イーストコーストエリアで食べる美味しい朝食をご紹介！おすすめ4選

細長い砂浜と樹々の緑が15kmにも渡って続く、シンガポール東部のイーストコーストパーク (East Coast Park)エリア。ここでは年中バーベキューやサイクリング、マリンスポーツ、キャンプと様々なアクティビティーを楽しむことができます。海岸から北に上がるとショッピングエリアがあったりと、一日中居ても飽きないのが魅力ですよね。

こんな変化に富んだシンガポールイーストエリアには、美味しいレストランもいっぱい。
今回は、イーストコースト及び東部エリアでおすすめの朝食をご紹介いたします。
朝からしっかり食べて観光やショッピングに繰り出しましょう！

1.Sandbank

イーストコーストパークの西寄りに位置する商業施設「パークランド・グリーン」に店舗を構える「Sandbank」は、店のテラスにプールを備えたレストランです。プールは営業日の夜7時まで利用可能で、シンガポールの暑さに疲れた人々を癒したりパーティー会場として貸し出されたりしています。

店内はブルーで統一された爽やかな内装が印象的。バーカウンターもあり落ち着いた雰囲気ですがお子様連れも大歓迎のアットホームなレストランです。
窓から見える海が都会の喧騒を忘れさせてくれますよ！

モーニングビュッフェが行われるのは土日祝日の朝8時半から11時半までで、パンケーキやソーセージ、サラダ類のほかマレーシアの定番朝食「Nashi Leman（ナシ・レマン）」などのおかずも顔を揃えます。うれしいのは焼き立てのパンをブッフェで頂けること。朝から優雅な気分に浸ってみるのも旅ならではですね。

2.Chin Mee Chin Confectionery

シンガポール伝統の朝食といえばカヤトースト！「カヤ」とはココナッツミルクに卵と砂糖を加えて煮詰めたジャムで、こんがりと焼いたトーストにカヤとバターをたっぷり塗って頂きます。
そこに甘いコーヒーと半熟ゆで卵を添えるのがシンガポールの朝食の定番。
卵には醤油のようなソース「Soya」と、白コショウをかけることもお忘れなく！

イーストコーストでは「Chin Mee Chin Confectionery」のカヤトーストが根強い人気です。
ショッピングモールの「112カトン」から東に歩くと見える鮮やかな水色のお店が目印。
1925年に創業した歴史ある店内はノスタルジックな空気を漂わせており、大理石の丸いテーブルと床のタイルのモザイク模様がどことなく「昭和」を感じさせます。

こちらのカヤトーストは、楕円形のバンズのようなパンを水平にカットしてフレンチトーストに仕上げます。そこにカヤをたっぷりと塗り、バターをこれまたたっぷりとのせます。
じわりと溶けたバターとカヤのココナッツの芳醇な香りがたまりませんよ！
人気店だけあって混雑は必至。開店直後の朝8時半頃が狙い目です。

3.Penny University Cafe

カウンターに置かれたエスプレッソマシーンが目を引く「Penny University Cafe」。
店内に一歩足を踏み入れるとその奥には大きなガラスケースがあり、思わず足を止めたくなるような美味しそうなケーキがいくつもディスプレイされています。

お店のオーナーはコーヒーに強いこだわりを持っていて、ロンドンでコーヒーの修行を積んでからこの店を開いたのだとか。ここではお客さんを対象にしたコーヒーのワークショップが開催され人気を博すなど、こじんまりとしていながらも学びと活気に溢れるおしゃれなカフェなのです。

朝食は一日で最も大切な食事と位置づけられ、色鮮やかなプレートで提供されます。English breakfast はイギリスの伝統通りのおかずがどっさりと盛り付けられた一皿で、食べ応え充分。
また、ポーチドエッグをクリーミーなヨーグルトに載せた「Turkish eggs」などの珍しいメニューもあります。日本ではあまり馴染みのないモロッコ料理、この機会に試してみてはいかがでしょうか？

4. Werner's Oven

1988年にドイツ人夫妻が、シンガポールで初めてドイツパンを扱うベーカリーをオープンしました。それがイーストコーストの人々に愛されている「Werner's Oven」です。
主にドイツから取り寄せた原料を使い、ドイツパンの伝統的な製法に基づいて焼きあげるのが特徴で、中でも香ばしく焼いたプレッツェルはお店の看板メニューにもなっている人気商品なのだとか。

このベーカリーはドイツ料理にも力をいれており、大きな丸々としたソーセージや牛テールのシチューなどが有名なんですよ。迫力のあるお肉系のおかずが多いので、お酒のおつまみにぴったり！夜遅くまで賑わうのも頷けますね。

土日祝日限定のモーニングメニューでは、ソーセージとプレッツェルがセットになったドイツらしい朝食を頂くこともできます。焼きたてのパンやペストリーの甘い香りを感じながら、至福のひと時をお過ごしましょう。

◎まとめ

旅先での朝食は、その日一日を大きく左右するエネルギー源。せっかくなのでこだわりたいですよね。
シンガポールならではのカヤトーストやおかゆ、ちょっと豪華なブッフェなど、お腹の空き具合と相談しながらとっておきの朝食を探してみてください！

イーストコーストエリアで食べる美味しい朝食をご紹介！おすすめ4選