名称:モエレ沼公園
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
公式・関連サイトURL:http://moerenumapark.jp/
なんだかモヤモヤ気分が晴れないとき、開放的で爽やかな気持ちになりたいときに訪れたいのが北海道。ひとくちに北海道といっても広大ですが、拠点にするなら道庁所在地の札幌が便利ですね。しかし、旅行を満喫するために予定を詰め込みすぎると、かえって疲れてしまうことも。そこで、旅の途中に落ち着ける公園を盛り込んでみてはいかがでしょう。札幌周辺には魅力的な公園がたくさんあります。そのなかで子供だけでなく、大人も楽しめる公園を厳選してご紹介します。
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1. モエレ沼公園
札幌市街の北東郊外にあるモエレ沼公園は、彫刻家のイサム・ノグチがデザインしたアートパークです。「モエレ」とは聞きなれない言葉ですが、語源はアイヌ語の「モイレベツ」で、「静かな水面」「ゆったり流れる」という意味とされています。
188ヘクタールにも及ぶ広大で緑あふれる公園は、イサム・ノグチいわく全体が1つの彫刻作品!ダイナミックな噴水はそばにいるだけで楽しく、夜には美しくライトアップされた姿も見ることができます。噴水のほかにも、シンボル的存在のガラスのピラミッドや、7箇所の遊具がある桜の森、サンゴが敷かれたモエレビーチ、遊び山のプレイマウンテン、そして登ることのできるモエレ山などがあります。
モエレ山は高さ62メートルですが、山頂の展望台からは札幌市内全体が見渡せます。また、ガラスのピラミッド内にはレストランもあるので、散策のあとにランチやディナーを味わうのも良いですね。
2. 大通公園
札幌の公園といえば、まず大通公園を思い浮かべる人も多いでしょう。札幌尾中心部に東西1.5kmにわたって続くプロムナードの公園は、毎年2月の「さっぽろ雪まつり」の会場としても知られています。
園内は花や緑、そして水に包まれていて、観光客だけでなく憩いを求める地元札幌の人たちでも賑わっています。また、大通公園はさまざまなアート作品が見られる場所でもあります。前出のノグチ・イサムの『ブラック・スライド・マントラ』をはじめ、ポーランドから贈呈された『ベンソンの水飲み』、佐藤忠良の『若い女の像』などなど、芸術鑑賞も楽しめる公園です。
名称:大通公園
住所:札幌市中央区大通西7丁目
公式・関連サイトURL:http://www.sapporo-park.or.jp/odori/
3. 中島公園
中島公園は、札幌の繁華街すすきのの南に位置しています。街の中心部にありながら緑豊かなこの公園も、一歩中に入るとそこは癒しの空間!周辺には宿泊施設も多く、宿泊の際には散歩がてらに立ち寄ってみるのもおすすめです。
もともとは貯木場として使われていたところで、後に首相となる開拓使次官黒田清隆によって、明治19年に公園化されました。歴史ある中島公園には、豊平館や八窓庵といった国の重要文化財や、天文台などもあります。
豊平川沿いの園内には菖蒲池があり、ボートに乗ることもできます。また、冬にはクロスカントリースキーのコースが登場し、スキー道具(靴、板、ストック)も一式無料で貸し出してくれるんですよ。雪まつりの時期に札幌を訪れたら、ぜひ中島公園にも足を運んでみてください。
名称:中島公園
住所:中央区中島公園1
公式・関連サイトURL:https://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/
渡辺淳一文学館
中島公園の敷地内には、渡辺淳一文学館があります。北海道出身の直木賞作家、渡辺淳一氏の生原稿や写真等が見られるだけでなく、館内の図書室・喫茶コーナーでは本を読みながらコーヒーを飲むこともできます。
名称:渡辺淳一文学館
住所:札幌市中央区南12条西6-414
公式・関連サイトURL:http://watanabe-museum.com/
4. 円山公園
