シンガポールでは観光及び現地住民にとってもMRTは重要な乗り物です。薄いカードであっても、ICカードなのがシンガポールのMRTの乗車券の特徴です。シンガポールでMRTに乗る場合は主に3種類の乗車券に分かれますが、シーン別の活用方法と併せてシンガポールMRTの乗車券について紹介します。
目次
シンガポールMRTの乗車券についてシーン別の活用方法を紹介します!
1.スタンダードチケット
通常のMRTの乗車券にあたるのが、スタンダードチケットです。日本の片道切符、往復切符とあるように、シンガポールでも、シングルまたはリターンを選びます。乗車券はクレジットカードサイズのICカードとなるため、初回購入後はその都度チャージが必要となります。初回購入方30日間繰り返し使えます。また利用回数が増えると、わずかですがデポジット(保証金)が戻ってきたり、10セントほど割引になったりします。
2.イージーリンクカード(EZ-Link card)
公共バスおよび、LRT(モノレール)やMRT(地下鉄や電車)での利用が可能なICカードです。このイージーリンクカード(EZ-Link card)通常のスタンダードチケットよりも安値で乗ることができるのですが、初回購入時のカード代金の5ドルは返ってきません。そのため短期滞在者及び、さほどMRTに乗る予定のない人への利用はおすすめしません。逆に頻繁にシンガポールへ出張などで来られる方や、長期滞在予定の方には向いている乗車券です。
3.シンガポールツーリストパス(Singapore Tourist Pass)
短期滞在の観光客向けのお得な乗り放題チケットがシンガポールツーリストパス(Singapore Tourist Pass)。シンガポールチャンギ国際空港到着から市内への移動から早速使えますので、検討されている方は早い段階での購入をお勧めします。シンガポール滞在中は都度なれない英語でのチャージも不要となりますよ。また、購入時は購入可能なチケットオフィスを事前に確認しておきましょう。
MRT、LRT、路線バス(一部除き)乗り放題で、料金にはすでに保証金の10ドルが含まれているので、購入から5日以内に返却すれば、保証金の10ドルは返ってきます。
◎まとめ
シンガポールの乗車券はすべてICカードなのには驚きですね。スタンダードチケットである薄いプラスチックカードにはしっかりICが内蔵されているんです。初めてシンガポールへ観光に来る方、これからシンガポール頻繁に来る予定の方、シンガポール長期滞在予定の方、それぞれのシーン別で適した乗車券がありますので、どれがご自身に適しているか吟味しましょう。