山梨の名所は必見!おすすめの観光スポット60選をご紹介!

山梨の名所は必見!おすすめの観光スポット60選をご紹介!

山梨の観光名所といえば、富士山の麓にある富士五湖からの絶景ではないでしょうか。一年を通して楽しめる四季折々の風景は、何度見ても良いですよ。他にも温泉や富士急ハイランド、ワイナリーなどいろいろあるので、子供連れの方やカップルにもおすすめ。また山梨県は首都圏からも行きやすいので、日帰りで観光もできます。そんな山梨県の魅力をぎゅっと集めた山梨おすすめ観光スポット60選です!

目次

山梨の名所は必見!おすすめの観光スポット60選をご紹介!

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1.河口湖

河口湖 富士山と白鳥

山梨観光といえば、まず思い浮かぶのが河口湖。富士五湖の中で最も北に位置しています。谷崎潤一郎の小説『細雪』の中にも登場しているんですよ。平成に入って温泉が掘られ、今では「富士河口湖温泉郷」という温泉街になっています。

富士五湖の中で最も早く観光開発されたということもあって、河口湖のまわりには観光スポットや見どころがたくさん!特に天上山ロープウェイや河口湖遊覧船は、お天気の日にオススメ。忘れられない景色を満喫できることでしょう。ホテルだけでなく、コテージを借りて宿泊もできるので、観光の計画を練るのも楽しみですね!

2.河口湖木ノ花美術館

河口湖木ノ花美術館

やんちゃで天真爛漫な猫のダヤンで知られる「わちふぃーるど」。作家・池田あきこさんの描く、ふんわりと柔らかく不思議な「わちふぃーるど」の世界を再現したのが、ここ河口湖木ノ花美術館です。ご家族でも恋人同士でも、山梨観光に来たならはずせない、夢あふれる美術館。

併設のカフェ「オルソンさんのいちご」は、ペットが同伴可なのもうれしいところ。カフェの名前にもなっている「オルソンさんのいちご畑」は実在する畑。そのいちご畑で採れた夏いちごを使ったヘルシーなスイーツをぜひ味わってみてくださいね。すぐ近くにある湖畔遊歩道では、河口湖を眺めながら散歩できます。河口湖木ノ花美術館で、山梨の自然も一緒に満喫しましょう。

3.河口湖オルゴールの森

河口湖オルゴールの森 トワイライトイルミネーション

河口湖オルゴールの森は、パスポート不要でヨーロッパを見る・聴く・体験する・食べる・買い物できる音楽のテーマパーク。山梨県河口湖の北東岸に位置し、ヨーロッパをイメージした建物が5つあります。丸一日たっぷり楽しむも良し、観光のついでに数時間寄るだけでもOKです。

イチオシの見どころはオルガンホールで行われる「サンドアートライブ」。幻想的なサンドアートを見ながら生演奏を楽しめます。富士山を眺めながらランチができるレストラン&カフェや、かわいいお土産がそろう「おとぎの国ミュージアムショップ」もありますよ。園内はペットと一緒に入場できませんが、駐車場にペットの預かり所があるので安心して観光できます。

4.山中湖

山中湖 ダイヤモンド富士

富士五湖のひとつ、山中湖。富士山の麓にあり夏でも朝晩は涼しいことから、昔から山梨の観光リゾート地として人気があります。周囲にはペンションやコテージが点在していて、レジャーや避暑に訪れた観光客でにぎわいをみせる湖です。近くには温泉もあり、日帰り入浴が可能。たくさん遊んで、観光して、ゆっくり温泉で癒やされる。とってもぜいたくな時間を過ごすことができるのも山中湖の魅力のひとつですよね。

湖を眺めたり、周囲の緑を感じながらのランチもオススメ。ランチタイムはレストランとして営業しているペンションやプチホテルもあったりするので、ぜひチェックしてみてください。

5.山中湖花の都公園

山中湖花の都公園からの富士山

山中湖花の都公園は山梨県南都留郡山中湖村にある、四季折々の花や富士山が楽しめる観光公園。春はチューリップ、夏はひまわりやとうもろこしの摘み取り体験ができますよ。さらに、秋にはセグウェイに乗りながら園内の紅葉を、冬にはイルミネーションがほどこされ、美しい夜景も楽しめます。

また、山梨の富士五湖周辺を観光するのに便利でおトクな周遊バス「ふじっ湖号」のバス停があるので、アクセスもバッチリ。売店では、山梨名物の信玄餅を使った信玄餅アイスも購入できます。

6.西湖

西湖

山梨県南部の富士河口湖町中央付近に位置する西湖(さいこ)は、富士五湖の中で4番めの大きさ。周囲にはキャンプ場や民宿村があるので、学生時代に林間学校や合宿で訪れた人も多いのでは?

ヒメマスやワカサギ釣りが人気で、多くの釣りファンが春と秋の解禁日を待ちわびています。ほかにもウィンドサーフィンやカヌーなど、西湖では自然豊かな空間を満喫できるアトラクションが盛りだくさん。西湖の南側には青木ヶ原樹海が広がり、富士五湖の中では最も観光地化されていない自然を満喫できる湖です。

西湖南岸にある「PICAリゾート」では、宿泊施設のほかにお風呂棟や炊事棟、BBQ施設など至れり尽くせり。手軽にリゾート気分を味わいたい方にピッタリです。

7.西湖いやしの里根場

西湖いやしの里根場

日本の原風景を見たいならココ。山梨県西湖の西端、かつて霊峰富士を背に茅葺き屋根が並んでいた根場(ねんば)地区の茅葺集落が「いやしの里」として生まれ変わりました。現住する人はいないものの、まるで江戸時代の農村に戻ったかのような錯覚にとらわれるでしょう。

