神の島の魅力に迫る!ハワイのラナイ島でおすすめ絶景ポイント4選

画像出典:Lynn Y/Shutterstock

神の島の魅力に迫る!ハワイのラナイ島でおすすめ絶景ポイント4選

何度も繰り返しハワイを訪れたハワイ通が最後に選ぶとまでいわれるラナイ島。実業家のラリー・エリソンが2012年にラナイ島の土地の98%を買い取ったことでも知られています。

島のあちこちに残る絶景は、まさに自然の成せる技!そうした絶景の数々を見に訪れるラナイ島の観光客は、年々増えているといわれています。今回は、そんなラナイ島でしか見ることのできない絶景ポイントをご紹介します。

目次

神の島の魅力に迫る!ハワイのラナイ島でおすすめ絶景ポイント4選

1. 神々の庭(ケアヒアカヴェロ)

出典: Kua'aina Ulu 'Auamo (KUA)

ラナイ島の北部には、「神々の庭」と呼ばれる絶景のスポットがあります。ラナイ島の中心街ラナイ・シティから車を駆ってオフロードをひた走ることおよそ45分。荒涼とした砂漠の風景が現れます。

何百年もかけて赤土の大地が風化・侵食されてできた地形で、赤茶色に連なる丘にゴロゴロと岩が転がっています。とくに夕暮れ時になると、神々しい太陽の光に包まれて岩も砂もオレンジ色に輝き、まさに神々の庭と称するにふさわしい光景を見ることができます。

レンタカーを借りて自力で行くことも可能ですが、ツアーへの参加がおすすめです。看板すらない道なき道を進むため、観光客の遭難が相次いでいます。また、石や砂を持ち帰ることはもちろん、動かすこともご法度なので注意してください。

2. プウ・ペヘ(スイート・ハート・ロック)

出典: Forest and Kim Starr

高さ約25mの大きな岩「プウ・ペヘ(Puu Pehe)」。別名「スイートハートロック」と呼ばれるこの岬の先の大岩には、ハワイの悲恋の物語があります。ラナイの若き戦士マカケハウは、マウイ島ラハイナの美しい少女ペヘに惚れ込みます。マカケハウはペヘをラナイ島へ連れて帰り、海岸の洞窟に隠しました。しかし、あるときラナイは大嵐に見舞われ、ペへは逃げられず溺れ死んでしまいます。悲しみにくれたマカケハウは彼女の亡き骸をこの岩の上に埋め、そのまま海へと身を投げたのです。

そんな伝説が残るプウ・ペヘ。訪ねるなら日の出の早朝がおすすめです。彼女の眠る岩のてっぺんが、朝日に照らされてうっすらとハート型が浮かび上がります。これぞまさに絶景!濃いブルーの海からゆっくりと昇る朝日と、それに照らされるどっしりと揺るぎない岩。ラナイの悲しい伝説とともに、ロマンチックな絶景を眺めてみませんか。

3. フロポエ・ビーチ

ラナイ随一のリゾートホテル「フォー・シーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレ・ベイ」の真っ正面に広がる「フロポエ・ビーチ(Hulopoe Beach)」。1997年に全米No.1のビーチに選ばれたこともあり、その絶景を見ようと世界中から観光客が訪れています。緩やかに弧を描く白砂の浜に打ち寄せる穏やかな波、透明度の高いコバルトブルーの海、沖ではハシナガイルカが遊びます。

ビーチの東端にできた潮だまりには、カニやカラフルな魚など可愛らしい南国の生き物の姿も。「神々の庭」が荒ぶる絶景なら、こちらはその穏やかさに見入ってしまう「静」の絶景といえるでしょう。ただし、冬季は海が荒れやすくなるので注意してください。

4. カイオロヒア(シップレック・ビーチ)

ラナイ・シティから4WDで広漠とした大地を駆け抜けること30分。まるで映画のセットに迷い混んだかのような絶景に出会えます。別名シップレックビーチと呼ばれている「カイオロヒア湾(Kaiolohia)」には、沖合に見える難破したタンカーのほか、人の営みを感じさせるものは何もありません。海の向こうにはモロカイ島とマウイ島が見え、思わず大声で叫びたくなるような、時間の概念を失ったような空間が広がります。

シップレックビーチまでのドライブの途中、赤土の路肩に背の低い緑に混じってオレンジ色の茎が見えます。地に這うその植物は、ラナイ島とマウイ島の一部にしか生息しないカオナウア。気にしていないと見逃してしまいますが、時期になると白い花を咲かせる貴重な植物ですので、見つけられたらぜひ写真に収めておきましょう。

◎まとめ

ハワイ随一の美しさをもつ神の島「ラナイ島」の絶景ポイントをご紹介しました。ほとんどが私有地のため、ハワイの他のリゾートエリアと比べるとレジャースポットはだいぶ少ないのですが、そのぶん手つかずの美しい自然や絶景が残る、まさに地上の楽園です。

何もしないという贅沢、日常では絶対に味わうことのできない感動を、ぜひラナイ島で味わってみませんか。

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