サウスベイはカリフォルニア州の南西部、ロサンゼルス市内のロサンゼルス国際空港の南に広がるエリアです。トーランス市を中心に、ロングビーチ、レドンドビーチ、マンハッタンビーチ、ハモサビーチ、ガーデナ、ローリングヒルズ、サンペドロなどの町を含みます。サウスベイはロサンゼルスの中でも治安がいい地域で、日本人が多く住むトーランス、ロサンゼルスでも人気の観光スポットのひとつロングビーチなどは、見どころ満載です。
目次
ロサンゼルス市内にあるサウスベイってどんなエリア?
1.ロングビーチ
ロングビーチは、サウスベイの中で最も人気がある観光エリア。ロサンゼルス空港から南へ車で約30分ほどで着きます。太平洋に面したウォーターフロントから内陸部まで広がる町で、西海岸らしい開放的な雰囲気が特徴です。特にウォーターフロントには水族館、豪華客船・クイーンメリー号などの観光スポットがあり、夏にはたくさんの観光客が訪れます。
またロングビーチではサーフィンなどマリンスポーツが盛ん。ロングビーチ港には「ショアライン ビレッジ」というショッピングセンターがあって、レストランやカフェ、雑貨屋、お土産屋などが並んでいます。ここでは特にシーフードがおすすめですよ!
明るく開放的な雰囲気のロングビーチはロサンゼルス、サウスベイでも人種の多様性に富んだ町のひとつで、アジア系移民のコミュニティやヒスパニック、アフリカン・アメリカンなどのコミュニティがあります。
2.トーランス
トーランスはロサンゼルス国際空港の南約7kmほどのところに位置するサウスベイの町。日系企業が進出していて日本人も多く住んでいる地域です。1年を通じて温暖な気候で、夏でも平均気温は26度ほど。降水量も少なくカラッとした日が続き、ロサンゼルスの中でもとても暮らしやすいエリアです。日本人学校、日本食レストラン、居酒屋、日系スーパー、書店、日本語が通じる病院などもあって、日本人以外にもアジア系の人々も住んでいるのが特徴です。
ロサンゼルスはもちろん全米でも有数の巨大モール「デルアモファッションセンター」や、アルパインビレッジというドイツ村が見どころ。10月にはオクトーバーフェストという収穫祭が賑やかに開かれます。
3.レドンド ビーチ
レドンドビーチはサウスベイのトーランスの西側にあるビーチで、静かで落ち着いた雰囲気です。地元民が多いこのエリアは、ロサンゼルスでも有数の高級住宅地で豪邸が並びます。このレドンド ビーチとマンハッタン ビーチ、ハモサ ビーチを合わせてビーチシティーズと呼ばれています。
キング ハーバーというヨットの係留施設があり、マリンレジャーが盛ん。大きな桟橋が有名で夕方になると夕日を見に人が集まって来ます。桟橋の周辺にはシーフードレストランも軒を連ね、夕方から夜にかけて賑やかに。トーランスからも近く、ロサンゼルスに住む日本人にも人気のスポットです。
4.マンハッタンビーチ
出典: Kit Leong/Shutterstock.com
マンハッタンビーチがあるロサンゼルスのビーチシティーズと呼ばれるエリアは、ロサンゼルス近郊屈指の高級住宅地。そのため経済的にも潤っていて、教育水準がとても高いエリアとして知られています。マンハッタン ビーチでは地元の人がのんびりと犬と散歩をしたり、ジョギングや自転車などで楽しんだりする姿が見られ、落ち着いた雰囲気の場所。ギャラリーや小さな展覧会なども開かれていて、サウスベイの中でもアートな雰囲気も漂うエリアです。夏には多くの観光客が訪れます。
◎まとめ
ロサンゼルスのサウスベイには、他にもガーデナ、ローリングヒルズ、サンペドロといった地域があります。ガーデナは第二次世界大戦前後から日系人が多く住むエリアで、日本食レストランや薬局、マッサージ店、美容院など日本語が通じる店も少なくありません。機会があれば、サウスベイ観光の途中にでも訪れてみてください。