日本から約7時間半、ついにシンガポールの玄関口チャンギ国際空港に到着!1981年の開港以来、数多くの航空業界の賞を受賞しているチャンギ国際空港は、世界一ともいわれるサービスや施設で有名。東南アジアのハブ空港として重要な役割を果たしていて、その離発着数は週に5000便を超えるというからすごい稼働率ですよね。さあ、空港施設は帰国時にゆっくり見学するとして、さっそく市内中心部へ向かいましょう!空港から市内までは近いと聞いていますが、一体どのくらい時間がかかるんでしょう?
目次
チャンギ国際空港からタクシーに乗って市内へ行こう!詳細をご紹介。
1.チャンギ国際空港から市内中心部へ行こう!
チャンギ国際空港から市内中心部までの移動方法は、大きくわけて、これからご紹介するタクシーと、路線バス、エアポートシャトル、そしてMRTと呼ばれる電車の4種類があります。この中で断然楽なのは、タクシー移動です。
シンガポールの大きさは東京23区とほぼ同じ面積。空港から市内までは距離にして17キロちょっとなので、時間にすると30分程度しかかからない上に、物価の高いシンガポールでもタクシー料金は意外にリーズナブル。スーツケースを持って電車に乗ったり、バスを降りてからホテルまで移動する手間を考えると、目的地まで運んでくれるタクシーが一番便利です!
どこから乗るの?
チャンギ国際空港は現在ターミナルは1.2.3とLCCが利用するバジェットターミナルの4つ。2017年下期からはターミナル4が稼働予定です。その各ターミナルの到着ロビーを出ると「TAXI」乗り場があります。日本語でもタクシーと書いてあるのが嬉しいですね。眠らない空港なので、タクシー乗り場も24時間対応しているので便利ですよ。
料金体系は?
通常のタクシーメーター料金(約S$18~38S$)これに空港サーチャージがかかります。金曜日から日曜日の17時から24時はS$5、これ以外の曜日・時間帯はS$3の追加。
市内から空港へ行く場合はこのチャージはありません。
夜中の0時から朝の6時までは深夜割増料金が、メーター料金の50パーセント追加されます。
また、平日の朝6時から9時半と祝日を含む毎日の18時から24時にはピークアワー料金としてメーター料金の25パーセント追加です。
これを知らないと、実際のメーターと料金が違う!ぼったくりか?となりかねないので、追加料金について留意しておきましょう。条件が重なるとメーター料金の倍近くになる場合もありますよ。
リムジンのデスクで申し込むと、4人乗りのベンツタクシーや7人乗りの大型タクシーを頼むこともできますが、料金は4人乗りがS$55、7人乗りがS$60と割高になります。人数が多くてタクシーだと2台に分かれてしまう、という時には利用価値ありです。
2.タクシーに乗る際の注意点は?
ぼったくりやメーター改造などのトラブルはほとんど聞かないシンガポールのタクシーは基本的には安全で、地元の人も良く利用します。ただし、夜間の外国人女性一人での乗車などは避けたほうが賢明でしょう。いくら安全でも海外は海外です。
降車時にはレシートを貰って下さい、タクシー番号や乗車降車時間、割り増し料金の詳細まで出ているので問題があった場合や忘れ物をした場合にも役に立ちます。
細かいお釣りを用意していない運転手さんが多いので、高額紙幣の使用は避けましょう。クレジットカードの支払いができるタクシーと、そうでないタクシーがあります。使用できてもカード手数料はお客さんが支払う事になるので注意して下さい。
チップは基本的には不要ですが、何か特別なことをしてもらったり、荷物の出し入れを手伝って貰った場合などは少し上乗せするのが普通です。
◎まとめ
いかがでしたか?世界でもトップクラスのレベルでタクシー事情が良い国、シンガポール。近隣のアジア諸国では、空港からのタクシーは長距離などでぼったくられた、とかメーターを改造していたとかそもそも白タクでだまされた、などというトラブルをよく聞きますが、シンガポールではちょっと拍子抜けするくらいスムーズ!料金も渋滞がなければ2000円前後といいますから、利用しない手はないですね。