出典: www.welcome.city.sapporo.jp
天然記念物の原始林に覆われた、約70ヘクタールにも及ぶ広大な円山公園。札幌の市街地に近く、地下鉄の駅もあるようなところに、手つかずの自然があるというのは北海道ならではといえるでしょう。森に一歩足を踏み入れれば、ここが百万都市のすぐ脇とは思えないような、清澄な空間が広がります。
雄大な原始林のほか、円山公園には開拓にまつわるさまざまな神社や碑などがあります。そもそも円山という地名は、神社の麓に村が広がっているようすを、京都の八坂神社と円山公園の関係になぞらえたもの。北海道の歴史と自然を同時に味わえる貴重な公園といえます。
公園のある円山エリアは高級住宅街としても有名で、周辺にはオシャレなカフェやケーキ屋さんなどが点在しています。古民家を改装したり、古い洋館などを利用したりしているお店も多いので、昭和レトロな雰囲気と建物を楽しむのもおすすめです。
名称:円山公園
住所:札幌市中央区宮ヶ丘
公式・関連サイトURL:http://www.sapporo.travel/find/nature-and-parks/maruyama_park/
円山動物園
円山公園内には、北海道で最初に作られた「円山動物園」があります。「動物たちの生息する自然環境をできるだけ再現する」との考え方に基づき、動物たちの自然に近い姿を間近に見ることができます。
北海道の動物園といえば旭山動物園が全国的にも有名ですが、円山動物園にも見学の導線や展示の工夫がたくさんみられます。適度な広さのため、小さなお子様連れの家族などにもおすすめです。
名称:札幌市円山動物園
住所:札幌市中央区宮ヶ丘3-1
公式・関連サイトURL:https://www.city.sapporo.jp/zoo/
5. 滝野すずらん丘陵公園
札幌市の南部にある「滝野すずらん丘陵公園」は、北海道で唯一の国営公園です。グリーンシーズン(夏)とホワイトシーズン(冬)の2期制で運営されていて、切り替えに際しては一時閉園となりますが、冬季は入場が無料になります。
もともとは山から木材を伐り出す器械場で、戦後は米軍の演習場となりましたが、1983年に最初の部分が開園しました。園内は4つのゾーンに分かれていて、とくに通年で入場無料の渓流ゾーンには、アシリベツの滝や鱒見の滝といった厚別川の自然がそのまま残されています。
中心ゾーンには四季折々の花壇や大型遊具などがあり、子供連れのファミリーでいつも賑わいます。幅広で複雑に波打つ「溶岩すべり台」などは、大人も楽しめる施設ですよ。冬季にはスキーやスノーボードの3コースがオープンし、ウィンタースポーツを楽しむ人々が集まります。
名称:国営滝野すずらん丘陵公園
住所:札幌市南区滝野247
公式・関連サイトURL:http://www.takinopark.com/
6. 真駒内公園
藻岩山南麓にある真駒内公園は、1972年の札幌冬季オリンピックのメイン施設が建てられたところです。当時のスケート場やスタジアムが残っているほか、「豊平川さけ科学館」といった観光施設も設けられています。
現在は花の公園としても整備されていて、春先のカタクリやゴールデンウィークごろから咲き始めるサクラ、そして7月上旬からはラベンダーが楽しめます。公園の南半分は天然林となっていて、バードウォッチングもおすすめ。かしわ広場や太陽の広場などの芝生も多く、1人での散策から家族の休日まで、さまざまな利用が可能な道立の公園です。
名称:北海道立真駒内公園
住所:札幌市南区真駒内公園3-1
公式・関連サイトURL:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tkn/hana/place/c032.html
◎まとめ
札幌は北海道の道庁所在地であり、百万人以上が暮らす大都市。ですが、そんな都会のすぐ脇に、緑あふれる爽やかな公園が点在しています。札幌を訪れる際には、時間の合間を見つけて、広々とした公園をただ歩いてみるというのも良いですよ。
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