帯広のソウルフード「豚丼」。ぜひランチに食べたいおすすめ10選!

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帯広のソウルフード「豚丼」。ぜひランチに食べたいおすすめ10選!

帯広・十勝地方の郷土料理といえば、豚丼は最もメジャーなグルメです。豚丼を食べずして帯広のグルメを語ることはできないと言っても過言ではありません。道東に位置し、豊かな自然が広がる帯広はまさに食の宝庫。広大な大地でのびのび育った乳牛や豚、寒さに耐え抜き生命力にあふれた農作物の味わいには、港町の新鮮な海鮮とはまた異なる北海道の魅力が詰まっています。そんな食道楽の帯広で、今なお人気に陰りをみせない豚丼。全国にその名を知らしめる郷土料理の底力は、一度食べてみれば納得の味。変わらぬ味を受け継ぐ老舗の名店から、新たな魅力満載の最旬ビストロまで、今回は帯広ランチに絶対おすすめの豚丼をご紹介します。


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帯広のソウルフード「豚丼」。ぜひランチに食べたいおすすめ10選!

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1. 元祖豚丼ぱんちょう

今では「帯広系豚丼」「十勝豚丼」などと呼ばれて親しまれている帯広発祥の豚丼ですが、元祖は昭和8年創業の豚丼専門店「元祖豚丼ぱんちょう」。炭火でじっくり焼きあげた極上の豚ロース、ほんのりと香る炭の匂い、秘伝のタレの深いコクに老舗の奥深さを感じます。チェーン店やファーストフード店の豚丼とは似て非なる本物の「豚丼」です。

ランチ時には並ぶほどの大盛況なので、時間をちょっとずらして行きましょう。お店はJR帯広駅から近く、お弁当のテイクアウトもあるのでお土産にもおすすめです。帰りの電車や飛行機で味わえば、北海道の旅の思い出が一気に蘇りますよ。北の大地の素朴でいて奥深い帯広の郷土料理は、ちょっと心にしみる味です。

2. ランチョ・エルパソ(どろぶた&帯広ビール)

最旬の豚とランチビールを楽しみたいなら、絶対におすすめなのが「ランチョ・エルパソ」です。「どろぶた」と「帯広ビール」が味わえるこのお店。そもそも「どろぶた」とは、最近じわじわと人気が広まりつつある放牧豚のこと。大自然の中で逞しく育ち、安心・安全・美味しいと評判なんですよ。最大のポイントは新鮮な土を食べることにあります。豚肉特有の臭みが苦手という人も多いですが、天然の土を食べることで大幅に抑えられています。さらに、天然の土には繊維質やミネラルといった栄養素がふんだんに混ざっているのも特徴です。

北の大地を駆け巡り、大自然の中で健やかに成長した豚肉はとても上質で健康的な美味しさ。この十勝豚放牧育ちのどろぶたを、ステーキ・ハンバーグ・ソーセージ・ベーコン・サラミ・サルチッシャなど様々に調理。特に、自社工場で作られた自家製ソーセージと、スパイスをふんだんに使った香り高いベーコンやサラミは絶品なんですよ。

そんなジューシーで味わい深いどろぶたをさらに引き立ててくれるのが帯広ビールです。「ワインのようにビールを楽しむ」をモットーに、帯広ビールはベルギービール志向の香り高くヘルシーな味わいが特徴です。素材・水・健康・味にこだわった帯広ビールは、食事前後関係なく不思議なほどすっと喉に入ってくるのがわかります。

自然の恵みいっぱいのどろぶたと帯広ビール。飲兵衛はもちろん、普段あまりビールは飲まないという人にこそぜひ味わって欲しい十勝・帯広の味です。ランチタイム限定で「豚丼エルパソ仕立て」を提供しているので、ぜひ昼から贅沢にビールと一緒に頂きましょう!

