シンガポールの北東に位置する小さな島、ウビン島はシンガポールにしては珍しい手つかずの自然がいっぱいの島なんですよ。サイクリングをしたりハイキングをする、ひたすらのんびり過ごす、磯遊びをする、絶景を探してみる、遊び方は幾通りもあります。ネイチャー好きなシンガポーリアンや観光客にもじわじわ人気が出ている場所、ウビン島の魅力をご紹介します。
目次
シンガポールで秘境気分を楽しもう！ウビン島の魅力についてご紹介
1.ウビン島へのアクセス
MRT「タンピネス」駅からバスターミナルで29番バスに乗車して終点「チャンギ・ビレッジ」で下車。少し歩いてチャンギ・ポイント・フェリー・ターミナルへ行きウビン島行のボートに乗船します。バスは結構時間がかかるので、チャンギビレッジまでは時間短縮のためにタクシーで行くのが便利でオススメ。12名乗りの小さなボートは人が集まり次第出航なので、出航時刻は決まっていません。料金は船内で支払うので小銭を用意しておきましょう。ウビン島までは約15分の船旅です。
2.ウビン島で遊ぶ
島についたらインフォメーションカウンターで島内マップを貰いましょう。周辺には貸自転車屋さんがいくつもあり、二人用、幼児用のかご付きなどもありますよ。値段は自転車が古いか新しいかなどで差があります。サイクリングはコースになっていますが、半分舗装、半分未舗装、アップダウンもあるので全部周るのは中級者向きといった感じです。
見どころは、島の西側にあるマウンテンバイクパーク、東側には海に張り出した遊歩道、マングローブが続く森、その先に展望タワー、北側にはゴムの木のプランテーションやジャックフルーツやランブータンの果樹園などがありサイクリングをしながらのんびりと巡るのがおススメです。海に張り出した遊歩道は干潮の時間に訪れると海底が見え、イソギンチャクやヒトデが見れますよ。マングローブの森コースを進むと展望タワーが見えてきます。のぼってみると、シンガポール本島に、眼下に広がるマングローブの森、マレーシアまで見渡せて絶景です。
3.ウビン島で食べる
ウビン島を訪れる人が最も増えるのは7月ごろだそうで、その目的はあの強烈な香りを放つフルーツの王様「ドリアン」なんです。島で採れたての旬のドリアンを食べたい方はぜひ。ランブータンやジャックフルーツなども採れ、収穫期にはシンガポール市内よりも格安で買うことができますよ。また、船着き場には小さな食堂があり、新鮮なシーフードを市内よりも安く食べられます。
◎まとめ
いかがでしたか？ウビン島には野生のイノシシや猿も生息しているので、サイクリングしていると結構な確率で遭遇するそうですよ。サイクリングをしなくても、島を一周しなくても、釣りや磯遊びをしたりと楽しみ方は何通りもあります。シンガポールの滞在に余裕がある方は、一度行ってみる価値ありなスポットですよ。
