カラフルでキュートなプラナカン文化を楽しめる!マリーナベイ周辺スポット紹介

画像出典:チョビベリー/PIXTA(ピクスタ)

カラフルでキュートなプラナカン文化を楽しめる!マリーナベイ周辺スポット紹介

 「プラナカン」とは、現在シンガポールの国土がある地域やその周辺がヨーロッパ諸国の統治下にあった時期に、これらの地域に移り住んだ中国系の人々と現地の人の間に生まれた子孫のこと。彼らがはぐくんだ、中国の伝統的文化と西欧の文化とが融合した文化はプラナカン文化と呼ばれています。パステルカラーの鮮やかな色彩の可愛い雑貨はお土産にも大人気。また、中華料理とタイやマレーのエスニック料理のフュージョンの結果生み出されたプラナカン料理もぜひ食べてみたいもの。この記事では、プラナカン文化を楽しめるマリーナベイ周辺のスポットをご紹介します。

目次

カラフルでキュートなプラナカン文化を楽しめる!マリーナベイ周辺スポット紹介

1.トゥルーブルーショップ:プラナカン博物館併設のキュートなショップ

トゥルーブルーショップは、プラナカン博物館に併設されているミュージアムショップ。お買い物だけの利用もできますよ。カラフルな食器が並んでいて、目移りしてしまいます。

食器のほか、色鮮やかなプラナカンタイルデザインのマグネットなどの可愛い雑貨も。陶器のほかにも、刺繍のプラナカン風的スタイルをモチーフにしたデザインの眼鏡ケースや小物入れも販売されており、女性へのお土産を買うのにはぴったりです。

カフェとレストランも併設されているので、プラナカン・スタイルの食事やスイーツを楽しむこともできますよ。プラナカン料理は多種のスパイスを使っていますが、ココナッツミルクのコク効いていて辛過ぎず、エスニック料理に近い味わいの料理です。オーナーシェフは現代まで継承されてきたプラナカン文化を「生きた遺産」と語ります。シンガポールに伝わる伝統的なプラナカン料理を食べて、プラナカン文化を満喫してみてはいかがでしょうか。

2.ミュージアム・レーベル

ミュージアム・レーベルはプラナカンスタイルの雑貨のお店。こちらもシンガポール国立博物館に併設されています。シンガポール政府が運営している博物館には統一してミュージアム・レーベルという名前のミュージアムショップが開かれています。すべて、入場券なしでもお買い物だけの利用もできます。

プラナカンスタイルの雑貨を購入するなら一番のおすすめが、ミュージアム・レーベル。伝統的なプラナカンデザインの小物やタイルが販売されています。シンガポールやマレー地方の独特な図柄の染め物、バティック柄の表紙の小冊子なども売られています。プラナカンスタイル以外に、おもしろシンガポールグッズなども取り扱いがあるので、ぜひ一度足を運んでみてください!

3. ナショナルキッチン バイ ヴァイオレット・オン

冒頭のプラナカン文化の説明ではプラナカン=中国系と現地の人々の子孫、と紹介しましたが、現在のシンガポールにはインド系、マレー系の人も多く住むほか、一口に中華系と言っても福建系や客家系などそのなかでのルーツも様々。そうした多様な料理を楽しむことが出来るのが、プラナカン料理研究家のヴァイオレット・オン氏が手がけるナショナルキッチンです。

 昔は市庁舎・最高裁判所として用いられていた建物をアートギャラリーとして再生させたシンガポール・ナショナル・ギャラリーの中にオープンされ、テラス席からは、マリーナベイサンズホテルを眺めながら食事をすることができます。ラクサなどの名物シンガポール料理も味わうことができ、まさに「ナショナルキッチン」。ぜひ一度お立ち寄りください。

◎まとめ

マリーナベイ周辺でプラナカン文化に触れることのできるスポットを3つ紹介しました。カラフルな色使いで、見ているだけで楽しいプラナカン雑貨。カトン地区にはカラフルな建物が並んでいて、散歩だけでも楽しめますが、ホテルの多く集まった地域からは少し遠いのが難点です。そのため、他に訪れたい観光スポットとの兼ね合いで足を伸ばしづらい、なんてことも。この記事で紹介したスポットなら、すべてマリーナベイからほど近い距離にあるので、短い滞在でもプラナカン文化をたっぷりと満喫することができますよ。目で楽しみ、お土産を購入したら、ぜひプラナカン料理の味わいも楽しんでください!

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