3. 豚丼のはなとかち

店内に入った瞬間お肉の香ばしい香りが食欲をそそります。「豚丼のはなとかち」のカウンター内で、北海道産の上質な豚肉を焼いているのが特徴のはなとかち名物は「半ばら豚丼」。

豚丼専門店ならではの豊富なメニューに、ついつい優柔不断が顔を出してしまいますね。そんな贅沢な悩みに答えてくれる素敵なメニューが、ロース肉とバラ肉の両方を楽しめる「半ばら豚丼」です。ロース肉には100頭におよそ3頭と大変希少な豚で、霜降り肉のような北海道産の「かみこみ豚」を使用。バラ肉には、幅広で脂身と肉のバランスの良いものを道産の銘柄から厳選。さらに日本酒と蜂蜜をたっぷり使ったタレは、添加物を一切使わず店内で丁寧に手作りしています。えぐ味のないコクのある味は、お肉はもちろんご飯との相性も抜群!

ご飯には道産米「ふっくりんこ」を使用しています。最後にそっと添えられた北海道産の山わさびと帯広市近郊の中札内村で生産される黒枝豆が、お肉の味をさらに引き立てていますよ。せっかく帯広に来たなら色々味わってみたい!という方におすすめランチの逸品です。観光帰りに立ち寄りたいときにはテイクアウトもありますよ。

4. 豚丼のぶたはげ

昭和9年創業の老舗「帯広はげ天」が展開する豚丼専門店「豚丼のぶたはげ」。帯広はげ天初代店主の「うまいもの」へのこだわりが詰まった特製ダレが絶品です。厳選した素材を昔ながらの大釜で半日かけて煮詰め、熟成にたっぷりと時間を費やした手作りならではの深い味わい。帯広に暮らす人々に今なお残る開拓精神を思わせる懐かしい味です。

豚肉にはこちらも「かみこみ豚」を使用。脂のさしがよく入った貴重なロース肉は、箸で簡単に切れてしまうほどです。高温で一気に焼き上げ、溶けだした脂と特製ダレが絡み合いまさに極上の豚丼。濃いめがお好みなら、席に用意されているタレで追いダレしてくださいね。帯広駅の構内にあり、仕事帰りなどにアクセスしやすいのもポイント。さらに注文してから提供されるまで約5分ほどと、とてもスピーディ!ランチ時など行列ができている時もありますが、回転が早いお店なのであまり待つこともありません。

5. 和食処 四分分度(十勝ヒルズ内)

ちょっと変わったところで「お蕎麦屋さんの豚丼」なんてどうでしょう。帯広市のすぐそば、帯広駅からも車で15分ほどの十勝ヒルズにある「四分分度」は、十割そばなどが食べられる和食処です。

十勝ヒルズとはガーデン、ファーム、レストラン、ショップなどが併設された「農」と「食」の総合テーマパークです。その中に建つ和の建物が四分分度。ここの看板メニューは園内で採れる野菜や蕎麦を使った和食ですが、メニューの中に豚丼を見つけることができます。特製のタレをからめた豚丼はボリューム満点で大満足!北海道産のお米「おぼろづき」を使い、料理の一番ベースになる水にもこだわっています。15時半までとランチタイムのみの営業なので、十勝ヒルズで名物の豚丼をランチライムに食べたくなったら、ぜひ足を運んでくださいね。

6. ふじもり

明治の創業以来、帯広の人々に愛され続ける食事処「ふじもり」。家族の団欒を大切に思いながらもくつろげる店舗作りにこだわってきたふじもりの豚丼は、家庭的な味がどこかほっとする、そんなやさしい豚丼です。

十勝産の上質な豚ロースを、伝統的な甘辛タレに何度もくぐらせながらゆっくりと焼きあげた老舗の逸品。ゆっくりと遠赤外線によって焼き上げた肉は、縮むことなくふっくら柔らか。100年続く老舗店はさすがの味です。他にもふじもりではカレーやグラタン、定食、海鮮丼など様々なメニューがあり、昔ながらのファミリーレストランといったところ。お水のかわりに出てくるメロンソーダも嬉しいサービスですね。

7. ドライブインいとう とかち清水本店

昭和48年創業の隠れた名店「ドライブインいとう」。その名の通り、国道274号に面した帯広市のお隣、清水町の玄関口にある豚が目印のお店です。こちらのお店で食べられる豚丼は油を使わず、あっさりと食べられます。生姜とにんにくを使った秘伝のタレでシンプルでおいしい豚丼です。

お腹いっぱい食べたいなら「元祖二階建大盛豚丼」にチャレンジしてみましょう!ご飯の間にも肉をはさみ、ボリューム満点の一品。また、マヨネーズと温泉玉子の相性が抜群の「十勝岳月見豚丼」も人気がありますよ。14時45分までのランチタイムのみの営業なので、帯広周辺でドライブ中にお腹がすいたらこちらの豚丼をランチにどうぞ!

