プーケットには、バンコクのようにBTSなどの電車や地下鉄がなく、移動は少々不便な印象があります。タクシーを使うと割高のような気がするし、何かいい移動手段はないのかな?と思う方も多いのではないでしょうか。
プーケットにもソンテウと呼ばれるローカルバスがあり、プーケットタウンにあるバスターミナルを中心に各ビーチへ運行しています。そのほかプーケットタウン周辺には公共バスが走っていて、乗りこなせればとても便利です。そこで、今回はプーケットのバス事情をご紹介します。
目次
プーケットのバス事情。タウン周辺はピンク色のバスを使いこなそう!
1.青色の公共バス・ソンテウ
ソンテウは、青い色のバスでプーケット島内の主なビーチとプーケットタウンをつないでいます。すべてプーケットタウンを拠点ちしているのでビーチ間を結ぶ路線はありません。プーケットタウンのソンテウ発着場所は、バスターミナル1でプーケット近郊の他県へ向かうバスの発着場所でもあります。
そして、プーケットタウンのラノンロードにあるタイ航空がある付近の市場前に停車。お客さんを10分程度待ってからそれぞれのルートへ出発します。
運行時間
毎日、朝7時頃から夕方6時頃までで行先により異なりますが、30分から1時間おきとなっています。特に時刻表はありません。前述のバス乗り場では、バスが来ていればそのまま乗り込みます。その他の場合はバスのルートで待ち、バスが来れば手を上げて運転手さんに合図して、バスが止まれば乗車となります。特にバス停は決まっていません。
運賃
バスに乗車してからバスの係員、または運転手さんが徴収に来ます。運賃は行き先に異なります。通常、バスの中などに書いてありますが、30タイバーツ程度からとなるでしょう。できるだけお釣りのないよう小銭を用意しましょう。市場〜バスターミナル1間は追加料金がかかります。
行先
パトンビーチ:ビーチ沿いのパトンメルリンホテル前が終点・始発
カロンビーチ:カタビーチ-カタノイ経由
カマラビーチ:バンタオ-スリン→ラムシン経由
ナイハンビーチ:ラワイビーチ経由
シャロン:シャロン湾サークル
サラシン橋:タラン→ムアンマイ経由
プーケット水族館:マカム湾→プーケット港経由
2.ピンク色の公共バス・ソンテウ
プーケットタウン周辺を走るピンク色の公共バス(ソンテウ)もあります。こちらは4ルートあり、通常15分間隔で運行されています。バス停が一応あり乗り方は青色のソンテウと同じく、バスが来たら手を挙げて運転手さんに合図、またはバス停でまちます。
渋滞などでなかなか来ないことが多いようです。運賃は10バーツで乗車後に徴収されますので、小銭を用意しておきましょう。
運行ルート
・ビッグシースーパーマーケット(Big C)-スパンヒンにある学校:Phuket Vocational School間
セントラル、ロータス、バスターミナル1などを経由
・スーパーチープ本店(Super Cheap)-シャロン方面の Simummuang Market 間
タウンのロビンソン周辺を経由
・バスターミナル1-バスターミナル2 間
・スパンヒン―シレー島 間
オールドプーケットタウン、バスターミナル1、ラサダ港経由
◎まとめ
プーケットのバス事情はいかがでしたでしょうか。パトンビーチ内は徒歩での移動が可能ですので、特にタクシーなどは必要ないのですが、そのほかのビーチやプーケットタウンへの移動にはタクシーやバスなどを利用しないと行けません。
バスは運賃が安いのですが、時間が不規則でなかなか来ないこともありますので、時間に余裕があればバスを利用してみると楽しいでしょう。また、日没頃に運航終了になってしまいますので、夜間の利用ができませんので、ご注意ください。