名称:Sengkang Riverside Park
住所:50 Anchorvale St, Singapore
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/E4Dz8o
今回ご紹介するのは、シンガポールのLRT線(ライトレール)です。シンガポールは東南アジアの優等生と呼ばれ、インフラ機能も整っています。一方で、シンガポールの物価は周辺国と比べると高く、タクシーやバスは日本ほどではありませんが高額設定になっています。
その点、電車の場合は運賃が統一されていて、本数も多いことから観光でも利用しやすいといえるでしょう。ここでは、シンガポールのLRTの概要及び沿線情報についてご紹介します。LRTを利用する際の参考にしてくださいね。
目次
シンガポール旅行者の強い味方!無人旅客輸送システムLRTのご紹介
1. LRTとは
LRTとはライト・レール・トランジットの略で、自動案内軌条式旅客輸送システムのことを指します。2017年現在で、センカン線、プンゴル線、そしてブキ・パンジャン線の3路線が開通しています。シンガポールの電車というと、MRTという方をよく耳にするかと思います。MRT(マス・ラピッド・トランジット)はシンガポールの主要な場所に駅がありますが、LRTは主にMRTの駅と住宅街結んでいて、1~2両編成の無人で運行されています。
それぞれの路線で始発は朝5時代、終電は夜12時代まであります。料金は距離によって決まっていて、Suicaのようなカードと切符の2種類があります。また、身長90cm未満の子供は無料です。
続いて、沿線上にあるおすすめスポットをご紹介します。
2. センカン・リバーサイド・パーク
まずご紹介するのは、センカン線クパン駅から徒歩5分のセンカン・リバーサイド・パークです。国土が小さいシンガポールは、商業施設や住宅が密集した場所が多いので、緑と水に囲まれたセンカン・リバーサイド・パークは市民の憩いの場になっています。自然に囲まれた中で園内を散歩、ランニング、サイクリングしたりすることできます。また、園内にはカフェも併設されているので、飲食することもできますよ。
ただ、シンガポールの日差しはとても強いので、訪れる際は日焼け対策をしっかりして下さいね!シンガポールの観光名所は賑やかなところが多いですが、センカン・リバーサイド・パークはのんびり過ごしたいときにオススメです。
3. プンゴル・ウォーターウェイ・パーク
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プンゴル・ウォーターウェイ・パークは、LRTプンゴル線サム・ケー駅もしくは1つ先にあるテック・リー駅からすぐの場所にある、水に囲まれた公園です。周辺は開発ラッシュによる新しい高層建築が立ち並んでいて、新興住宅地のなかのオアシスのような場所です。
大きな遊具施設があるわけではないのですが、水辺を囲むように整備された道を散歩したり、自転車に乗ったりしている人がたくさんいます。要所要所に橋があったり、運動器具があったりと、のんびり過ごすことができますよ。
名称:Punggol Waterway Park
住所:Sentul Crescent, Singapore
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/mFLp6n
◎まとめ
シンガポールのLRTについてご紹介しました。シンガポールLRTは、住宅街のなかを走る電車で、まるで高速道路のような作りになっています。周辺には華やかなモールや観光地があるわけではありませんが、都会の喧騒から離れた公園があり、のんびり過ごすにはもってこいの場所です。
シンガポールへは日本各地から直行便が就航していて、とても訪れやすい国です。短期の旅行ではあまり訪れる機会はないでしょうが、長期滞在や駐在される場合はぜひ息抜きにLRTを使って、シンガポールの静かなエリアを訪ねてみてください。