島全体がエンターテインメントと言って良い、シンガポールのセントーサ島。リゾートにカジノ、ビーチにテーマパークと、子供から大人までが楽しめる、シンガポールでは大人気の観光スポットです。
人気の秘密はもう一つ。それはアクセスの良さ。島とは言っても市街からほど近く、誰でも簡単に行けてしまうんです。それでは、セントーサ島は初めてと言う皆さんに、この島へ渡る交通手段のあれこれをご紹介しましょう。
目次
移動そのもが楽しい!夢の島セントーサへ渡る交通手段あれこれ!
1.セントーサ島とは?
セントーサ島は、シンガポールの本島の南800mにある小さな島。島とは言っても橋で繋がっており、交通は至便。島全体が一つのレジャーランドと言える程にエンターテインメントが溢れており、近年シンガポールが力を注ぐ観光開発を、正に象徴するような場所です。
2010年に開業したユニバーサルスタジオを始め、世界最大の水族館シーアクアリウム、ワールドリゾートセンターやマーライオンパーク等では、日本のテーマパークとは違ったダイナミックな催しものが楽しめます。
島の南にあるシロソビーチ沿いのバーではマラッカ海峡に沈む雄大な夕日を眺めながらカクテルを味わえる等、セントーサ島は大人から子供までが1日中楽しめる夢の島です。
2.オーソドックスな交通手段は、セントーサ・エクスプレス
シンガポールの中心からセントーサ島に行く最もオーソドッククスな交通手段が、MRT+セントーサエキスプレス。
MRTノースイースト・ラインの終点ハーバーフロント駅で下車、駅に繋がるショッピングセンター「ビボシティ」の3Fに移動します。ここにあるのがセントーサエキスプレスと言うモノレールの「セントーサ駅」。ここから、セントーサ島南部ビーチ駅までの2kmを、片道8分で往復します。途中にはウォーターフロント駅(ユニバーサルスタジオやカジノ等へ)とインビア駅(マーライオン、マダムタッソー館等へ)の2つの駅が。
最初に入島料を含む4SGDの切符を買うと、島内の駅は一日中乗り放題と、大変使い勝手の良い交通手段です。
3.絶景を楽しめるロープウェイ
ビボシティの背後にある小高い丘は、一帯がマウントフェーバーパークと呼ばれる公園で、頂上とセントーサ島がロープウェイで結ばれています。シンガポールは全体に非常に平坦なので、標高115mのこの丘でもこの国では2番目に高い場所。眺望は素晴らしく、晴れていればインドネシアの島々も見える程。
ケーブルカーは8人乗りの大キャビンで、360度のパノラマが楽しめます。駅は、マウントフェーバー駅を起点に、ハーバーフロント駅、セントーサ駅の3つ。料金は他に比べ高くなりますが、夜景等も素晴らしく、お金を払う価値は十分。シンガポール本島とセントーサ島を結ぶ交通としての役割は勿論、アトラクションとしても大いに楽しめる交通手段です。
4.歩くのもまた素敵なんです!
シンガポール本島とセントーサ島の距離は、わずか800m。2011年に完成した遊歩道橋を使えば、特別な交通手段を頼らずに、歩いても渡れます。
行き方は、まずMRTハーバーフロント駅直結のショッピング・モール「ビボシティ」に入り、裏手にある ウォーターフロント・プロムナード を目指します。プロムナードの先にあるのが、 セントーサエキスプレスが通る橋と並行に架けられたセントーサ・ボードウォーク 。
海風に吹かれながら緑豊かなボードウォークを歩くと、気分は爽快、景色も抜群です。雨や強い日光を遮る為の屋根付きトラベレーター(動く歩道)も備わっているので、お年寄でも安心。渡り切るのに約10分、あっという間です。
◎まとめ
セントーサ島への行き方についてご紹介してまいりました。この他にも、バスやタクシーで移動する方法も有り、この島へ渡る交通手段は実に様々。
しかし、ロープウェイやボードウォークなど、移動自体が楽しめる交通手段もあり、さっと通り過ぎるにはもったいないような場所。特に、ボードウォーク上にはレストランや土産物屋、トイレもあり、絶好の散歩コースでもあります。