珍しい香木を使った匂い袋や、石臼紙屋、ちりめん細工の店など工芸品のお店もある体験型の屋外博物館。火の見櫓(やぐら)や炭焼き小屋など、村の姿を再現した風景や文化に触れられる観光地です。西湖いやしの里根場ではペットの同伴がオーケーで、建物以外はワンちゃんと一緒に観光できますよ。車でのアクセスは河口湖インターから約25分。駐車場完備です。

8.本栖湖

本栖湖

富士五湖の中で最も西に位置し、一番深い水深を持つ本栖湖(もとすこ)。1973年に公開された映画『ゴジラ対メガロ』の冒頭シーンでは、ここ本栖湖が使われました。本栖湖の北岸は、千円札の「逆さ富士」を見たい観光客に人気のフォトスポットです。

そんな自然豊かな本栖湖でおすすめなのが、本栖湖キャンプ場。広々としたキャンプ場には多くの観光客が訪れ、釣りやカヤック体験などを楽しみます。近くに温泉があるのもうれしいところ。山梨観光で大自然を味わいたいなら、ここ本栖湖で決まりですね!

9.精進湖

精進湖

富士五湖の中で最も小さい面積の精進湖(しょうじこ)。手前にある大室山を抱いているように見える富士山は、子抱き富士と呼ばれています。明治時代にイギリス人が湖畔にホテルを建てたことにより、多くの外国人や観光客が訪れるようになりました。それ以来、観光リゾート地として名をはせることになったという歴史を持っています。

緑に囲まれ、真夏でも25度を超えることが少ないことから避暑地として今も人気を博している精進湖。周囲ではキャンプや釣り、ボートやカヌーを楽しむことができます。夕暮れ時には湖面に映る富士山を眺めて、のんびり観光するのもいいかもしれませんね。

10.富士山

富士山

日本一の山、富士山。標高3776mを誇る独立峰です。2013年、世界文化遺産に登録され、登山者や観光客は年々増えています。5合目までは車やバスで行けるので、気軽に観光したり、写真を撮りにいけますよ。

一度は登ってみたい富士山ですが、頂上は真夏でも冬のように寒く風が強いため防寒具は必須。また登れる期間は、山開きしている7月初旬から9月初旬までだけ。登山道は岩場があり足元も良くないので、甘く見ないでしっかり準備をしましょうね。山小屋は時期や曜日によっては予約開始日で埋まってしまいます。ご来光を拝みたい方は早めに予約するようにしましょう。

11.忍野八海

忍野八海

出典: commons.wikimedia.org (CC BY 3.0)

富士山麓にある湧き水池で、富士山の伏流水の噴出口が8つの池になった忍野八海(おしのはっかい)。外国人にも人気が高く、山梨を代表する観光スポットになりました。20年かけてろ過されたという池の水の美しさ、青さに驚きです。小さな魚が泳ぐ姿や水底まで見える透明度、これが富士山の胎内から生まれた水。

昔むかしの風景をそのままにした水車小屋、藁(かや)ぶき屋根の家、霊峰富士山をバックに風情を楽しんで。無料駐車場完備ですので車での観光もラクラク!近くでランチするなら、やっぱり名物「忍野そば」。富士名水のお出汁がさらにあなたの舌をうならせますよ。

12.北口本宮冨士浅間神社

北口本宮冨士浅間神社

出典: ja.wikipedia.org (CC BY-SA 3.0)

山梨県富士吉田市にある北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)は、世界遺産に登録されている観光地。平安時代に富士山に対する信仰が高まり、多くの観光客が参拝に訪れました。その後、江戸時代には多くの民衆が富士山を登る富士講が大流行。北口本宮冨士浅間神社は登山道のスタート地点として繁栄しました。

富士山の裾野の森に囲まれた境内は、富士山の神々しさが宿るパワースポット。毎年8月26、27日に行われる「吉田の火祭り」は多くの観光客でにぎわいます。また、富士山の開山祭が行われるのも北口本宮冨士浅間神社なんですよ。山梨県で富士山周辺を観光するなら、ぜひ足を延ばして参拝してくださいね!

13.富士芝桜まつり

富士芝桜まつり

4月中旬から5月末にかけて富士山の裾野で開催される「富士芝桜まつり」。山梨県の本栖湖南、国道139号線沿いに広がる80万株もの芝桜がマゼンタピンク、薄桃色、白のグラデーションのじゅうたんとなって出迎えてくれます。

富士芝桜まつり開催中は、吉田のうどんをはじめとした富士山周辺のグルメが集合する「富士山うまいものフェスタ」や、芝桜の写真コンテストを開催。フォトアドバイザーがスマホでの写真の撮り方をレクチャーしてくれるワンポイントレッスンもありますよ。観光の前に公式サイトで日程をチェックしましょう。

会期中は、期間限定の電車や直通バスが多数運行されます。河口湖駅発の富士急山梨バスをはじめ、新宿・横浜・大宮などからの入園券付き直通バスもあって便利ですよ。

14.富士湧水の里水族館

富士湧水の里水族館

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海なし県山梨で唯一の水族館、「山梨県立富士湧水の里水族館」。山梨県の忍野村にあり、「森の中の水族館。」というコピーで親しまれています。場所は富士山駅や御殿場駅から路線バスが運行しているのでアクセス良好。車の場合は山中湖ICから約5分で駐車場もあります。

この水族館では川や湖、沼地に生息する淡水魚を専門に飼育。ヤマメやイワナ、ニジマスなど川釣りでおなじみの魚たちの生態を観察できます。水槽に入っている水は富士山の湧水なのでとってもクリア!ホトケドジョウというきれいな水にしか生息できない希少な魚の繁殖に成功しています。アマゾン展などのイベントや、体験教室も随時開催されていますよ。

15.富士急ハイランド

富士急ハイランド

富士急ハイランドといえば、なんといっても絶叫アトラクション!「FUJIYAMA」「ドドンパ」「高飛車」「ええじゃないか」などユニークなネーミングですが、その怖さはハンパじゃありません!

