シンガポール、クラークキーで試したいアジア料理のご飯もの4選

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シンガポール、クラークキーで試したいアジア料理のご飯もの4選

クラーク・キーはフォートカニングパーク (Fort Canning Park) のすぐ南、シンガポール川沿いにある商業エリアです。たくさんのお店が立ち並び、ショッピングモールのようになっています。かつては交易の重要な拠点となっていた歴史的なスポットでもあります。そのため、歴史的な趣きを意識して新たな建物が建設されました。今日では、クラブやバーが集まるナイトスポットとして知られています。夜になると色とりどりのライトの光がきらきらと川沿いを彩り、気分も高まることでしょう。そんなクラーク・キーには食事処も多く軒を連ねています。この中からアジアらしい美味しいご飯ものが食べられるお店をご紹介します。

目次

シンガポール、クラークキーで試したいアジア料理のご飯もの4選

1. Violet Oon Satay Bar & Grill

まずは身がぷりぷりと弾けるエビの赤い色に、キュウリの緑色が瑞々しい賑やかなご飯、ナシ・ゴレンです。15世紀にマレーシアやシンガポールに渡った中国人をルーツとする、「ニョニャ料理」の伝統を引き継いだ味わいです。干しエビやライム、唐辛子などで作ったニョニャ料理独自の調味料が、奥深いスパイシーな香りを作り出します。

この一皿が食べられるのは、Violet Oon Satay Bar & Grill というシックでおしゃれなバーです。壁や天井、椅子は艶やかな黒色で統一し、バーカウンターの落ち着いた緑色が上品に浮かび上がります。場所は通りを挟んでフォートカニングパークに面しています。

創業者はViolet Oon というニョニャ料理はじめ、アジア料理に精通した権威ある女性です。著書が3冊あり、国内外問わずテレビへの出演も多数です。彼女は様々な国の色がミックスされたシンガポールの料理の良さを大切にし、食事の時間をより楽しくする料理の提供を目指しています。落ち着いた店内で、大人な時間と美味しいナシ・ゴレンを味わってみてください。

2. RENNthai

次にご紹介する料理はパイナップルフライドライスです。目にも鮮やかな黄色いご飯は、ほんのり甘くスパイシーな味わい。南国を思わせるパイナップルが、炒めたご飯の中に顔をのぞかせます。上にかかっているのは、玉ねぎではなく Chicken Floss という鶏胸肉を細かく裂いて味付けをし、よく炒ったものです。

この料理を提供しているのは、RENNthai というタイ料理店です。ここは伝統的なタイ料理を、親しみやすいメニューの数々でたっぷりと味わうことのできるお店。シンガポール川のすぐ北にあり、川面を隣に望めるテーブル席からは美しい夜景が見られます。

パイナップルライスはお得なランチセットのメインで食べることもできます。このランチでは他にもBlack Olive Riceや、グリーンカレーを添えたジャスミンライス(Jasmine Rice)があり、3種類のご飯ものからメインを選ぶことが出来るのです。気軽に本格タイ料理に挑戦できるチャンスとなりそうですね。

3.Xiao Chen Gu Shi (小陳故事)

しっとりと柔らかな鶏肉がソースにつかってたっぷりと盛り付けられ、ほんのり色づいたごはんが別皿で添えられています。言わずと知れたシンガポール名物のチキンライスです。このメインに加えてスープとおかずが4皿もついてくる、とてもお値打ちなランチセットです。

ボリューム満点のチキンライスセットが食べられるのは、Xiao Chen Gu Shi (小陳故事) というお店です。黄緑色のタイルを基調とする庶民的で気取らないたたずまいで、お財布にもやさしいメニューが揃っているのです。バクテー(Bak Kut Teh/肉骨茶)というこれまたローカルフードの名店として知られています。

バクテーは豚肉のスペアリブをにんにくやスパイスのスープで煮込んだ料理で、白いご飯や揚げパンがとてもよく合います。Xiao Chen Gu Shi のスープは澄んでいてまろやかなコショウの香りがお肉を引き立てます。バクテーで培ったお肉を美味しさを引き出す技は、定番のチキンライスにもしっかりと生かされています。

4. VLV SINGAPORE

黒い鉄器に盛られた Kimchi Seafood Fried Rice は 、キムチの辛味と香ばしいご飯に海鮮の旨味が凝縮して押し寄せます。華やかなランチセット " Signature" コースの締めにもなっている一品です。

この料理が食べられるのは、VLV SINGAPORE というバーやクラブも備えた複合施設です。1880年代に建てられた歴史的な建造物は、優雅で気品が漂います。レストランはこの建物の2階にあり、シンガポール川を眺めながら特別なひと時を過ごせます。

厨房のトップを担うのは、広東料理を現代のスタイルに仕立て上げる Martin Foo です。彼は有名なレストラン (Lei Garden や Tung Lok Signatures) での経験が25年以上もあり、その腕に定評があります。最近では、ワールドグルメサミットにて Awards of Excellence 2017 を獲得しています。

提供される料理は食べた人の舌をうならせることはもちろん、美しい盛り付けにも目を奪われることでしょう。お値段は全体的にお高めですが、リッチな雰囲気と質の高い料理で贅沢を満喫できる場所です。

◎まとめ

クラーク・キーのご飯ものはいかがでしたか。アジアをあちこち旅行して食べ歩いたような、様々な料理に触れることができると思います。手軽にお腹も満たすもよし、お酒の締めに堪能するもよし。美味しいご飯でシンガポールの旅をより一層楽しんでください。

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