これから大注目間違いなし!香港離島2島の美味しいグルメ2選

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これから大注目間違いなし!香港離島2島の美味しいグルメ2選

香港は、九龍半島と香港島および大小いくつもの島々から成り立っている行政区です。国際空港がある大嶼島(ランタオ島)を筆頭に、230程の島が存在します。無人の島も多いですが、観光用の島や地元の人だけが住んでいる島もあります。

外国からの観光旅行ではなかなか行くことのない離島ですが、香港に住む人たちにとって、離島は大人気の観光地です。高層ビルに囲まれ、空気の悪い香港の中心から30〜40分フェリーに乗れば、別世界のように自然豊かな離島にたどり着けます。週末のハイキングやトレッキングは、とくに香港在住の欧米人などに人気のアクティビティーとなっています。

今回は香港の離島のうち、観光客の比較的多い3島に絞っての中華料理のお店をご紹介します。香港人がわざわざ島まで食べに行くお店、地元の島民が利用するお店、色々ピックアップしました。「ご飯を食べにちょっと島まで」というセリフ、香港でキメてみませんか?

目次

これから大注目間違いなし!香港離島2島の美味しいグルメ2選

1. 長洲島 興楽菜館

長洲島は、ランタオ島の南東沖合にある島です。香港島の中環から高速フェリーに乗れば、30分ほどで到着します。こじんまりとしていて、島内には警察と救急車以外に車は走っていません。自転車か徒歩が基本的な移動手段になります。

この長洲島のフェリー乗り場の近くには、獲れたての海鮮をメインとする中華の店が並んでいます。なかでも一番人気が「興楽菜館」です。ここには、「3品でいくら、4品ならいくら」というようなセットメニューがあり、自分で好きなものを組み合わせることができます。

名物のマテ貝をニンニクで蒸した「蒜蓉蒸聖子」や、広東や香港で人気の高級魚ハタを使った「紅焼班片」などがオススメ!近くの魚屋さんで自分で購入したものを持ち込んで料理してもらうこともできるので、調理方法を相談しながらネタを選ぶのも楽しいですね。

2. 南丫島 天虹海鮮酒家

南丫島(なんあとう)は香港島の南西に位置し、中環から高速船で20分ほどの島です。香港全体でも3番目に大きい島で、英語のYのように見える「丫」の字は実は漢字です。ラマ島とも呼ばれ、香港島へのアクセスの良さと緑豊かな落ち着いた雰囲気から、香港に住む人たちに大人気のリゾート地となっています。なかにはここに住居を定めて、毎日香港島に出勤している在留外国人もいるとか。

この南丫島で一番有名なお店が、「天虹海鮮酒家」です。その名の通り海鮮を中心とした中華料理を提供するお店で、数々の賞を受賞している名店です。ここでは、店頭の水槽にいる魚や貝類を直接選び、調理法を指定して注文します。アジア圏の海鮮レストランではよくあるタイプです。値段は水槽の側に調理代込で書かれているので、安心ですね。ここでの一押しはシャコ!ガーリックと胡椒のパンチが利いている素揚げが絶品です。季節によっては渡り蟹もいいですね。大人気の天虹海鮮酒家は、予約すれば中環から送迎船が出ます。フェリーの時間を気にしなくて良いのでおススメですよ。

◎まとめ

香港の離島区は、空港とディズニーランドがある大嶼島を除けば、日本ではそれほど知られていないかもしれません。しかしながら、現地の香港人がこよなく愛する離島アクティビティーと、わざわざフェリーを使ってまで食べに行く中華料理の楽しみは、香港の離島の魅力をよりいっそう引き立てるものです。

香港滞在でもし時間に余裕があれば、近代的な中心部をちょっと抜け出して、離島でのんびりと海鮮中華を堪能してみませんか。

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