「テンテコマイ」は、地上32メートルの高さで大空を旋回していくアトラクションで、天気のいい日は気分爽快!また、人気アトラクションには、「絶叫優先券」という1時間ごとの時間指定のチケットもあるので、効率的に回りたい方にオススメ。

絶叫アトラクションとは別の意味で怖い「絶凶・戦慄迷宮」は、世界一と言われる究極の恐怖を体感できます。もちろん、キッズも楽しめるトーマスランドなどもありますよ。さあ、山梨観光のイチオシ、ジョーク看板も楽しい富士急ハイランドへGo!

16.ふじやま温泉

銭湯の壁に描かれた大きな富士山。誰もが頭に浮かべる極楽の景色ですが、ふじやま温泉は大きな窓を額縁に本物の富士山を拝みながら入湯を楽しめる究極の温泉です。種類の多い泉質がブレンドされた天然温泉は、全国的にもマレ。さらに四大美人泉質のうち3種の泉質が混ざっているツルツル温泉です。

夏は富士山への登頂客や観光客で大にぎわい。富士急ハイランドのすぐ近くなので、絶叫マシンで楽しんだり観光した後に寄って、汗を流しましょう。温泉でゆっくり体を癒やした後はレストランでお食事なんてのも良いですね。山梨名物の甲州ワインを使ったビーフステーキや、ふじやまラーメンがおすすめです!

17.鳴沢氷穴

鳴沢氷穴

鳴沢氷穴は富士山の近く、山梨県鳴沢村にある竪穴式洞窟です。9世紀の噴火で溶岩の蒸気が吹き出して洞窟ができたので、階段で地下約21mまで下りて見学・観光します。

鳴沢氷穴の中は平均約3度と低温で、かつては氷を貯蔵するためにも使われました。天井から垂れる水滴によってできた氷柱はライトアップされ、洞窟のなかで光る氷の柱は、とても幻想的で異世界に来てしまったかのよう!夏でもとても涼しいので、暑い夏をリフレッシュしたい方にはイチオシの観光地です。

また周辺には、富士五湖や富士急ハイランドなどの観光地がひしめき合っています。富士山周辺や山梨県をたっぷり観光するなら、鳴沢氷穴は外せない観光スポットですよ。

18.富岳風穴

富岳風穴の氷柱

青木ヶ原樹海にある横穴式洞窟、富岳風穴。平均気温が約3度と低いことから、かつては蚕の卵を保管するためにも利用されました。車で数分の場所にある鳴沢氷穴は高低差がありますが、富岳風穴は横に長く、お年寄りでもお子さんにも安心して観光できます。

富士山の噴火でできた玄武岩の岩肌を観察しながら歩けるのも、富岳風穴ならでは。予約をすれば、ガイドさんの解説を聞きながら観光する「ネイチャーガイドツアー」に参加できます。また、青木ヶ原樹海に整備された自然歩道も散策できます。鳥のさえずりに耳をすませれば、日常の煩わしいことも忘れられるでしょう。富士山が育んだ雄大で多様な自然を堪能するなら、富岳氷穴へ観光に行きましょう!

19.八木崎公園

八木崎公園 河口湖ハーブフェスティバル

八木崎公園といえば、なんといってもラベンダー!夏には紫色のじゅうたんが一面に広がり、園内にラベンダーの香りが漂います。また、八木崎公園は河口湖の南に位置しているので、毎年6月から7月に開催される「河口湖ハーブフェスティバル」のころには多くの観光客でにぎわいます。打ち上げ花火や夜のライトアップは必見ですよ!

また、八木崎公園は山梨県内有数の野鳥の宝庫。水辺では多くの生物を観察できます。敷地内にはテニスコートやグラウンドが備わっており、観光だけでなくスポーツを楽しむ人が多いのも特徴の1つです。

園内の西端にあるのは「河口湖ミューズ館」。人形作家の与勇輝氏による子どもをテーマにした約100体もの人形が展示されている美術館です。

20.大石公園

大石公園

山梨県の河口湖北岸にある大石公園は、美しい花が観光ポイント。4月下旬~5月上旬は芝桜、6月下旬~7月上旬はラベンダー、秋にはコスモスの花やコキアの紅葉が一面を覆います。夏には「花のナイアガラ」を開催。遊歩道沿いに飾られたベゴニアの花はまさに滝のようですよ。全長約350mの花街道は、芝桜やラベンダー、菜の花など四季の花で彩られた美しい花道で、観光とともに富士山のフォトスポットとして人気です。

河口湖自然生活館の「富士山の見えるカフェ」ではブルーベリーソフトクリームがオススメ。河口湖周辺には山梨県名物のほうとうのお店が並びます。山梨を観光するなら、ほうとうは欠かせませんね!

