじいさんの営む喫茶店「地球屋」があります。モデルとなった喫茶店は残念ながら残っていませんが、ロータリーの雰囲気は健在!

ノアというもう1つの喫茶店には、『耳すま』ファンが自由に書き込める「耳ノート」がありますよ。店内には作中に登場する「バロン」の置人形や、ジブリ公認の関連グッズ、お菓子も販売されています。

ファンならずとも、都心からすぐの多摩市でできるロケ地めぐりへ、ぜひ出かけてみませんか?

7.川井家のしだれ桜

さて今度は、多摩市のオススメお花見観光スポットをご紹介しましょう!

小田急多摩線の終点唐木田駅から歩いて10分弱。鶴牧西公園のふもとにある旧家川井家の庭先の枝垂れ桜は、推定樹齢200年の古木!多摩市内の隠れた桜の観光名所で、毎年開花の時期には多くの花見客が訪れます。

高さ20m近くという巨木に、淡いピンクのシャワーのように満開となる枝垂れ桜は、多摩「ニュー」タウンにいるとは思えないような見ごたえ!今も続く旧家川井家の雰囲気と相まって、ここだけタイムワープしたかのような山里の風景となっています。

鶴牧西公園の斜面を歩きながら、ななめ上から眺める桜の景色が一押しですよ。

8.乞田川の桜並木

小田急多摩線唐木田駅付近にはじまる多摩川の支流乞田川(こったがわ)。コンクリートで護岸された典型的な都会の川ですが、多摩センター駅から永山駅にかけての区間はいまや多摩市きっての花見の名所!

ニュータウン計画のスタートからはや半世紀。すでに壮年の域に達した桜並木の美しさは、目黒川のそれにも引けを取りませんよ。とくに、川の中央に向かって大きく枝を伸ばしている桜木が多いので、花見客を入れずに写真撮影をしやすいのが大きな魅力です!

駅前ということもあってアクセスもたいへん便利!多摩地区周辺から例年多くの観光客が訪れます。満開のころには両駅の中間付近にある「乞田貝取ふれあい広場」をメイン会場に「乞田桜まつり」も開かれます。

9.都立桜ヶ丘公園

見るからに桜の名所っぽいこちらの公園は、多摩市東部の丘陵にある自然豊かな観光スポット。もともとは明治天皇が当地へ行幸したことを記念して造られたもので、園内にある昭和5年に建設された旧多摩聖蹟記念館も見どころの1つです。

約800本の桜の木があり、とくにヤマザクラが比較的多いのが特徴!自然の丘を利用しているので起伏も多く、園内を散策しているだけでさまざまなアングルからの景観を楽しめます。

「お花見坂」や「富士見の丘」といったビューポイントも点在。桜とパノラマ風景を同時に楽しめる、観光客にはうれしい公園なんですよ!駐車場もあるので、ご家族連れやカップルにとくにオススメの観光名所といえますね。

10.よこやまの道

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さてさて続いては、多摩の絶景散策観光スポットをご紹介しましょう!まずは、多摩市の南の市境に沿って、およそ10kmにわたって整備された「よこやまの道」!

このあたりの丘陵はかつて横山と呼ばれ、古くは『万葉集』にも詠まれた歴史深い地なのです。古代の街道が通っていたと推定されている尾根筋のルートを自然散策や観光用に整えたもので、案内板や説明も随所に設置されていて便利。

端から端まで歩くのはさすがに…という方にオススメなのが、東端近くにある「防人見返りの峠」。万葉の歌からその名がとられた小高い展望台からは、多摩ニュータウンの街並みの向こうに秩父連山の山並みを望むことができますよ!

11.からきだの道

小田急線唐木田駅の前から始まる「からきだの道」は、尾根上のよこやまの道にたいして山腹の観光散策路。丘の斜面に生い茂る木々の間を抜け、首都圏のベッドタウンにいながら自然の森林浴を楽しめます。

おすすめ観光スポットは、東と西に2カ所ある展望台。天気が良ければ東の「見晴らし広場」からは都心のビル街が、西の展望台からは富士山を眺めることができるんですよ!

そのほか、春には桜の観光名所となる「お花見広場」や「草花園」、「かぶとむしの林」など、大人と子供がいっしょに遊べるエリアが充実しています。

12.ゆうひの丘展望台

出典: まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

広大な都立桜ヶ丘公園の南端近くにある「ゆうひの丘展望台」。その名のとおり西側への眺望に優れ、静かな観光を楽しむ人たちが後を絶ちません。

ですが、この展望台を観光地として有名たらしめているのは、その夜景!正面に聖蹟桜ヶ丘駅前の街並みが見えるので、とてもきらびやかで幻想的です。その向こうにはまた、三多摩地区の家々の灯りが広がり、都下ならではの景観が醸し出されています。

この丘からの眺めは、歌手の絢香さんの名曲『三日月』のPVやドラマ『最後の約束』のロケ地ともなりました。聖地めぐりも兼ねた絶景観光地をぜひ訪ねてみましょう。

13.ベネッセスタードーム

ベネッセコーポレーションの東京本部が置かれているベネッセ東京ビルは、多摩センターの街に欠かせないシンボル!その最上階にあるのが、ベネッセスタードームです。

一般向けに運営されているプラネタリウムで、私企業とは思えないお値段で迫力の映像を楽しむことができます。ただし、個人の利用は土日祝日や春休み・夏休みなど限られているので、事前にHPで確認しましょう。

