香港の地下鉄MTRの港島線は香港島の東西を走り、利用客が最も多い路線の一つ。香港島の人気観光地を通っているので、観光客も利用することが多く、とても便利な路線です。香港島の繁華街・銅鑼灣や金融センターのある中環や金鐘、下町情緒が残る上環や北角など、見どころも多い路線で、今回はそんな港島線について詳しく紹介しましょう。
是非、港島線を利用する際は参考にしてくださいね!!
目次
香港島を東西に走る地下鉄の路線「港島線」について詳しくご紹介!
1.港島線はどこを走ってる?
港島線は香港島の北部を東西に走る路線で、堅尼地城(ケネディタウン)駅と柴湾(ツァイワン)駅を結んでいます。香港の経済・政治の中心地である中環(ツンワン/セントラル)や金鐘(ガムチョン/アドミラルティ)、香港で最も華やかな繁華街である銅鑼灣(トンローワン/コーズウェイベイ)、超高層ビルの立ち並ぶ灣仔(ワンチャイ)などを通ります。また、上環(ションワン)駅から堅尼地城(ケネディタウン)は下町風情があり、ここから山側に向かったミッドレベルは超高級住宅街となっています。
この港島線は二階建ての路面電車、トラムの路線とほぼ重なっています。トラムは地下鉄に比べゆっくりと走るのですが、香港の街並みを見ることができるので、機会があったらぜひ乗ってみてください。
なお、九龍や旺角方面との往来なら中環駅を中心に乗り換えるのが便利です。
2.路線の駅数と距離は?
港島線は堅尼地城(ケネディタウン)駅と柴湾(ツァイワン)駅を結んでいて、全部で17駅、約16kmの長さになります。2014年に上環(ションワン)駅から先が「西港島線」として延長され、新たに西営盤、香港大学、 堅尼地城の3駅が作られました。この港島線は香港の中心地を走っているので、観光客も利用することが多い便利な路線です。
3.港島線の主な駅と周辺観光スポット
(1) 銅鑼灣駅
港島線にある銅鑼灣(トンローワン/コーズウェイベイ)は、香港で最も華やかな繁華街です。古くから栄えて来たエリアで、大型デパートや数々の高級ブティックが並ぶほか、中華料理をはじめ世界中のレストランが集まっています。また、ビクトリアパークという広々とした公園もあり、香港に来たらハズせない観光スポットとなっています。
(2) 中環駅
中環( ツンワン/セントラル)は香港いちのビジネス街。港島線はラッシュ時はとても混むのですが、特にこの中環や金鐘は世界屈指の金融の中心地となっていて利用客がとても多い駅になります。周囲には銀行やオフィスが多いのですが、グルメの店も多く、また一歩裏に入ると昔ながらの風景を見せるエリアもあります。ちなみに上の写真は、中環の国際金融センターにあるアップルストアです。
(3)金鐘駅
港島線の中環( ツンワン/セントラル)駅から金鐘(ガムチョン/アドミラルティ)駅にかけては高層ビルが立ち並ぶエリアですが、世界的ブランドが集まったショッピングモールやグルメの店など、洗練された街並みを楽しむことができます。また金鐘駅からはピークトラムが出ていて、香港島の最高峰、ビクトリアピークまで登ることができます。
(4)湾仔駅
港島線の湾仔駅から港へ向かって歩くと、香港島と九龍を結ぶスターフェリーの発着場があります。このフェリーから見る香港の風景は格別なので、ぜひ乗ってみてくださいね!
また、湾仔駅周辺には香港コンベンション&エキシビション・センター(香港會議展覧中心)があり、毎日のように展示会が開催され世界中の人が訪れます。その一方で、一歩街中に入ると、活気ある香港の街並みを体験することができますよ。
◎まとめ
香港の地下鉄・港島線と主な駅を紹介しましたがいかがでしたか?ここでは紹介できませんでしたが、港島線には昔ながらの市場がある上環や住宅街の北角などもある面白いエリアです。ぜひ、港島線にのって香港島の東から西まで訪れてみてくださいね!楽しい鉄道の旅になりますように!