21.猿橋

猿橋

山梨県大月市にある猿橋(さるはし)は、江戸時代すでに日本三奇橋の1つに数えられた橋。多くの猿がしがみつきあいながら橋を形成したことに着想を得て、西暦600年ごろに建てられたと言われています。現在の橋は江戸時代に架け替えられたものですが、橋脚を1本も使わない独特の技法は健在!桂川の渓谷の深さも相まって、和の匠らしい美しい景観をかもし出しています。

おすすめの季節は沿道があじさいの花につつまれる6月と、紅葉が見事な秋!JR猿橋駅から徒歩で観光できるのも魅力です。橋のたもとにはお土産屋さんが立ち並んでいるので、山梨の観光みやげはバッチリです。

22.パノラマ台

パノラマ台

山梨県の大自然を望めるビュースポット、パノラマ台。本栖湖と精進湖のちょうど中間あたりに位置し、標高1328mの山頂から絶景を見られる観光地です。山梨県のおすすめフォトスポットの1つで、観光やドライブで立ち寄るのはもちろん、ハイキングや登山コースも整備されています。

頂上からは眼下に山中湖、その先には富士山の雄大な景色と美味しい空気を満喫できるでしょう!昼間は青空に映え、夕暮れ時はオレンジ色に染まる富士山。冬の雪化粧をした富士山は息をのむ美しさです。

23.久保田一竹美術館

久保田一竹美術館

山梨県河口湖の豊かな自然の中にたたずむ、久保田一竹(いっちく)美術館。辻が花を独自の形で復活させた作品を、心ゆくまで鑑賞できる観光施設。自然・建物・作品が見事に調和し、ミシュラン観光ガイドで3つ星を獲得したことでも有名な観光地です。

日本の伝統美に彩られた庭園や東南アジアを思わせる骨董、インドの古城の一部を利用して造られた正門、白を基調としたおしゃれなミュージアムショップetc...染色工芸家である久保田一竹自身がデザインを手掛けたという独特な世界観を体感してください。

24.吉田の火祭り

吉田の火祭り

出典: commons.wikimedia.org (CC BY-SA 3.0)

静岡県の「帯祭り」、愛知県の「はだか祭り」と並び日本三奇祭の1つに数えられている山梨県の「吉田の火祭り」。400年以上前から行われていた山梨を代表する歴史あるお祭りで、富士山の山じまいのお祭りとして毎年8月末に開催されています。

神輿(みこし)が浅間神社を出発し、御旅所に到着すると奉安祭が始まります。そして、奉安祭が終わるといよいよ大松明(おおたいまつ)に火が一斉に点されます。沿道で大松明が燃え上がる光景はまさに圧巻!お祭り当日は地元の人と観光客で大混雑。交通規制も敷かれるので、公共交通機関を利用することをおすすめします。

25.下部温泉

下部温泉

山梨県西部の下部川沿いに30軒ほどの旅館がある下部温泉(しもべおんせん)は、湯治場で有名な静かな温泉街。山梨は武田信玄の領地であったことから、信玄の湯治場だったという伝説も残っています。

名湯100選にも選ばれたアルカリ性単純温泉の泉質は、肌をスベスベにする美人泉。山梨観光で疲れた体を癒やす疲労回復効果だけでなく、リューマチや神経痛にも効能があります。また、周辺には観光スポットがめじろ押し!しだれ桜が有名な見延山久遠寺や金山博物館を散策した後は、夜のホタル公園でホタルの訪れを待つなんていかが?きっと充実した山梨観光を楽しむことができますね。

26.甲府市藤村記念館

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甲府市藤村記念館は、山梨県甲府市の郷土の文化や歴史を紹介する観光施設です。気になるのはその外観。山梨県の初代官選知事を務めた藤村紫朗が推奨した擬洋風建築で、山梨県では多くの建物がこの「藤村式建築」で建てられました。和洋折衷の建築様式が新鮮な印象を与えてくれますね。

2010年、山梨県の玄関口甲府駅のすぐ北側に移築して、復元修理工事が終わりました。山梨県の交流ガイダンス施設として新たに開館。アクセスが良いので、山梨観光の際にはぜひ立ち寄っていただきたい観光スポットの1つです。

27.甲州市勝沼ぶどうの丘

山梨県の旧勝沼町といえば、国産ワインの産地として有名ですよね。JR中央本線勝沼ぶどう郷駅前に見える、ブドウ畑に囲まれた丘の上にある「甲州市勝沼ぶどうの丘」。地下には、約200銘柄・2万本にもおよぶワインを貯蔵する巨大なワインカーヴがあります。試飲コーナーでは、試飲容器代だけですべてのワインを好きなだけ試飲できますよ。

施設に併設されたホテルでゆっくりできる他、温泉「天空の湯」とワインレストランは日帰り観光客も利用可能!レストランからの眺望は素晴らしく昼は南アルプス、夜は山梨県甲府盆地の夜景を一望できます。

28.マルス山梨ワイナリー

山梨の風土を生かした「日本人のための日本のワイン」作りに取り組むマルス山梨ワイナリー。新宿から約1時間半、山梨観光で人気の石和温泉からも近く、ワイン好きはもちろん多くの観光客が足を運びます。

工場見学は無料、一部を除くワインのティスティングも無料でできます。マルス山梨ワイナリーが丹精込めて造り上げたワインは、芳醇な味と豊かな香りが抜群。キレのある辛口からまろやかな甘口まで、赤白さまざまな種類がそろっています。中にはワインコンクールで金賞を取ったワインもあり、「こんなおいしいワインは初めて!」という観光客の声も。山梨のお土産は、お気に入りのワインに決まりです。

29.桔梗屋本社工場

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山梨県のお土産といえば、定番の桔梗信玄餅。きな粉がまぶされた小さな3切れのお餅にとろりとした黒蜜をかけて食べる信玄餅。どうやって作られているか、気になりませんか?

今や山梨の人気観光スポットの1つになった桔梗屋本社工場。桔梗信玄餅を作っている様子を見学した後は、近くの「グリーンアウトレット1/2」で、日替わりのお菓子詰め放題はいかがですか?桔梗信玄餅だけでなく、できたての塩豆大福なんかも詰められるんです。人気の工場見学&菓子詰め放題。山梨の観光コースに入れて損はありません!

