シンガポール・オーチャードロードの巨大な市場へ行ってみよう!

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シンガポール・オーチャードロードの巨大な市場へ行ってみよう!

シンガポールの人口は約540万人、その内、外国人居住者が1/3を占めるという外国人の多い国です。シンガポール居住者世帯の月額収入は日本を上回り、消費生活も旺盛。そうした背景があり、オーチャードロード及びその周辺は巨大なマーケットとなっていて、日本企業の出店も相次いでいます。

そんなオーチャードロード周辺で、庶民の台所というべき日常の生活を支える市場をいくつか紹介します。周辺の市場も朝早くから大盛況ですよ!

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シンガポール・オーチャードロードの巨大な市場へ行ってみよう!

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1.ティオンバル・マーケット(Tiong Bahru Market)

出典: Sean McNulty

「ティオンバル・マーケット」は、市場巡りが好きな人には格好のポイント。1階はシンガポール名物のウエットマーケット。床が少し濡れています。新鮮な野菜や果物、魚介類や肉などが豊富に販売されていますが、朝早くからスタートしているので売り切れ続出。遅くとも午前8時半頃までに行くようにしましょう。

2階はホーカーズという屋台村です。ここは、朝から多くの人たちが押し掛けるグルメの宝庫。ここの朝ごはんを目指し、観光客もたくさん来るんですよ。小腹が空いた時には、豚まんのお店「Tiong Bahru Pau」がおすすめです。

ティオンバル・マーケットは、MRTテイオンバル駅から徒歩10分くらい。オーチャードロードからバスで行くか、歩いても行くことができます。

2.オーチャード・ゲートウエイ(Orchard Gateway)

出典: Jack at Wikipedia

2014年にオープンした新しいショッピンモール「オーチャード・ゲートウエイ」。このオープンによって、オーチャードセントラルが屋内でつながりました。3階のスカイブリッジからオーチャードロードが見渡せます。

大型のショッピンセンターで、医薬品、化粧品、家具、アウトドア用品、食器、雑貨までそろっています。アクセサリーやコンタクトレンズのお店、東急ハンズも入っていますよ。MRTサマセット駅に直結していて、アクセスも大変便利。レストランもあるので、お腹が空いたり、買い物の休憩をするにも困りません。

3.ワンポア・フードセンター(Whampoa Drive Market & Food Centre)

出典: Kars Alfrink

「ワンポア・フードセンター」は、観光ポイントにもなっている食品の市場です。ローカルマーケットの代表格で、オーチャードロードからタクシーで約10分。ローカルフードが充実しており、地元の人や観光客で混雑しています。ドリアンなど、いかがですか?

「フーバーロジャック(Hoover Rojak)」というロジャックの有名な専門店があります。ロジャックというのはシンガポールのローカルフード。ホーカーズの料理では定番で、野菜や果物などをこってりしたソースでごちゃまぜにしたトロピカルアジアンサラダのような軽食です。独特のおいしさで人気があり、シンガポールの人達の大好物なんですよ。朝早く市場に行って新鮮な食料品を買い、ホーカーズでおいしい朝食をいただく。そこから1日が始まります。

4.ラッキー・プラザ(Lucky Plaza)

出典: commons.wikimedia.org

「ラッキー・プラザ」はエスニックな感じの庶民派のショッピングセンター。特にフィリピンの食料雑貨が充実しており、シンガポールで生活しているフィリピン人のたまり場にもなっています。ちょっと古いですが、オーチャードの真中にあって観光客が大勢訪れるため、かなり混雑しています。

食料品、スナック菓子、調味料、雑貨やカジュアルなアクセサリー、書店、電化製品、カメラまで品揃えは豊富です。マーライオンチョコを売るお店が多く、お土産品も買えて重宝。2階にある郵便局から日本に発送もできますよ。ローカル色の強いショッピングセンターですから、値段もリーズナブル。両替店やツーリストもある使い勝手のよいショッピングセンターです。

5.フエア・プライス(NTUC Fair Price)

出典: commons.wikimedia.org

「フエア・プライス」はシンガポールの大手スーパーマケットで、地元では「ネヌ・ティー・ユー・シー(NTUC)」と呼んでいます。明治屋や伊勢丹といった高級スーパーではなく、庶民派のスーパーマーケットです。NTUCとは全国労働組合会議のことで、日本でいえば生協のようなもの。有機食品を多く扱っていることが特徴で、新鮮で安全な食品が多く売られています。こうしたお店を知っておくと、シンガポール滞在中に困ったことがあれば重宝しますね。もちろん、お土産も売っています。

◎まとめ

近年、シンガポールの中心がオーチャードエリアからマリーナベイエリアに移りつつありますが、それでもオーチャードロードを中心とする商業施設は巨大です。人口約540万人を780万人にする政府の計画があり、オーチャードもマリーナベイもさらに巨大化していくでしょう。

市場はそこに暮らす人の衣食住に直接かかわるバックヤードです。そしてまた、日常の生活文化を色濃く表す有力な観光ポイントでもあります。定番の観光地だけでなく、市場の探検はきっと新鮮な驚きをもたらしてくれます。

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