豚丼のタレが気に入ったなら、ぜひお土産に購入してみてくださいね。生姜とにんにくがたっぷりと入った秘伝のタレは、いろいろな料理に絡めれば帯広を思い出す絶品に早変わりしますよ。

8. アパッチカレー

帯広のソウルフードといえば豚丼ですが、カレーもかなり人気があるんですよ。「アパッチカレー」はじっくり炒めた大量の玉ねぎやフルーツが程よい甘みのカレー店。トッピングにはザンギ、チーズ、オムレツなど多彩な品ぞろえで、北海道の形を模した道~だ(ど~だ)カレーはユニークです。

そんな人気カレー店アパッチカレーでも、おいしい豚丼が食べられるんですよ。赤ワインとタレでしっかりと煮込み、さらにあぶり焼きにしたポークはなかなかのもの。カレーがメインのお店でも、満足できる味の豚丼には驚きです。特徴のある黄色い外観は一見入りづらそうですが、1歩中に踏み入れてみればそのアットホームな雰囲気に安心します。カレーもいいですが、ぜひランチに食べてもらいたい豚丼です。

9. ぶた丼のとん田

ミシュランガイドにも掲載された豚の名店「ぶた丼のとん田」。美味しさの秘密は、その手間暇かけた作り方にあります。十勝産の肉は筋をきれいに取り、一枚一枚丁寧に手切りしています。網の上でじっくり焼くことで、脂の多いバラ肉でもあっさり食べられるんですよ。脂身も驚くほど甘く美味しいので、脂が苦手な人もぜひチャレンジを。さらに、お肉の旨味を引き出すタレは、創業者が30年前から手作りしている秘伝。ソースを壺で出してくれるので、自分好みの味で楽しめます。

豚丼というと、お肉はロースとバラが一般的ですが、こちらではなんとヒレも選べます。さらに、こんなに美味しくてボリューム満点な豚丼が手頃価格。行列必至の人気店なので、ぜひ早目に訪れてランチでいただきましょう!

10. 豚飼い屋 十勝の豚丼

最後は特に女性に大人気の豚丼をご紹介しましょう。こちら「豚飼い屋 十勝の豚丼」の豚丼は、お肉がとってもヘルシーでたくさん食べても胸焼けや胃もたれをしないと評判なんです。

「肉」「米」「タレ」にこだわり、十勝産ケンボロー豚のロースを網焼きにし、特製ダレと中札内産枝豆をトッピング。帯広の豚丼には「枝豆」は欠かせないエッセンスなんです。また、お米には様々な受賞歴がある北海道のブランド米「ななつぼし」を使用。ほくほくのご飯に香ばしいお肉、そしてつややかな特製ダレが食欲をそそります。

黒と赤で統一したスタイリッシュな店内は、豚丼専門店とは思えない上品な空間。また、丼も保温性に優れた漆塗りの木製丼を使用するなど、豚丼を美味しく食べるためのこだわりが随所に見られます。テーブルも広めなので、お子様連れでも気兼ねなくお食事を楽しめますよ。落ち着いてゆっくりおしゃべりを楽しみながらランチを味わいたい人に、ぜひおすすめのお店です。

◎まとめ

さすが豚丼発祥の地だけあって、どのお店も豚丼へのこだわりと愛情が詰まっています。丼物はそのボリュームからなかなか食べ比べが難しいですが、帯広のランチでぜひとも二店舗は食べ比べてみてほしいです!お肉の部位や焼き方、脂の乗り方、タレの甘さや濃厚さ、枝豆やわさびなど付け合わせの妙、オリジナルのトッピングなど、一つとして同じお店はありません。開拓時代に思いを馳せる、北の大地の味わい深い郷土料理。いかがでしたか?ぜひお気に入りの味を探して、昼から帯広・十勝四地方のランチタイムに豪華に食べましょう!

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