30.笛吹川フルーツ公園

笛吹川フルーツ公園

山梨県といえば、甘さがギュッと詰まった果物の産地として有名ですよね!山梨市の郊外にある笛吹川フルーツ公園は、そんなおいしい果物をテーマにした観光都市公園。公園内にある果樹園には、桃やぶどう、プルーン、梨、りんご、キウイフルーツなどたくさんの種類の果物がなっています。

フルーツジュースやジュエラートが楽しめるカフェ、春~秋のあいだに開かれる本格的なアスレチック、展望広場にある足湯など施設も充実。園内の最上部のフルーツセンターから見る富士山と甲府盆地の夜景は抜群の眺め!恋人の聖地にも認定されている観光スポットです。

31.みさか桃源郷公園

みさか桃源郷公園

遠くには雄大な南アルプス、眼下には甲府盆地・・・。そんな山梨の美しい自然を思う存分満喫できる観光スポットが、みさか桃源郷公園です。緑が多く芝生の広がる敷地内には鏡池という美しい池があり、散策にピッタリ。ミニクライミングや水遊び場なども充実しているので、小さい子供も楽しく遊べます。

桃源郷という名のとおり、桃の花が咲く季節は園内が桜や白に染まり、一層美しい景色を楽しむことができます。山梨の自然を堪能できる場所ですが、まだまだ観光地化されていない山梨の穴場スポット。ぜひ季節の良いときに観光に出かけてみましょう。

32.石和温泉

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フルーツ狩りの観光スポットとして有名な石和(いさわ)温泉。50年ほど前に湧き出た比較的新しい温泉ですが、「新日本観光地」で全国3位となった話題の温泉なんですよ!アルカリ性単純温泉の泉質は疲労回復の効果も期待でき、女性にうれしい美肌の湯です。

また、東西約1kmにわたる温泉街には50軒ほどの旅館が並びます。足湯はもちろん、手湯もあるなんて珍しいですね。周辺には工場見学や試飲ができるワイナリーもいくつかあるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。なお、飲酒運転や飲酒入浴にはご注意を。

33.甲府城址

甲府城址

山梨の武将といえば武田信玄が浮かびますが、この城は信玄が滅んだ後に浅野氏が築城しました。JR甲府駅を挟むようにして存在していた甲府城址。現在は、舞鶴城公園として開放されています。東日本では石垣で造られた城は珍しく、特に天守台は見どころのひとつ!加工されていない自然の石で積まれた天守台の高さは13mにも及びます。

江戸時代の大火で主要部が焼けてしまったものの、復元工事が着々と進行中。最近では山手門(やまのてもん)と渡櫓門(わたりやぐらもん)が完成しました。山梨観光の目玉として注目される観光スポットです。

34.金峰山

金峰山山頂 五丈岩

山梨県と長野県にまたがる標高2599mの金峰山(きんぷさん)。その豊かな自然と眺望の良さから山梨百名山だけでなく、日本百名山にも選ばれています。金峰山を観光するなら登山が一番!奥秩父の美しい稜線には目を見張ることでしょう。そして山頂周辺の大きな岩には圧巻。平安時代から信仰の対象にもなった金峰山にも納得です。

天気が良ければ、山頂から富士山を眺めることができるます!雲を突き抜ける霊峰富士の眺めは、登山の最高のご褒美ですよね。少し本格的な登山にチャレンジしたいという方にオススメの山ですよ。

35.昇仙峡

昇仙峡

甲府市内を貫通する荒川の上流に位置する渓谷、昇仙峡(しょうせんきょう)。特別名勝にも指定されている山梨県甲府市の人気観光地のひとつです。水墨画のように力強くも繊細な自然美を有することから、週末はたくさんの観光客でにぎわいます。

数ある見どころのなかでも、切り立った巨大な岩々が特徴的な覚円峰は昇仙峡の顔ともいえる存在。覚円峰という名前の由来は、高さ180mもあるこの峰の上で覚円というお坊さんが座禅を組んだからと言われています。東京からも日帰りで観光でき、季節ごとに美しく変わる山梨の景勝地をハイキングや紅葉狩りなどで楽しんでくださいね。

36.信玄公祭り

信玄公祭り

山梨県甲府市では、武田信玄の命日(4月12日)直前の金~日曜日に信玄公祭りを開催。祭りの目玉は、土曜日夕方からの「甲州軍団出陣」。ライバル上杉謙信と戦った有名な「川中島の戦い」の出陣を再現するのですが、鎧をまとった武田軍が甲府市内を進む行列は、なんと1500人!その鎧姿の武士の数はギネスにも登録されており、山梨県内だけでなく、多くの観光客が見物に訪れる一大観光イベントです。

甲州軍団出陣は、毎年武田信玄役に大物俳優を起用することでも話題です。山梨県が大いに盛り上がりを見せる信玄公祭り。春の山梨を観光するなら、ぜひ予定に組み込んでみてくださいね。

37.甲斐善光寺

甲斐善光寺

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甲斐善光寺は山梨県甲府市にある寺院で、創建は戦国時代。武田信玄と上杉謙信が激突した川中島の戦いによって、信濃善光寺は焼失の危機に!武田信玄は甲斐善光寺を建立して、信濃善光寺の本尊・阿弥陀如来像を甲斐に移しました。信濃善光寺にそっくりの金堂が、その経緯を今に伝えています。

金堂の天井にある二匹の龍の絵。この絵は、手をたたくと反響する「鳴き龍」として、観光の見どころの1つです。また甲斐善光寺の広い境内にはフクロウが住む森があることで有名。参拝のあとは、のどかな山梨県の自然を堪能できます!

