シンガポールのリトル・インディアの観光スポット!見応えのある寺院4選

画像出典:Ronnie Chua

シンガポールのリトル・インディアの観光スポット!見応えのある寺院4選

中華系、マレー系、インド系などさまざまな文化の人たちが共存している多民族国家シンガポールには、多様な異国情緒を感じられる観光スポットが幾多もあります。

そのなかでも、インド人が多く集まるリトル・インディアには、ヒンドゥー寺院やモスクなどのインド的な観光スポットがいっぱい!インド系だけでなく、タイ仏教のお寺までありますよ。観光スポットですが、それ以前に宗教施設ですので失礼のないように観光しましょう。

目次

シンガポールのリトル・インディアの観光スポット!見応えのある寺院4選

1. スリ・ヴィラマカリアマン寺院

カーリー女神を祀る、リトル・インディアでもっとも有名な観光スポットの寺院です。暴力と殺戮を好む戦いの女神カーリーは、南インドでは、土着の神と融合し、全ての悪を滅ぼし善を守る強さをもった神として、人々の信仰の対象となっています。そして、この寺院も、南インドからの移民によって建てられました。

鮮やかなインド神話の神々の彫像で埋め尽くされた、南インドのドラヴィダ様式の寺院の様子は圧倒的です。数ある彫刻のなかからぜひカーリー神を探してみて下さいね。熱心に祈りを捧げている人や供えられた仏花、お香など、ヒンドゥー教の神秘的な雰囲気を感じることができる観光スポットです。8:00、12:00、18:30、21:00にプジャと呼ばれる儀式を見学することも可能なので、時間が合えば見学してみて下さい。

スリ・ヴィラマカリアマン寺院へは、リトル・インディア駅から徒歩約7分です。

2. スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院

リトル・インディアで外せない観光スポットのひとつ、ヒンドゥー教の三最高神のひとつ「ヴィシュヌ神」を祀った寺院です。この寺院も南インドのドラヴィダ様式で建てられていて、塔や壁には神様たちの彫像がいっぱい!柱にも鮮やかな装飾が施されているので、見応えがある観光スポットですよ。

この寺院では、ヴィシュヌ神を象徴するU字型のマークがいたるところでみられます。塔門の上に並ぶ、ヴィシュヌ神と10体の化身の彫像は壮観!寺院内は土足厳禁なので、入り口の脇に脱いだ靴を置きましょう。リトル・インディアのはずれにある、ファーラー・パーク駅そばの観光スポットです。

3. アブドゥル・ガフール・モスク

リトル・インディアでイスラム文化を感じられる観光スポットとして人気のモスクです。シンガポールに移住してきた初期のイスラム教徒によって100年以上前に建てられた歴史あるモスクで、国の記念建造物にも指定されています。木造ムーア様式と南インド様式が融合した建築法で建てられ、クリーム色に緑色のデザインが映える外壁には、月や星の模様が施されています。内装もエレガントで、リトル・インディアでは必見の観光スポットですよ。祈りの場であるモスク内の静かさは、賑やかなリトル・インディアにいることを忘れそうなくらいです。

露出の高い格好での入場はできませんが、受付で肌を隠す衣装を貸してもらうことができます。リトル・インディア駅からは、徒歩10分くらいの場所にありますよ。

4. シャカ・ムニ・ブッダ・ガヤ寺院(千燈寺院)

1927年に、タイから来た僧侶によって建立されました。タイ仏教とシンガポールの中国仏教が融合した寺院といわれ、リトル・インディアで外せない観光スポットの一つです。しかも、リトル・インディアありながら、寺院の外観や仏像の雰囲気にもインドらしさが全くなく、多民族国家シンガポールらしさも感じられます。

寺院には、1000個の法燈(電球)に照らされた高さ15mの大仏様と、仏像がいくつも置かれています。大仏の裏側には寝釈迦仏の像があるので、見逃さないでくださいね。日本の仏像とは異なる顔立ちや色遣い、雰囲気などに異国を思わせる観光スポットです。近くの龍山寺も観光スポットですので、併せてどうぞ!

リトル・インディア駅からは徒歩18分、ファラーパーク駅からなら徒歩約5分の場所です。

◎まとめ

リトル・インディア駅を起点にするなら、アブドゥル・ガフール・モスクを観光してから、インド的な色彩のケルバウ・ロードを通って、スリ・ヴィラマカリアマン寺院を観光し、スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院とシャカムニ・ブッダガヤ寺院を観て、ファラーパーク駅で地下鉄に乗るコースが効率的でおすすめです。

インドの神話などを事前に読んでおくと、さらにヒンドゥー寺院観光を楽しめますよ。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

シンガポールでおすすめの記事

シンガポールのアクセスランキング