東西が融合した魅力のプラナカン文化!チャイナタウンの関連スポット!

画像出典:R Shanmuga Sundaram. (CC BY-SA 3.0)

東西が融合した魅力のプラナカン文化!チャイナタウンの関連スポット!

シンガポールのチャイナタウンといえば、マリーナ・ベイやクラーク・キーに続く代表的な観光スポットです。中華系レストランやお土産店などの観光業を目的としたお店から、地元の人たちが使う日用品店に至るまで、たくさんの店舗がずらりと並んでいます。そんなチャイナタウンは、この国独特の歴史「プラナカン」を知るための重要な場所です。この華やかな文化に魅了される観光客も多いでしょう。ここではチャイナタン周辺にある、プラナカンに関係した観光エリアの情報をお届けするので、ぜひ旅の参考にしてくださいね!

目次

東西が融合した魅力のプラナカン文化!チャイナタウンの関連スポット!

1.パゴタストリート

出典: Henry Burrows (CC BY-SA 2.0)

シンガポールは昔から、東西の都市や地域との交易が盛んでした。そのため多くの中華系の民族やヨーロッパ人が、この地に訪れてきたのです。現地民と結ばれた中華系移民の家族ができると、子孫たちは「プラナカン」と呼ばれるようになりました。プラナカン文化は、ヨーロッパと中華・マレー系の文化がミックスされた文化で、その華やかさが特徴です。

そんなプラナカンの文化が、チャイナタウンでも見ることができます。パゴタストリートはレストランが多く、夜遅くまで人通りのある活気あふれる場所です。この通りに立っているプラナカン風の建築物は、アジアチックなデザインとヨーロッパ的なデザインが見事に融合されているので、見ごたえあります。観光も兼ねてぜひ、シンガポールならではのプラナカン文化に触れてみてください!

2.チャイナタウン・ヘリテージ・センター

チャイナタウンの中で、プラナカン文化と歴史の基礎がよく分かる場所と言えば、チャイナタウン・ヘリテージ・センターです。中華系移民の家族が実際に住んでいた建物を歴史博物館にしたもので、館内にはその当時使われていたままのインテリアや生活用品などが展示されています。

館内の模型を見ればわかりますが、この大きな家の中には、様々な職業に就く複数の家族が一緒に住んでいました。プラナカンの華やかな文化の裏には、こうした移民時代の努力があったことが感じられるでしょう。また、センターにはギフトコーナーがあるので、関連お土産を購入することができますよ!

3.ブレア・ロード

プラナカン文化の象徴のプラナカン建築とは一体どのようなものでしょうか。「チャイナタウン・ヘリテージ・センター」として使われていた建物もそうですが、一階を店舗や事務所、そして2階より上を生活エリアとして使うよう設計されています。このような建物を「ショップハウス」と呼び、現代の一般住宅のようなものは「テラスハウス」といわれています。

数件をつなげて建ててあるのと、一階の前方部分がアーケードになっているのが特徴です。こういった歴史的な建築物を見るために、チャイナタウンから少し足をのばして、ブレア・ロードまで行ってみてください。アジアンな雰囲気の中にも、ヨーロッパの繊細なデコレーションが描かれた可愛い家が見られますよ!

このストリートにある建物は、パステル系に白の装飾のあるデザインと、花や幾何学などの複雑な模様のデコレーションが特徴的で華やかです。近くのニール・ロードやエヴァートン・ロードにもプラナカン建築がありますが、比べてみるとよく分かるでしょう。

◎まとめ

主に建築物が見られる、プラナカン文化の観光スポットを紹介しました。プラナカン風のデザイン置物や陶器、衣類や靴なども人気がありますよね。そのようなお土産は、オーチャードロードの「メリッサ」や、アラブ・ストリートの「Little Shphouse」などにもあります。また、「プラナカン博物館」はこの文化を知るためになくてはならない施設です。特にプラナカンの間で重要視されていた、結婚の儀式に関する興味深い情報や品物などが展示されています。ギフトショップでは、プラナカンデザインの綺麗なグッズ類が手に入りますよ。ぜひ訪ねてみてくださいね!

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