38.恵林寺

恵林寺

鎌倉時代末期に開山した恵林寺(えりんじ)。応仁の乱によって荒廃しましたが、山梨を代表する戦国時代の名将・武田信玄によって再興されました。

そんな信玄の菩提寺でもある恵林寺は、山梨県甲州市の人気観光スポットの一つ。境内には信玄が眠るお墓もあり、毎年歴史ファンをはじめとする多くの観光客が足を運んでいます。観光の見どころが多い恵林寺ですが、中でもおすすめは国の名勝にも指定されている恵林寺庭園。700年近い歴史を持つ優雅な景観は眺めていると普段の喧騒を忘れほっとひと息つけるような落ち着きを漂わせていますよ。

39.山梨県立科学館

山梨県立科学館

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子供から大人まで、思う存分科学の世界にどっぷり浸かれる場所が、ここ山梨県甲府市に位置する山梨県立科学館。ユーモアたっぷりのサイエンスショーから、宇宙のなかに入り込んだかのような大迫力のプラネタリウムなどなど・・・。わくわくすること間違いなしの内容が盛りだくさんです!

テーマ別にわかれた常設展示では、生物や科学技術、地球、自然などについてわかりやすく学べるようになっています。さわったり体験したりしながら進める山梨県立科学館は、小さい子供でも飽きずに最後まで楽しむことができて、観光にも勉強にもオススメです。

40.湯村温泉

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1200年以上前に開湯された湯村温泉。13ほどの加盟施設で形成される温泉郷では、湯めぐり手形をもって湯治場を渡り歩くのがツウの楽しみ方です。冷え性にも効果が期待され、体の芯からポカポカにさせてくれる温まりの湯! 

山梨を代表する武将・武田信玄をはじめ、絵師や文豪も愛したという湯村温泉。なかでも葛飾北斎は作品にするほどお気に入りだったようですよ。JR甲府駅から車で約10分とアクセスも良好。周辺には昇仙峡など観光スポットも多いので、山梨観光に最適な温泉地のひとつです。

41.清泉寮

清里 清泉寮

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北杜市にある高原リゾート清里を代表する施設で、ロッジやコテージ、レストラン、キャンプ場などがあります。清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュがキリスト教の研修施設として創設したのが始まり。その後1990年ごろに清里観光ブームがおこり、清里の一大観光研修施設として注目されるようになりました。

「恋人の聖地」にも認定され、清里のはずせない観光スポットになった清泉寮。イチオシは、ジャージー牛乳で作られた濃厚でおいしいソフトクリーム。長い行列を並んでも、ぜひ味わってみてくださいね。

42.萌木の村

萌木の村

ホテル、レストラン、雑貨店、メリーゴーランド、体験工房etc...山梨県清里にある萌木の村は、遊び・食事・体験の魅力が詰まったメルヘン調の観光施設。ヨーロッパの田舎のようなのんびりとした雰囲気を満喫できます。

なかでも世界中の貴重なオルゴールが集められた博物館「ホール・オブ・ホールズ」では、音楽家による生演奏やオリジナルのオルゴールが作れる体験が充実。また、毎年夏には国内で唯一、屋外で行われるバレエ連続公演「清里フィールドバレエ」を開催。清里の夏の風物詩となっていて、これを目当てに観光客が訪れるほどです。

43.吐竜の滝

吐竜の滝

山梨県の川俣渓谷にある滝のなかでも、ひときわ風情が漂う吐竜の滝(どりゅうのたき)。岩のあいだから流れ落ちる滝は、きめ細やかな絹糸のよう。まるで竜が水を吐いているように見えることから、吐竜の滝と名付けられました。水が何段もの岩の上を滑るように落ちていく姿は、日本庭園さながらの趣が感じられることでしょう。

夏場は涼しく、秋には紅葉が色づきとてもキレイ。駐車場から滝までは観光向けのハイキングコースにもなっていて、マイナスイオンを存分に感じられること間違いなし!散策しながら渓谷美を堪能できる山梨のおすすめ観光スポットです。足場が良くないところもあるので、観光に訪れる際はしっかりとした靴で行くようにしましょう。

44.北杜市明野サンフラワーフェス

北杜市明野サンフラワーフェス

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60万本ものひまわりが見渡すかぎり広がる、山梨県北杜市の明野サンフラワーフェス。毎年7月後半から8月中旬にかけて開催される山梨の一大観光イベントです。数カ所に渡って広がるひまわり畑はとにかく圧巻。身長をゆうに超える高さのひまわり畑の中を歩くと、自分が小さくなったような視界が新鮮に映ります。

期間中の週末は観光客で大混雑。駐車場が満車になることもしばしばです。できれば近くのホテルやペンションに宿泊して、朝一番に観光するのはいかがでしょうか。朝の澄んだ空気にひまわりの黄色がとっても映えて、絶好のフォトスポットになること間違いなしです!

45.サントリー白州蒸溜所

サントリー白州蒸溜所

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ビール、ワイン、焼酎、日本酒…お酒にもさまざまな種類がありますよね。なかでも、口に含んだ瞬間に木の香りがふわっと広がるウイスキーが好き!という方にぜひともおすすめしたい山梨の観光スポットがここ白州蒸留所です。1973年、山梨県白州町にサントリーが開設したウイスキー蒸留所で、山崎蒸留所に続いて建てられました。敷地内には森が広がっており、その美しい景観も魅力のひとつです。

有料の白州蒸留所ツアーではめったに見ることのできない貯蔵庫まで見学できるほか、最後には非売品であるシングルモルトウイスキー・白州の構成原酒の試飲までできちゃいますよ!ツアーは人気なので前日までに予約しましょう。大満足すること間違いなしのサントリー白州蒸留所見学、ぜひ山梨の観光プランに入れてくださいね。

46.尾白川渓谷

尾白川渓谷

サントリー「南アルプスの天然水」の源流でもあり、日本の名水100選にも選ばれている尾白川渓谷。北杜市を流れる一級河川・尾白川(おじらがわ)の上流にあります。エメラルドグリーンに澄んだ水はとても美しく、真夏でもひんやり。暑い日に涼を求めて訪れる人々も多く、山梨県民や観光客に人気のスポットです。

