名称:カラウパパ国立歴史公園
住所:Kalaupapa National Historical
公式・関連サイトURL:https://www.nps.gov/kala/index.htm
ハワイの中でも、手付かずの自然と伝統文化が残るモロカイ島。この島を訪れたらぜひ訪れて欲しい公園がカラウパパ国立歴史公園とパラアウ州立公園、そしてパポハク・ビーチ・パークです。モロカイ島はハワイで5番目に大きい島でありながら、人口はハワイで2番目に少ないという特徴を持っています。モロカイ島は先住民の割合が多いため、昔ながらの美しいハワイの心が今もなお大切に残されているんですね。
目次
歴史公園でモロカイ島を学んだら どこまでも続くビーチで夕陽に浸ろう
1.カラウパパ国立歴史公園
モロカイ島の中央北端に位置するカラウパパ半島には、つい半世紀前までハンセン病患者が隔離されていたという悲しい歴史があります。患者の心のケアにその生涯を尽くしたダミアン神父。そして彼の死後も、その意思を受け継いだマザー・マリアンネ・コープ。二人によるハンセン病患者への貢献は、愛に満ちた歴史物語としてモロカイ島で今も語り継がれています。そして当時ハンセン病居住地があった場所は、保存のために1980年より、国立歴史公園に制定されました。
そんな歴史を持つカラウパパ国立歴史公園へのアクセスですが、車行くことができないため、カラウパパ空港からフライトで行くか、約4.6キロの道のりをハイキング、もしくはミュール(ラバ)に乗って行くという方法があります。ミュール・ライドで太平洋を見渡しながら、518メートルの切り立った崖を26回スイッチバックしながら下っていくというドキドキアドベンチャー体験は、モロカイ島観光イチオシのオプショナルツアーですよ!
2.パラアウ州立公園
パラアウ州立公園はモロカイ島の中央北部にある森に囲まれた自然公園で、キャンプやハイキングを楽しむことができます。カラウパパへのミュールライドのトレイルやハイキングもこの公園内からスタートします。この公園の特徴は展望台からの眺めがとにかく素晴らしいこと。駐車場に車を停めて展望台まで歩くと、眼下に広がる景色は息を呑むほど!
パラアウ州立公園は高い場所からカラウパパの街並みが見下ろせる位置にあるため、ここから眺めるとカラウパパの地形がどのようになっているのかがひと目でわかります。パラアウ州立公園は、 モロカイ島観光の目玉のひとつ、カラウパパ国立歴史公園への入り口ともいえる公園です。
名称:パラアウ州立公園
住所:Highway 47, Ho'olehua, HI 96729
公式・関連サイトURL:https://hawaiistateparks.org/parks/molokai/pala%CA%BBau-state-park/
3.パポハク・ビーチ・パーク
パポハク・ビーチはモロカイ島の西端に南北に5キロほど続くハワイ最大の白い砂浜です。 パポハク・ビーチ・パークはビーチサイドにある公園なので、車を停めてビーチを訪れるのにぜひ利用しましょう。パポハク・ビーチは海が急深で、泳ぎを楽しむには適しません。高波や引き潮が強いときは、特に安全に気をつけましょう。ここは風が強いことでも有名な場所でもあります。その分人の訪問が少なくて、穏やかで広々としたとても美しいビーチです。
周辺にキアベという長くて鋭いとげのある植物が自生しています。うっかりとげを踏み抜くと危険なため、柔らかくて薄いビーチサンダルは避けたほうが良いです。公園内にはトイレ・シャワー・ピクニック施設などがありますので、ぜひ夕暮れ時まで一日のんびり過ごしてみましょう。モロカイ島の西海岸に位置する、パポハク・ビーチのサンセットは一見の価値あり!
名称:パポハク・ビーチ・パーク
住所:West End Mile 14.9 Kaluakoi Rd, Maunaloa, HI 96770
公式・関連サイトURL:http://www.co.maui.hi.us/Facilities/Facility/Details/193
◎まとめ
モロカイ島は手つかずの自然が残り、古き良きハワイの伝統を堪能できる美しきフラ発祥の島。わざわざ公園なんかに行かなくても、と思ってしまいますが、あまりにも何もなさ過ぎるのもこれまた不便。モロカイ島の自然を保護する・マナーを守って観光する、という面でも、トイレやキャンプ場、ピクニック設備などのある公園を上手に利用したいものですね。