ハーバーツアーもある香港フェリーの上手な使い方とその料金

画像出典:Alan Samuel

ハーバーツアーもある香港フェリーの上手な使い方とその料金

100万ドルの夜景で知られる香港はビクトリア湾からの眺めもきれいです。中国のお正月である春節には香港島のビルが春節モードに変わり、きらびやかなデザインでお目見え。また、フェリーから見る「シンフォニー・オブ・ライツ」というレーザーショーもおすすめです。

漁港として始まった香港の歴史はフェリーや港といった海の施設とは切っても切れない関係にあります。ここでは、香港のフェリーの乗り方や料金などについて、さらりと紹介してみます。

目次

ハーバーツアーもある香港フェリーの上手な使い方とその料金

1.スターフェリー(通常)

出典: commons.wikimedia.org

香港スターフェリーは、九龍半島と香港島を結ぶフェリー。観光客が利用するだけでなく、香港人の生活の足にもなっています。

入口はやや料金の高い「2階席」と通常料金の「1階席」の2つに分かれています。2階席の場合は「往中環上層入口」の看板へ向かいます。チケットは乗り場の改札手前にある販売機でトークン(Token、代幣)を購入。プラスチック製のコインのようなものです。もちろん交通カードの「オクトパス」でも乗船可能です。トークン販売機は、10ドル、20ドルの紙幣とコインが使えます。入場したら、青いランプがついた方の乗船口からフェリーへ乗船します。

「チムサーチョイ~セントラル」と「チムサーチョイ~湾仔」の路線があり、料金は2階席と1階席、平日と週末などで多少異なりますが、大人1人あたり2.7~3.7香港ドルほど。運行間隔は6~20分程度、乗船時間は約6~7分です。

※2017年9月現在の情報です。

2.スターフェリー(ハーバーツアー)

出典: commons.wikimedia.org

香港スターフェリーのハーバーツアーチケットは、乗船当日に「チムサーチョイ(尖沙咀)ピア」と「セントラル(中環)ピア」のハーバーツアー専用チケットカウンターにて、香港ドルで購入します。チケットは先着順。2017年5月現在、オンラインを含み、事前予約は実施していません。

スターフェリーハーバーツアーは、ビクトリアハーバーを中心とした約1時間の周遊コース。チムサーチョイ、セントラル、ワンチャイに発着地があり、ハーバーツアーでは香港の港の魅力をたっぷりと味わうことができます。

◆シングルライド・デイラウンドトリップ・チケット(約1時間)
昼間に1回だけフェリーに乗車できます。リフレッシュクーポンが含まれています。

◆シングルライド・ナイトラウンドトリップ・チケット(1時間)
夜に1回だけフェリーに乗車できます。リフレッシュクーポンが含まれています。

◆シンフォニー・オブ・ライツ・ハーバークルーズ
マルチメディアのレーザーショーであるシンフォニー・オブ・ライツを鑑賞できますが、ビクトリア港の西側を回るルートは省略されます。リフレッシュクーポンが含まれています。

※2017年9月現在の情報です。

3.JALの香港フェリー乗り継ぎサービス

出典: Aero Icarus

同日中に、JAL便からフェリーに乗り継ぐ場合、香港フェリー乗り継ぎサービスを利用することができます。香港国際空港で出入国手続きを受けることなく、日本発のJAL便から直接、珠江デルタなどの香港周辺の埠頭へ向かうフェリーに乗り継いだり、反対に各埠頭から香港国際空港発の日本行きJAL便に乗り継ぐことが可能になっています。

【対象フェリーターミナル】
深セン(蛇口)、深セン(福永)、中山、東莞(虎門)、マカオ(外港客運碼頭)、マカオタイパ、珠海、南沙

※2017年9月現在の情報です。

◎まとめ

香港のフェリーには、九龍半島と香港島を結ぶフェリー、空港から周辺の埠頭へ向かうフェリーと、大きく分けて2つあります。ビジネスなどの場合は、香港国際空港から深センなどへ向かうのもいいでしょう。また、観光で香港を訪れた場合は、夜のレーザーショーであるシンフォニー・オブ・ライツもおすすめ。海から100万ドルの夜景を眺めてみませんか。

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