渓谷美や滝が美しく、大自然のパワーを全身に浴びることができる癒やしスポット。コースによってハイキングから本格的な登山まで味わえます。準備と計画を万全にして、山梨の渓谷観光を堪能してください。

47.清里フォトアートミュージアム

「生命あるものへの共感」をコンセプトに写真作品の展示を行っている清里フォトアートミュージアム。かつて蚕の産地であった山梨県清里の地で、命が宿った作品たちを守る「まゆ」のようにあたたかい場所でありたいという思いが込められたミュージアムです。山梨の豊かな自然に囲まれた建物は、森の中にありながらもモダンな雰囲気を放っていて観光にもピッタリ。

日本や欧米、アジア、中南米、アフリカなどから収集された写真の数々はどれも目を見張るものばかり。ヤング・ポートフォリオやプラチナ・プリントなども展示されており、写真好きにはたまらない空間となっていますよ。山梨観光で清里に訪れた際は、ぜひ清里フォトアートミュージアムへ!

48.増富ラジウム温泉峡

増富ラジウム温泉峡「増富の湯」

山梨県北杜市にある増富ラジウム温泉峡は、ラジウムを豊富に含有する放射能泉。武田信玄が金山発掘中に発見したと言われています。放射能というと怖い印象もありますが、含まれるラドンは空気中に飛び散るので心配ご無用!体内に吸収されてもすぐに排出されます。

痛風や高血圧、婦人病、皮膚病など適応症が多岐にわたる、山梨に湧く天然温泉。源泉は約30度とぬるいので、ゆっくりつかる入浴スタイルが推奨されています。観光のついでにちょっと立ち寄りたい方には、日帰り温泉「増富の湯」がおすすめです。

49.櫛形山見晴らし平

櫛形山見晴らし平

櫛形山見晴らし平は、「関東の富士見百景」に選出されている観光フォトスポットの1つ。山梨県南アルプス市にある櫛形山の中腹、標高約1300mにある見晴らし平の展望台からは、遠くにそびえ立つ富士山の美しい景観を存分に眺めることができます。

そんな櫛形山見晴らし平のもうひとつの魅力が夜景です。山梨県内でもトップクラスの夜景が望めると評判で、眼下に広がる甲府盆地一帯がキラキラと輝いている様子は本当に美しいですよ。櫛形山は市街地から離れた所にありますが、展望台の近くまでは車で行けるのでアクセスも良好。山梨観光にレンタカーを利用する場合やドライブに行く際には、ぜひ櫛形山見晴らし平を観光ルートに組み込んでくださいね。

50.身延山久遠寺

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山梨県身延町にある日蓮宗の総本山、身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)。山門から本堂へと続く287段の石段「菩提梯」は、思いのほか1段1段がしっかりしています。階段を登ることからスタートするので、履きなれた靴やスニーカーで行くことをオススメします!

階段はキツイ方もご安心を。境内のすぐ近くまで車で行けるので、最寄りの駐車場で車を停め、そこから斜行エレベーターに乗り換えて観光することもできます。「菩提梯」を登りきると現れる「五重塔」や「本堂」の荘厳さ、そしてなにより下から吹き上げてくる風の気持ちのいいこと…。これだけでも登ってきてよかったと思えるはずです。

51.新府城址

新府城址 稲荷神社参道

NHK大河ドラマ『真田丸』の撮影スポットにもなった山梨県韮崎市にある新府城址。武田信玄の子・勝頼の最後の居城です。南面に残る丸馬出の遺構は非常に保存状態もよく、観光の見どころとなっています。現在は藤武稲荷神社、武田勝頼の墓、新府城跡の碑などがあります。

実はここ、山梨を代表する観光名所で桃源郷のすぐ近く!本丸からは眼下に満開の花を眺めることができます。しかし、勝頼が入城したのは冬のたった数か月間。見頃となる4月には間に合わず、満開のピンクで染まった新府の地を眺めることは叶いませんでした。桃や桜、菜の花のビュースポット・新府城址は、ゆっくりと春の山梨観光をしたい方におすすめ。新府駅から徒歩で約15分と、アクセスも良好です。

52.西沢渓谷

西沢渓谷 七ツ釜五段の滝

平成の名水、水源の森、日本の滝、森林浴の森、新日本の観光地・・・。西沢渓谷は、あらゆる100選に認定されている日本屈指の景勝地です。エメラルド色の清流を眺めながら、自然の中をゆったりと散策。山梨県の秩父多摩甲斐国立公園内にある、マイナスイオンと自然を満喫できる観光地です。

西沢渓谷に点在するさまざまな滝はどれも見応え満点!なかでも、階段状の岩場をなめらかに滑り落ちる滝はひとつの芸術作品のような美しさです。きれいな空気を胸いっぱい吸い込んで、思いっきりリラックスしたい!という方はぜひ山梨観光で西沢渓谷に足を運んでくださいね。

53.富士川・切り絵の森美術館

富士川・切り絵の森美術館

全国的にもめずらしい「切り絵専門の美術館」が、ここ富士川・切り絵の森美術館です。日本や世界を代表する一流の切り絵作家による作品をじっくりと鑑賞できますよ。切り絵好きはもちろん、そうでない方も楽しめると、山梨県を訪れる観光客の間でも人気の美術館です。

山梨県南部にある東京ドーム11個ほどの広大な公園「富士川クラフトパーク」内に建てられているため、美術館の周囲では豊かな自然も楽しめます。間近にそびえる山々や園内に咲き誇る季節の花々に癒やされること間違いなし。富士川・切り絵の美術館を観光するときはぜひ天気の良い日をねらって、切り絵と自然の両方を満喫してください!

