”旅そのもの”を楽しむ旅!バンコクからプーケットへ電車で行こう!!

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”旅そのもの”を楽しむ旅!バンコクからプーケットへ電車で行こう!!

皆さんの海外旅行の楽しみは何ですか?名所巡り、食べ歩き、ショッピング、エステ等々、色々ありますよねぇ。でも旅の楽しみ方は人それぞれ、十人十色と言っても良いでしょう。

中には、旅そのものを楽しむと言う人も。どういう事かと言うと、一言で言えば”移動それ自体を楽しむ”事。目的地にまっしぐらに向かうのではなく、その途中も楽しもうと言うのです。そんな例として、今日はバンコクからプーケットまでの電車の旅をご紹介いたします。

目次

”旅そのもの”を楽しむ旅!バンコクからプーケットへ電車で行こう!!

1.バンコクからプーケットへの行き方

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タイの首都バンコクからプーケットまでは約900km、行き方には、飛行機、バス、電車の3つの方法があります。多くの観光客が選ぶのは、1時間半で到着する飛行機。とにかく安くと言う人はバスです。

最後の電車ですが、これはバンコクからスラタニーまでが電車、そこから先プーケットまではバスでの移動に。乗換時間も含めると20時間以上かかり、場合によっては直行バス以上に時間を要するのですが、旅そのものを楽しめる絶好の機会なのです。

何故なら、海外での寝台列車と言う貴重な体験や、バスの車窓からの景色を存分に味わえるからです。費用も飛行機並みにかかるこの電車の旅、ある意味最高の贅沢と言えるかも知れません。

2.バンコクからスラタニーへは寝台列車で

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バンコクの出発地点はタイ国有鉄道の起点、フワランポーン駅。電車では直接プーケットまで行けないので、バスに乗り換える途中駅、スラタニーを目指します。

スラタニー方面に行く南線に乗車しますが、この線にはディーゼル特急、特急、急行、快速の4種類が運行中。その中では ディーゼル特急の夜行電車を利用するのが最も早くて便利です。客室は1等から3等までありますが、旅を楽しむには寝台のある1等か2等を選びましょう。気分は正にトワイライトエクスプレスです。

電車が動き出してしばらくすると、車掌さんが来て、手慣れた動作で清潔なシーツと毛布を整えベッドメークを。勿論食堂車も完備しているので、思う存分旅情を味わうことが出来ます!

3.スラタニーからプーケットへはバスで

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バンコクを出ておよそ10時間後、電車がスラタニーに着く頃は朝。ここでバスに乗り換える為下車します。但し、スラタニー駅は厳密にはプンピンと言う町に位置し、スラタニーの市街とはおよそ12km離れています。

そこで、タクシーかローカルバスを利用して、スラタニー市街と鉄道駅の中間にある長距離バスターミナルへ。このターミナルでプーケット行きの長距離バスを掴まえることになります。

スラタニーからプーケットに向かうバスにも種類がありますが、必ずエアコン付きのVIP席を選ぶように。ここから目的地まではまだ5~6時間。なるべく快適な席を確保して、風光明媚で知られるタイ南部の景色を眺めながらの優雅な旅を満喫しましょう。

4.タイの電車の座席等級事情

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ここで、ご参考までに、タイの電車の車両等級をご紹介しておきます。

電車の車両の種類は、1等から3等までの3種類。1等は、一人用又は二人用の個室寝台で各路線・系統とも最上位の寝台特急,寝台急行にのみ連結されています。

二等には寝台と座席の2種類があり、二等寝台は開放型の二段ベッドで、昼間は寝台を収納し座席として利用するタイプ。二等座席は、 主に二人がけリクライニングシートの座席車です。一等と二等の寝台まではエアコン完備ですが、二等座席にはエアコン無しの車両も。

三等は座席車のみで、4人掛けまたは6人掛けのクロスシート。ほとんどの場合エアコンが付いていませんので、ご注意を。

◎まとめ

バンコクからプーケットまでの電車の旅をご紹介してまいりましたが、如何でしたでしょうか?

時間もお金もそれなりに掛かる大変贅沢な旅ですが、もしあなたが鉄道ファンなら、間違いなく旅そのものを楽しめる思い出のプーケット旅行になるでしょう。二等寝台車には、日本のJRから譲渡された寝台車両も今だ使われているので、懐かしのご対面がかなうかもしれませんヨ!

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