名称:プラナカン博物館 Peranakan Museum
住所:39 Armenian Street, Singapore, 179941
公式・関連サイトURL:http://peranakanmuseum.org.sg/
プラナカンとは、シンガポールの女性と結婚して定住した中国系移民の貿易商人の末裔のことをいいます。 中国やマレーの様式にヨーロッパの様式が合わさって、シンガポール独自の文化様式となりました。建築、食器、料理やお菓子、洋服・靴などにそのスタイルが残っています。セントーサ島自体には少ないのですが、ちょっと足を延ばせば、特徴ある外観のショップハウスやプラナカンのお土産が購入できる雑貨店が、近くに何ヶ所も点在しています。セントーサ島まで来たら、近くのプラナカン博物館でその歴史と文化に触れてみませんか?
目次
セントーサ島から近いプラナカン博物館なら 料理もお土産も一ヶ所で楽しめる
1.プラナカン博物館
プラナカン博物館はセントーサ島から7キロくらいの距離にあり、車で15分程度の近さにあります。そのためセントーサ島とプラナカン博物館はセットで観光プランに組まれることが多いようですね。博物館は2008年開館で比較的新しく、白くて美しい外観をしています。もともとは学校だった建物を博物館にしました。
館内は、プラナカンのルーツからはじまって、結婚式の儀式、ニョニャ(女性)の衣装や生活、宗教 、食べ物や饗宴について展示されています。展示物のパステルカラーの食器や、キラキラビーズ刺繍が乙女心をがっつり掴んで離しません。こうして博物館で凝縮されたプラナカン文化を学んだ後にプラナカン様式の建築物や雑貨を観ると、何も知らないときよりもぐーんと愛着が湧いてくるはず。
気分が盛り上がったところで博物館に併設されているショップへGO!
2.トゥルーブルーショップ
プラナカン博物館を見学した後は、同じ建物に併設されているトゥルーブルーショップをのぞいてみましょう。博物館のメインゲートに向かって左側にショップの入り口があります。博物館で観た本物の所蔵品は持ち帰ることはできませんが、ここにあるものなら思う存分買うことができますよ。
なお、プラナカンのお土産を探すならカトン地区も有名です。セントーサ島にもプラナカン雑貨の店はあるようですが、充実しているとは言えません。もしもツアープランにゆとりがないなら博物館併設のショップはお土産探しにおすすめですよ。セントーサ島では手に入らないおしゃれな掘り出し物が見つかるかもしれません。
名称:トゥルーブルーショップ True Blue Shoppe
住所:39, Armenian Street, Singapore. 179941
公式・関連サイトURL:http://www.truebluecuisine.com/true-blue-shoppe/
3.トゥルーブルーキュイジーヌ
トゥルーブルーキュイジーヌはプラナカン博物館を出て、通り沿いに左に歩いてすぐの場所にあるレストラン。ちなみにプラナカン博物館の入り口に向かって右側に隣接しているTrue Blue Pantry というお店は姉妹店ですが、レストランではなくカフェのほうです。
プラナカン料理は別名ニョニャ料理とも呼ばれます。トゥルーブルーキュイジーヌは本格的なメニューが味わえるのはもちろんのこと、とにかく内装や調度品へのこだわりが素晴らしいんです。清潔な店内はプラナカン独特の雰囲気が漂っています。博物館を見学した後に立ち寄れば、余韻に浸りながら最高の気分で食事ができること間違いなし。
ニョニャ料理の有名店は他にもありますが、残念なことにセントーサ島には本格的なニョニャ料理店がありません。セントーサ島観光でプラナカン文化にも触れたいけれど、あまり時間にゆとりがない!そんな方には博物館に近くて本格プラナカン料理が味わえるトゥルーブルーキュイジーヌは超おすすめです。
名称:トゥルーブルーキュイジーヌ True Blue Cuisine
住所:47/49 Armenian Street, Singapore
公式・関連サイトURL:http://www.truebluecuisine.com/
◎まとめ
セントーサ島観光とプラナカン文化を両方満喫したいなら、セントーサ島から車で15分の距離にある、プラナカン博物館周辺がおすすめ。スーベニールショップとニョニャ料理レストランが一ヶ所で楽しめるプラナカン博物館周辺なら、移動時間もギューッと短縮できるから、その分違う観光地をゆっくり楽しめますよ。