首都圏の駅近で学びながら楽しく過ごせる観光地として、とくに親子連れの人たちに人気ですよ。ピューロランドが目の前にあるというのも、観光にはうれしい利点ですね。

14.多摩センターイルミネーション

出典: PG1104NA / PIXTA(ピクスタ)

多摩センターの夜を飾る冬の一大イベント!駅からパルテノン多摩までの大通りが、色とりどりの電飾で光り輝きます。

毎年11月はじめから1月はじめにかけて行われ、冬のイルミネーションイベントとしては開催期間が長いのも特徴!地元の買い物客だけでなく市街からの多くの観光客の目も楽しませています。

メインは、歩行者用大通りが交差する十字路に設置される巨大なモミの木!ここでは期間中に多様なミニイベントが開催されるほか、周辺には地元美大生による光のアート作品も展示されるんですよ。

デートに、観光に、ショッピングに!多摩センターは冬も活気づいています。

15.多摩美大美術館

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多くのデザイナーを輩出していることで知られる「多摩美」こと多摩美術大学。

2000年に開館した多摩美術大学美術館は、コレクションを展示する普通の美術館であると同時に、大学の付属施設でもあります。そのため、在学生の美術イベントや若手芸術家の展覧会などが多く開催されるのが特徴です。

もちろん、コレクション内容も充実!国内から海外まで、古代から現代まで美大らしいさまざまな観点からの芸術品が収蔵されています。

ベネッセ東京ビルやサンリオピューロランドといった多摩センターの観光名所のすぐ近くにあるのも魅力。多摩センター界隈を観光する際にちょっと立ち寄ってみたい場所ですね。

16.東京都埋蔵文化財センター

4市にまたがり、総面積は3000ヘクタール弱に及ぶ広大な多摩ニュータウン。その開発過程で行われた発掘調査による膨大な成果を収蔵しているのが、この東京都埋蔵文化財センターです。

展示内容は有名な遺跡の資料館にも匹敵するほどしっかりしているのに、入場料はなんと無料!駅から徒歩5分とアクセスも良好なので、観光以外の用事で多摩を訪れたときにも気軽に立ち寄れますね。

建物裏手の遺跡庭園「縄文の村」には、3タイプの縄文時代の住居を復元!その周りの駅前とは思えない雑木林も、当時の森を再現しているんですよ。こちらも入園は無料なので、何回でも観光できますね。

17.熊野神社

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永山駅と聖蹟桜ヶ丘駅の中間付近に位置する熊野神社は、旧関戸村の鎮守。決して大きな神社ではありませんが、趣のある落ち着いた社殿は観光途中の小休止にピッタリです。

神社の門前を走っているのが旧鎌倉街道で、かつてこの地には「霞ノ関」という関所がありました。参道脇からは関所のものと思われる柵の跡が発掘され、その一部が復元されています。

霞ノ関周辺は、鎌倉幕府倒幕を巡って激戦が繰り広げられた「関戸の戦い」の古戦場!戦いで討ち死にした将兵を弔った墓石が今も残っているんですよ。多摩市観光の古跡として立ち寄ってみるのも良いですね。

18.原峰公園

桜ヶ丘の斜面に造られた原峰公園は、地元民イチオシの隠れた公園観光スポット!静けさと自然に囲まれて、ちょっと優雅な散策が楽しめます。

観光でのメインの見どころは、小さな谷にまたがる純和風の木橋!山里の名園にいるような趣が漂う景観スポットです。オススメはもちろん、新緑と紅葉の時期。自然とカメラを向けたくなる構図が目に入ってくるでしょう。

入口は、『耳すま』でおなじみの桜ヶ丘ロータリー側と、麓の旧鎌倉街道沿いの2ヶ所。無料の駐車場もあるので、多摩を観光中にホッとできる空間として訪ねてみてはいかが?

19.一本杉公園

多摩市の隠れたファミリーパークとして地元の人に人気なのが、この一本杉公園です。

夏ともなれば広くて長い親水広場で子供たちが遊び、芝生ではシートを広げてお弁当。園内の水は消毒された水道水を利用しているので、小さなお子さまをどれだけ遊ばせても安心ですね!

もう1つの見どころは、園内に移築された古民家「旧加藤家住宅」。古き日本の里山の暮らしを隅々まで見学できるうえに、入館料は無料!なんと、事前に申し込めば団体でレンタルすることも可能。実際にかまどで料理体験したりもできるんですよ。

よこやまの道に隣接しているので、観光歩き旅の一端に組み込むのもオススメです。

20.中沢池公園

多摩センター駅から西へ谷戸を遡ったところにある中沢池公園は、市内でも古株の自然公園です。江戸時代に造られた溜め池である中沢池は、今では駅近の釣りスポットとして有名!連日、市内外の釣り好きたちが集います。

中沢池を観光するうえでの一番の魅力は花菖蒲!小さな谷間の公園に約3000株が植えられています。満開を迎える5月下旬から6月上旬には、沢に沿ってまるで流水のように菖蒲の花の河が!

駅から歩いても15分ほどですが、無料の駐車場も用意されているので観光にはとても便利ですね。

◎まとめ

北部は『耳すま』、南部ニュータウン地域は『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台と、ジブリアニメとゆかりの深い観光名所が多い多摩市。そうした文化・芸術の面だけでなく、意外にも自然豊かな観光スポットが多数存在することも、お分かりいただけたでしょうか。

あまり観光地というイメージはもたれにくい多摩市ですが、これを機に都心から電車1本で行ける日帰り観光の旅へ出かけてみましょう!

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