54.西山温泉

西山温泉

標高800m、山梨県の南アルプス麓に温泉が湧き出たのは705年。明治~大正時代、登山客によってにぎわったという温泉街には旅館が3軒。ギネスに「世界一古い旅館」と認定された慶雲館は、開湯より1300年にわたり湯治客をもてなしてきました。

武田信玄や徳川家康の隠し湯であるともいわれる山梨県の秘湯で、源泉は4本。冷え性や切り傷、胃腸病、婦人病などに効能があります。山梨の幸を使用したお料理や甲州牛を食べながら身も心もほぐしましょう。手つかずの自然を満喫できる早川渓谷、野鳥公園、糸魚川静岡構造線(新倉断層)などをドライブ観光して、西山温泉へ寄るコースがおすすめです。

55.奈良田温泉

7色の泉色が出たことから「七不思議の湯」の異名をもつ奈良田温泉。山梨の南アルプスの麓に位置し、山奥にある小さな温泉街です。温泉街といっても、宿は2軒ほどしかないという秘湯中の秘湯!言い伝えによると1000年以上前の記録に残る歴史ある温泉で、その時の湯治客は天皇だったというから驚き。

また、トロットロの湯触りが特徴の湯は日によって色が異なるため、いつ訪れても楽しめると観光客にも話題です。ちなみに、炭酸水素塩泉の泉質は皮膚をスベスベにさせる若返りの湯としても有名!山梨の秘境にある美肌の湯で身も心も委ねてみませんか?

56.甲州街道台ケ原宿

甲州街道台ケ原宿

甲州街道の宿場町として栄えた台ケ原宿。現在は山梨県北杜市に位置し、今も木造建築の建物が当時のまま残されていて、まるで江戸時代にタイムスリップした気分を味あわせてくれる観光地です。

江戸時代創業の酒蔵・七賢と、明治時代創業の信玄餅で有名な金精軒は絶対に立ち寄ってもらいたい二大観光スポット!香り高い日本酒やできたての信玄餅は山梨の観光土産にもピッタリで、季節によって限定の商品もあったりするので楽しみも倍増です。

ランチタイムにオススメなのは、七賢が直営しているレストラン「臺眠(ダイミン)」。麹を使った料理や、日本酒を使ったアイスなど、酒蔵直営ならではの料理を満喫できますよ!

57.武田氏館(躑躅ヶ崎館)

武田氏館(躑躅ヶ崎館)

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甲斐国山梨郡(現在の山梨県甲府市)にある武田家の居城「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」。「武田氏館跡」として国の史跡に指定され、近年では復元工事が行われています。

跡地には武田神社が建立され、武田信玄がまつられています。神社の境内へ向かう途中には居城時代に築かれた水堀や石垣が見られ、奥には巨大な空堀の遺構が残るなど、戦国の雰囲気がむんむん!歴史ファンだけではなく、山梨観光では外せない観光スポットになること間違いなし。歴史遺産をご覧になりたい方は宝物館にもお立ち寄りください。観光に来た先で信玄に会えるかも?

58.大菩薩峠

大菩薩峠

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豊かな自然に恵まれた山梨県。甘さがギュッと詰まった桃やぶどうの産地としても有名ですよね。そんな山梨で思いっきり自然を体感したい!でもあまりキツいのはちょっと…という方にぴったりなのが、ここ山梨県甲州市塩山にある大菩薩峠です。

標高は1897mありますが、登山道が整備されているのでハイキング感覚で登りやすいと初心者のあいだでも評判!美しい富士山やアルプスが望める山頂からの景色は、まさに絶景のひとことです。日帰り観光もよし、山小屋に1泊するもよし。山梨に訪れた際は、ぜひ観光プランに組み入れてみてはいかがでしょう。

59.万力公園

万力公園

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子供連れの観光客でにぎわいをみせる山梨市立の万力公園。山梨市の中心を流れる笛吹川沿いにある都市公園です。

別名「万葉の森」とも呼ばれているように、『万葉集』の中で詠まれている植物が約100種ほど自生。万葉歌碑も建つ風情漂う観光地です。そんな中をしっとりと大人の散歩…というのはいかがですか。アクセスは山梨市駅が最寄り。歩いて5分ほどと近く、とても便利な観光スポットです。

園内にはアスレチックや大噴水のほかに、小さな動物園も。カピバラやニホンザル、モルモット、アライグマなど愛くるしい動物たちの姿に、思わず和んでしまいます。

60.ほったらかし温泉

ほったらかし温泉

山梨駅から山道を車で10分ほど登った先に見えてくるのが、ここ「ほったらかし温泉」です。なんとも不思議なネーミングに、いったいどんな温泉なんだろうと興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

実はこの温泉、山梨の人気観光スポットのひとつなのです。アルカリ性単純温泉のお湯は肌がすべすべになり湯冷めもしにくいと、地元の人々のみならずたくさんの観光客に愛されているんですよ。用意されているのは、山梨の雄大な山々や甲府盆地の夜景などが目の前に広がる2つの露天風呂。「あっちの湯」では熱めのお湯が、「こっちの湯」ではぬるめのお湯を楽しむことができます。

シャンプーやリンス、ドライヤーなどは施設に用意されているので、持参するのはタオルのみで大丈夫。また、「あっちの湯」は日の出の1時間前前から入れます。山梨観光の皮切りとして気持ちよく朝風呂!なんていうのも最高ですね。

◎山梨の名所・おすすめ観光スポットまとめ

富士山や富士五湖はもちろんのこと、おいしい食べ物に温泉、観光の見どころ盛りだくさんの山梨県。豊かな自然に囲まれれば、身も心もリフレッシュできますね!都心からのアクセスがよく、気軽に遊びに行ったり、ドライブ観光しやすいのもうれしいポイントです。ドライブを楽しみながらの観光スポット巡りには、山梨県の格安レンタカーを予約するのがおすすめ!さあ、次の旅行はぜひ山梨県へ!

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