シンガポールの電車に乗ろう!MRT、LRT、セントーサ・エクスプレス

画像出典:Pavol Kmeto/Shutterstock

シンガポールの電車に乗ろう!MRT、LRT、セントーサ・エクスプレス

小国ながら莫大な経済力があり、多くの観光客が訪れるシンガポール。電車はシンガポールでの移動手段として、住民にとっても、観光客にとっても非常に重要な乗り物です。

シンガポールの電車は、地下鉄や電車にあたるMRTと、モノレールのLRTがメイン。そのほか、シンガポール島とセントーサ島を結ぶセントーサ・エクスプレスもあります。

日本人にとって驚きなのは、時刻表がないこと!基本的には朝5時半頃から深夜まで、5分から7分ほどの間隔で運行しています。ラッシュの時間帯は約2~3分間隔で運行。日本と同様に、ここシンガポールでもかけこみ乗車は厳禁です。それでは、シンガポールの電車活用方法についてご紹介していきましょう。

目次

シンガポールの電車に乗ろう!MRT、LRT、セントーサ・エクスプレス

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1.MRTの活用方法

出典: PROyeowatzup

「MRT」は「マス・ラピッド・トランジット(Mass Rapid Transit)」の略で、シンガポールの地下鉄・電車のことです。東京のように複数の路線が交じり合うように走っていますので、乗り換えさえマスターすればシンガポールいずれの場所へも行くことができます。

出典: Ahmed Riyazi Mohamed

MRTの路線は、南北線・東西線・北東線・環状線・ダウンタウン線の5路線。路線ごとに色分けされているので、わかりやいですよ。乗り換えを駆使し、いかに効率よく観光スポットを回れるかなど、ぜひプランを練って利用してくださいね。1か所でも多くの観光スポットを訪れましょう。

2.LRTの活用方法

出典: HPG Online

MRTにLRT?アルファベットばかりで混乱してしまいますが、どちらもシンガポールの乗り物の呼び名で、前述のMRTは地下鉄や電車。「LRT」は「ライト・ラピッド・トランジット(Light Rapid Transit)」の略称からLRTと呼ばれる新交通システムのモノレールです。LRTは、住宅街や郊外などを一両または二両編成の無人運転で運行しています。

3.便利なシンガポールツーリストパス(Singapore Tourist Pass)

MRTやLRTとすでに混乱している方でも安心の乗り放題チケットがあります!「シンガポールツーリストパス(Singapore Tourist Pass)」は、MRTとLRT、さらには公共バス(一部除く)まで乗り放題のチケット。シンガポール観光でフルに電車を活用したい方の、必須アイテムです。安価なのはもちろん、毎回慣れない海外の券売機で乗車券を購入する手間を省くこともできます。
※シンガポール島と南部のセントーサ島を結ぶ「セントーサ・エクスプレス」は対象外です。

<価格>
1日券:10シンガポールドル
2日券:16シンガポールドル
3日券:20シンガポールドル
※別途、デポジットとして10シンガポールドルが必要です。

<購入可能なチケットオフィス>
チャンギ・エアポート(Changi Airport)駅
ラッフルズ・プレイス(Raffles Place)駅
オーチャード(Orchard)駅
ハーバーフロント(HarbourFront)駅
アン・モ・キオ(Ang Mo Kio)駅
チャイナタウン(Chinatown)駅
ブギス(Bugis)駅
シティ・ホール(City Hall)駅

4.セントーサ・エクスプレス

出典: ja.wikipedia.org

「セントーサ・エクスプレス(Sentosa Express)」は、シンガポール島とセントーサ島を結ぶモノレール。MRTのハーバーフロント駅は、セントーサ・エクキスプレスのセントーサ駅に接続しています。

セントーサ・エクキスプレスは往路のみ課金するシステムで、島内と復路は無料。7時~24時頃まで運行しています。

5.電車の駅名で見る、シンガポール観光都市

出典: Richard

シンガポールは電車が発達していますので、ほとんどの観光スポットへ電車で訪れることが可能です。以下、駅名ごとの主要観光スポットをご紹介。宿泊予定ホテルの最寄り駅をスタート地点として、近い場所から観光するのが上手にまわるコツ。事前にどこをまわるか駅の路線マップを見ながら計画してみましょう。

<ベイフロント(Bayfront)駅>
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
マリーナ・ベイ・サンズ

<ラッフルズ・プレイス(Raffles Place)駅>
マーライオン
ラッフルズ・ホテル
ラッフルズ卿上陸の地(またはClarke Quay駅)
エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ(またはCity Hall駅)

<ウォーターフロント(Waterfront)駅>
ユニバーサルスタジオ・シンガポール

<インビア(Imbiah)駅>
マーライオン・タワー

◎まとめ

シンガポールは物価の高い国なので、公共交通機関での移動は必須。特に電車なら、渋滞と無縁で快適です。MRTやLRTなど聞きなれなアルファベットの乗り物名に混乱する方もいるかもしれませんが、事前に路線マップを見ながら、少しずつでも各観光スポットの位置を把握しておきましょう。電車、地下鉄、モノレールなどを活用すれば、効率よくシンガポール観光を満喫できます。さぁ、電車に乗ってシンガポールの観光スポットへ行ってみましょう。

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