名称:香港仔海浜公園(Aberdeen Promenade)
住所:Aberdeen Praya Rd, Aberdeen, Hong Kong
狭い範囲に魅力的な街並みが広がる香港。九龍湾周辺の香港中心部には、人気の観光スポットが多数あります。ですが、中心街からは大平山を挟んだ南岸の香港仔も、とても風情のある観光名所なんですよ。
香港島の南西部に位置する香港仔はいわゆる漁師町で、新鮮なシーフードが食べられるところとして知られています。また、近代的な香港の街並みとは違った漁師町らしい観光スポットも点在しています。
そこで今回は、香港の漁師町香港仔を見て回る、おすすめの観光プランを紹介します。
目次
香港の漁師町「香港仔」を見て回るおすすめ観光プランをご紹介!
1. 香港仔海浜公園
港町香港仔の風情を味わうなら、まずは海辺を歩いてみましょう。フェリー埠頭から西に向かって伸びる香港仔海浜公園には、海沿いの遊歩道が600mほど整備されています。
対岸の鴨脷洲には香港らしい高層住宅が林立し、その間の細い海峡には中国らしい小さな漁船がいつもたくさん浮かんでいます。また、アバディーン・ハーバーと呼ばれる香港仔の港には、蛋民という水上生活をする人々の船や、シーフードの海上レストランなども数多く見られます。
香港仔海浜公園周辺は、香港仔の観光プランの手始めに欠かせないエリアといえるでしょう。
2. 香港仔天后廟
香港仔の高層ビルに囲まれた一画にポツンと建つ香港仔天后廟は、1851年に建立された由緒ある寺院です。石排灣天后廟とも呼ばれ、漁業や航海の神様とされる道教の女神「媽祖(天后)」を祀っています。
香港の天后廟というと赤柱や銅鑼湾のものが観光名所として有名ですが、この香港仔の天后廟も小ぶりながら歴史が感じられ、趣のある観光スポットといえます。なにより漁業の神様ということで、漁師町香港仔の人たちに今でも篤く信仰されています。香港仔の観光プランの途中で、地元の人たちと一緒にふらっと立ち寄ってみると良いでしょう。
名称:香港仔天后廟
住所:182 Aberdeen Main Rd, Aberdeen, Hong Kong
公式・関連サイトURL:http://www.ctc.org.hk/en/directcontrol/temple3.asp
3. ベタニー演芸学院
香港仔の中心部から北西に少し車で走ったところにあるベタニー演芸学院。もともとは1875年にパリ外国宣教会によってサナトリウムとして創設された建物で、現在は香港演芸学院のホールやチャペル、そして博物館として利用されています。
またこの建物は、日本人には映画『花より男子Final』の撮影スポットとなったことでも有名!ほかにもさまざまな映像作品のロケ地となっているので、『花より男子』のファンでなくても、観光プランに組み入れてみる価値はありますよ。
名称:ベタニー演芸学院(伯大尼演芸学院古蹟校園)
住所:139 Pok Fu Lam Reservoir Rd, Pokfulam, Hong Kong
公式・関連サイトURL:http://www.hkapa.edu/about/getting-here/
4. 香港仔魚類卸売市場
漁師町香港仔を観光するなら、やはり魚市場はプランから外せませんね。アバディーン・ハーバーに面した香港仔魚類卸売市場は、地元の漁業関係者はもちろんのこと、多くの観光客でも連日にぎわいます。
平屋建ての市場の建物内には、贈答品や海鮮料理のお店も入っているので、日本の魚市場と同じ感覚で楽しむことができますよ。市場の周辺にもたくさんのシーフードのお店が並んでいるので、しっかりお腹を空かせてから訪ねるようにしましょう。狙い目はもちろん、新鮮な魚介が市場にあふれる午前中です。
名称:香港仔魚類卸売市場
住所:102 Shek Pai Wan Road, Aberdeen, Hong Kong
公式・関連サイトURL:http://www.fmo.org.hk/page?path=11_20_21&id=27
◎まとめ
香港の漁師町香港仔のおすすめ観光プランをご紹介しました。港の景色や美味しいシーフードはもちろんのこと、世界でもっとも人口密度の高い島といわれる「鴨脷洲」の高層ビル群や、映画のロケ地となったベタニー演芸学院など、ちょっと変わった観光スポットもいろいろあります。
香港の中心部からもバスで簡単にアクセスできるので、香港を訪れる際には、ぜひ香港仔も観光プランに加えてみてください。